北海道|八雲町落部地区地域水産業再生委員会

落部漁業協同組合

取組概要 衛生管理の向上による付加価値向上
キーワード 活け締め
入札販売
活魚出荷
販路 域外流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 ホタテ
エビ
サケ
タコ
マツカワ

浜プランの取組内容

【付加価値向上対策】
①衛生管理の向上による魚価対策(ホタテガイ養殖漁業98経営体)
・食に対する国内消費者の安全意識の高まりに加え、中国など海外からの需要の高まり等を踏まえ、落部漁港において衛生管理の強化に取り組むこととする。平成22年度に整備された陸揚げ岸壁の天蓋施設を有効に活用する形で、漁協は、道の協力も得て、落部漁港の衛生管理強化のための施設整備計画を策定する。その上で、産地水産業強化支援事業を活用して衛生管理の強化した荷捌き施設の新設を行うべく、平成26年度は実施設計を行う。
・また、ホタテガイ養殖漁業者は、漁港内での作業ルールを設定し、作業動線の輻輳化を排除するとともに従来からの木箱利用からプラスチックコンテナ利用による搬出体制に転換することにより水産物の細菌の混入リスクを低減させる。
・加えて、ボイル加工仕向け出荷を除き、コンテナ利用による出荷は、買い受け業者の要望に応じた選別出荷が可能となり、出荷物の品質等の評価が価格に反映されやすいことから、輸出仕向け出荷分から順次、共同値決め方式を入札方式の販売形態に移行する。
(入札方式の導入は、作業工程上、これまで以上に時間を要することから、まずは大量の労働力を要する耳吊り作業が本格化する前(1月~3月末)までの全取扱い量を対象とする。)
②鮮度保持の向上よる魚価対策
(刺網漁業39経営体、さけ定置漁業1経営体、底建網漁業29経営体、たこ漁業33経営体、エビかご漁業26経営体、いか釣り漁業2経営体)
刺網漁業、さけ定置漁業、底建網漁業、たこ漁業について、消費地販売店や飲食店からの需要に応じて、活魚、活〆販売の導入を図るため、漁協が中心となり関係漁業者は、活〆講習会を開催する。また、いか釣り漁業も含め、水揚から出荷までの施氷方法等鮮度保持の手法をマニュアル化し地域として統一した鮮度保持体制を確立するとともに、新たな販路拡大を図るため、独自の販売戦略を策定し、地域ブランド醸成を検討する。
エビかご漁業においては、漁船内で冷却海水を使用するとともに、産地水産業強化支援事業を活用し、荷捌施設内に活エビに対応できるよう冷却した殺菌海水を使用する水槽の整備に向けて、平成26年度は実施設計を行う。
【生産力向上対策】
③ザラボヤ対策(ホタテガイ養殖漁業98経営体)
・ホタテガイ養殖漁業者及び漁協は、ヨーロッパザラボヤの異常付着による養殖ホタテガイの生育阻害、脱落やへい死を減少させる為、噴火湾海域良質ホタテガイ安定生産推進漁場改善計画による漁場環境保全対策を実施するとともに、ザラボヤの洋上駆除を必要な機器を導入して徹底実施することで、水揚量の増加とヨーロッパザラボヤの根絶を目指す。以上の取組により、成長促進により漁業収入向上を目指す。
以上①及び③の取組によりホタテガイ養殖は基準年に対し0.3%以上、②の取組によりその他漁業は基準年に対し0.3%以上の漁業収入向上を目指す。
【水産資源対策】
④新規養殖の拡大及び資源の増殖(刺網漁業39経営体、採介藻漁業70経営体)
・関係漁業者と漁協は、水産試験場等の試験研究機関と連携して、マボヤとアサリの採苗技術の向上を図り、札幌等を中心とした国内消費地の各量販店を回るなど販路の開拓を行うことで、新たな養殖漁業としての企業化(複合養殖体制の確立)の実現を目指す。又、クロゾイ、マツカワの稚魚放流を行い浅海漁場の資源増大を図ることで、水産資源を安定増大させる。
⑤漁場環境の保全と資源量の増大(採介藻漁業70経営体)
・採介藻漁業者は、漁協と協力して、荒廃した漁場を回復させるために、雑海藻除去のほか、実入りの悪いウニ等の駆除対策を定期的に実施するとともに、藻場の保全効果を確認するためにモニタリング調査を独自に実施し、必要に応じて、雑海藻除去の翌年は除去海域を自主禁漁する等の対策を検討する。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 落部漁業協同組合
住所 〒049-2562 北海道二海郡八雲町落部529
電話番号 0137-68-2211