北海道|ひだか漁協地区地域水産業再生委員会

ひだか漁業協同組合

取組概要 活け締めやシャーベット氷等による鮮度保持
キーワード 活け締め
活魚出荷
資源増大
販路 域外流通
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 サケ
タコ
マツカワ
ホッキガイ
コンブ

浜プランの取組内容

・さけ・ます定置網漁業者(15経営体)は、春定置網における時鮭の一部を素早く船上活〆し高鮮度保持を図っているが、消費販売地等での高いニーズに応えるため、船上活〆出荷の割合を増やすとともに、サケ・マスにおいても海水シャーベット氷又は粉砕氷、殺菌海水を活用するなど最適な保存方法を検討しつつ、鮮度維持と衛生管理を強化することで、付加価値向上を図る。
・かれい固定式刺し網漁業者(175経営体)とその他刺し網漁業者(169経営体)は、関係漁業団体等で構成するえりも以西協議会と連携し、同協議会内にマツカワの魚価対策プロジェクトチームを設置し、出荷体制の整備とともに、新たな加工品開発、販売流通体制の確立等、高付加価値化のための具体的な取り組みを検討、実施する。また、北海道栽培漁業伊達センターにおけるマツカワの種苗生産活動と連携して放流を行い資源の維持安定に努めるとともに、漁獲したマツカワのうち良質なものを船上選別し、船内の海水槽で運搬、荷揚げ後は殺菌海水を使用した活魚水槽を活用した活魚出荷による付加価値の向上に努めるとともに、市場動向に応じた出荷調整の可能性を検討する。
・たこ漁業者(168経営体)は、消費地飲食店等において、これまでの鮮魚から「活」へのニーズが高まっている状況から、漁獲したタコを漁獲後速やかに船内の海水シャーベット氷を入れた水槽に入れ、荷揚げ後は、殺菌海水を使用した活魚水槽の活用を検討することにより、消費地までの活出荷の強化に努める。
・ホッキの桁曳き漁業者(54経営体)は、従来、割れホッキ貝は商品価値が低いことから出荷はせず、自賄いとしていたが、近年は、消費地飲食店等からのむき身のニーズが強い状況から、割れホッキをむき身での袋詰め販売に試行的に取り組む。
・昆布漁業者(205経営体)は、昆布の胞子活動が活発化する9月から荒廃した藻場の雑海藻の駆除を行ない、高分子粘性液体を使用し胞子体を定着させ、藻場の育成・拡大に努めるとともに、自主的な休漁制限を行い、生産性の高い藻場を確保し、資源増大を図る。
・うに漁業者(121経営体)は、資源増大を目的に各地区うに部会が行うウニの放流事業に併せて、荒廃漁場にいる実入りの悪いウニについても採取後同様に放流する事により、増産を図る。なお、安定した藻場環境を確保するためモニタリングを行うとともに、必要に応じて、ウニの外敵生物を駆除し、効率的な資源の増大を図る。
・ひだか漁協と全漁業者は、消費拡大に向けた取組として、漁協婦人部との連携により、北海道農業近代化技術普及センター札幌支所で開催される販売促進イベントに試験的に参加、新ひだか町との連携による東南アジア圏の旅行代理店を招いての鮮魚のPR活動を通し、鮮魚販売量の増加に取り組む。 また、新たな販路の拡大を見込み、地元加工業者との連携により、日高産の加工品(イクラ、サケ、ホッケ)を大手商社経由にて、香港、オーストラリア等に輸出販売を行う。さらにマツカワの活締めをマレーシア等に試験販売を行うとともに、近年定置で水揚げされるブリの販路を確保するため、販売先の需要を踏まえ最適保存方法を検討しつつ、関西方面への販売促進活動を検討する。
・ほっけ漁業者及び刺網漁業者(169経営体)は、近年ホッケの取り扱いにおいて、加工品だけではなく刺身等の生食に大手回転寿司チェーン店・和食店等からの需要が高まっているため、船上において活魚状態のホッケを冷海水締めすることで、単価向上と販路拡大を図る。
・ひだか漁協とたこ漁業者(168経営体)は、北海道が実施する水産基盤整備事業によるタコの産卵・育成漁場の整備促進を要請するとともに、整備した施設の効果を高めるため、自主的な漁獲体長制限の実施をすることで、タコの資源増大及びタコ漁の経営の安定化を図る。
・ひだか漁協と定置漁業者は、近隣漁協とも協力しつつ、健康なサケ稚魚の生産と放流を通じて、さけ資源の安定増大を図るため、日高管内さけ・ます増殖事業協会との連携による、さけます孵化場の整備を実施する。

これらの取り組みにより、基準年より0.1%の収入向上を見込む。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 ひだか漁業協同組合
住所 〒059-2565 北海道日高郡新ひだか町静内春立141
電話番号 0146-48-2111