北海道|北海道苫前地域水産業再生委員会

北るもい漁業協同組合(苫前支所)

取組概要 ヒラメの活け締め・神経締め
キーワード 活け締め・神経締め
活魚出荷
直売店舗産直工房きたる
販路 域外流通
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 ヒラメ
ウニ
ホタテ
ナマコ
タコ

浜プランの取組内容

①水産資源や生産量の増大と付加価値向上
・ウニ漁業者(8名)は、ウニの放流に取り組むとともに、藻場回復のため藻場清掃などと藻場環境を維持するためのモニタリング調査とをあわせて行うことで、効率的に資源の増大に取り組む。
・刺し網漁業者等(32名)と漁協は、「ハタハタ産卵藻場」の整備を北海道に要請するとともに、水産技術普及指導所の協力を得て効果的なハタハタの人工孵化放流手法の拡大に努め、放流後には資源量等のモニタリング調査を実施することで資源量の増加に取り組む。
また、ニシン、ヒラメの資源量の増加を図るため、栽培漁業振興公社と連携した稚魚放流にも取り組み、放流後には資源量等のモニタリング調査を実施する。
さらに、買受け業者を通じて消費地側からの鮮度保持、品質向上への要請を踏まえて、ヒラメを対象に活〆や神経〆の取り組みを進めるほか、全ての魚種を対象に衛生管理の向上を図るため、水揚げ後出荷までの低温管理(10℃以下)を徹底するための低温保管施設(雪冷熱エネルギーを利用した保管施設)や海水殺菌装置を活用した鮮度保持対策に取り組む。あわせて、統一的な対策となるよう、取り組みのルールを設定する。
・ナマコ桁網漁業者(10名)と漁協は、ハタハタと同様、水産技術普及指導所の協力を得てナマコの人工孵化手法の確立に努めるとともに、桁曳きにより傷のついたナマコについては、これまで出荷していたが放流し健全な状態で再度漁獲することで、資源の適切な利用、出荷時の品質向上に努める。なお、出荷時の品質向上にあたっては、船上水槽を増設することで過密して収容していたナマコを改善し、かつ、海水流水によりビランを抑制し鮮度保持に取り組む。
・タコ漁業者(40名)は、仲買業者からのニーズに対応して、鮮度保持を図るべく漁獲時に内臓除去の1次加工処理を行ったうえ出荷することで、魚価単価の向上を目指す。また、「活」出荷にも試行的に取り組むこととし、蓄養水槽や殺菌海水装置の整備を行い、荒天時等にも安定して出荷することで量販店の信頼向上にも取り組む。

②新規販路の開拓等による販売量の拡大
・ホタテガイ養殖業者(14名)は、東北地方において震災以降、種苗生産体制が回復しないなどの現状から作業工程を「種苗生産~成貝育成・出荷」から「半成貝購入~成貝育成・出荷」に移行しつつあることを踏まえて、東北地方の養殖漁業者との連携を深め「種苗生産~半成貝育成」の過程を当地区で補完することで、出荷数量(金額)の増大に取り組む。また、韓国や中国でのホタテガイ需要の高まりを受け、漁業者と漁協、仲買業者は、衛生管理研修会等を開催し衛生管理意識の啓発・普及に努めるとともに、流通業者等から現地の意向などを聞き、必要に応じて衛生管理設備の設置を行うなど、東アジアを中心として輸出向けの出荷量を増やすことを検討する。
・エビ漁業者(3名)と漁協は、「エビ篭オーナー」制度の一層の普及に努め、消費者に対する知名度の向上を通じて、新たな販売ルートの開拓に努める。
・漁協と全漁業者は、羽幌本所の「産直工房きたる」と連携した当地区での新たな直売店舗の開設を図ることとし、エビ、タコ、カレイ製品等を中心とした販売戦略を企画、展開する。また、漁業、農業、風力発電産業が民間ベースで新たに連携して参加型体験観光メニューを企画することとしており、こうした取り組みによる観光客の誘致と連携して朝市開催などによる消費拡大にも取り組む。
・漁協と町は、観光協会とも連携し、イカ釣り外来船への地元温泉入浴券の無料配布などを行うことにより、イカ釣り外来船の誘致に取り組み生産量の増大を図るとともに、氷・魚箱の販売拡大による関連産業の活性化にも取り組む。

■これらの取組により基準年に対し0.6%の漁業収入向上を目指す。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 北るもい漁業協同組合(苫前支所)
住所 〒078-3701 北海道苫前郡苫前町字苫前85
電話番号 0164-64-2331