北海道|北海道枝幸地区地域水産業再生委員会

枝幸漁業協同組合

取組概要 ホタテのブランド力向上
キーワード EU向け輸出
EUハサップ
低温管理
販路 域外流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 ホタテ
サケ
カニ
タコ
ウニ

浜プランの取組内容

1.EU向け輸出の推進等によるホタテ単価の向上
・ホタテガイ漁業者245名と枝幸漁業協同組合は、平成27年のEU向け輸出を目指し、当地区を含む宗谷南部海域においてホタテガイのEU出荷の海域指定を受け、今後のEU出荷量(原貝で400トン程度を目標)を増やす。さらに、船上での漁獲作業や枝幸港での水揚げ、加工場への搬送に おいて「北海道対EU輸出ホタテガイ管理要領(宗谷南部海域)」等を遵守した体制となるよう、 以下に示す取組みを行う。
 (1)枝幸漁業協同組合は、砕氷施設、荷捌所、トラックスケール等の老朽化施設の整備更新に順次取り組む事により、各施設の衛生管理の強化を図る。
(2)枝幸漁業協同組合は、漁協直営加工施設について、民間加工場と連携しホタテのEU輸出に向けたハサップ認定を受けるための加工機器の更新や増設を進め、ソフト面、ハード面の両面から見直しを行う。
(3)ホタテガイ漁業者245名は、漁獲量の増産や安全な操業体制の確保を図るため、漁船の更新に伴い大型化を順次進める。
2.水産物のブランド化など付加価値向上と各種イベント等での宣伝普及活動推進
・全漁業者及び枝幸漁業協同組合と枝幸町は、枝幸町商工会や観光協会、農協などとともに組織する「ブランド推進プロジェクト協議会」が定める販売戦略に基づき、町の支援を受け、道内外で開催されるイベントで宣伝活動を行うとともに、消費者との交流型事業を通して、安心で安全な水産物を生産していることをアピールし、消費者に信頼される産地としての魅力を発信していくことにより、水産物の付加価値向上と魚価の向上を目指す。
・サケ定置網漁業者212名と沖合底引き網漁業者1名は、水揚げ後に冷却水タンク保管や漁船の魚倉に砕氷等を投入し運搬するなど冷却効果を高めることで、水揚げ後出荷までの低温管理 (5℃以下)を徹底する。加えて、鮮度保持・衛生管理強化・サケ魚卵の歩留まり向上を図るため、海水殺菌装置の整備を検討する。
3.栽培・資源管理型漁業による安定した水揚げの確保
・ホタテガイ漁業者245名は、漁場の海底耕耘を通じて、食害をもたらすヒトデ駆除の強化を図ることにより、安定した水揚げを確保し漁獲量の向上を目指す。
・サケ定置網漁業者212名は、増養殖事業の推進による安定した水揚げを確保するため、適正な河川放流のほか、宗谷管内さけます増殖事業協会と連携し、前浜において、プランクトン調査、水温調査などの環境のモニタリングを行い、実践的知識・技術の習得を目指すことで放流適期を把握し、適切な放流の実施に努め、サケの回帰率向上を図る。
・タコ漁業者220名は、漁獲した稚ダコの保護に努めるべく、漁協独自に一定重量(2.5kg)以下については放流を徹底し資源保護に取組むことで、将来にわたり安定した漁獲量の確保により収入向上を目指す。
・その他、毛ガニ篭漁業やナマコ桁網漁業を兼業で行う全ての漁業者と漁協は、ホタテやサケ偏重の漁業形態から複合漁業形態への転換を図るべく、資源量調査に基づく自主的な漁獲制限ルールの設定などを通じて資源管理に努めることで、毛ガニやナマコなどの増産を図る。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 枝幸漁業協同組合
住所 〒098-5805 北海道枝幸郡枝幸町幸町7888
電話番号 0163-62-1285