北海道|鹿部地区地域水産業再生委員会

鹿部漁業協同組合

取組概要 衛生管理の徹底と高鮮度出荷による高付加価値化
キーワード 活魚出荷
活け締め
低温管理
販路 域外流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 ホタテ
カレイ
スケトウダラ
マツカワ
タコ

浜プランの取組内容

・漁協と全漁業者は、⿅部漁港における衛⽣管理の強化のため、⿅部町⽔産物衛⽣管理推進委員会と連携し、⿅部漁港市場衛⽣品質管理マニュアルを定め作業動線の輻輳化を排除することで⽔産物の細菌リスクの低減を図るとともに、市場関係者の衛⽣意識の向上を図るため、衛⽣品質管理講習会を開催する。また、漁港内の粉じん⾶散防⽌のため、漁港⽤地のアスファルト化を計画する。
加えて、各々の漁業種類毎に以下の取組を進める。
・ほたて養殖漁業者(89名)と漁協は、中国など海外からの需要の⾼まりや国内消費者の安全意識の⾼まり等を踏まえ、漁獲物への細菌混⼊リスクの低減に努めるためホタテ⾙の⽔揚げに際し殺菌海⽔を使⽤した⾙殻洗浄に努めるとともに、運搬時には⽊枡に代えて、洗浄が容易で衛⽣⾯で優れているプラスチックコンテナを順次導⼊する。このことによって、品質、鮮度保持、衛⽣管理の向上に取組み、東南アジア向け輸出の拡⼤や付加価値向上を図る。加えて、徹底した選別による出荷サイズの統⼀化にも努める。
また、ヨーロッパザラボヤの異常付着による養殖ホタテ⾙の⽣育阻害、⾙の脱落や斃死を減少させるため、必要な機器を順次導⼊し可能な限り徹底した駆除に努めるとともに、駆除したザラボヤの全量回収と堆肥化処理などを⾏うことで、ホタテ⾙の⽔揚増加を⽬指す。
さらに、⿅部町は、⿅部町漁業系廃棄物リサイクル施設において⾏っている廃棄物の適正な処理と肥料としての製造について、ヨーロッパザラボヤの⼤量付着により施設での処理が間に合わない状況となっていることから、ザラボヤの処理量を増⼤できるよう、今後の施設の拡張整備などについて検討する。
・刺網漁業(118名)、定置網漁業者(10名)と漁協は、北海道栽培漁業振興公社や関係漁業者等で構成される「えりも以⻄栽培漁業推進協議会」の協⼒を得て、マツカワ種苗25,000尾を放流し、資源の増⼤を図る。加えて、仲買等流通業者や加⼯業者等からの要請に応えるためマツカワ、サケ、マグロ、ブリ、スケトウダラなどを対象に、プラスチックコンテナの活⽤による殺菌海⽔を使⽤した海⽔氷による出荷までの低温管理(5℃以下)の徹底と衛⽣的な流通体制の構築を検討する。
また漁協は、消費地販売店等からの需要に応じ、活〆販売拡⼤のため、関係漁業者への活〆講習会を開催するほか、上記取組みなどの推進のため、漁業者へ氷を安定供給ができるよう、使⽤する氷の種類や必要量などの調査を⾏い、必要に応じて製氷機の整備を検討する。関係漁業者は、漁船への氷の供給⽅法などを統⼀し、鮮度の均⼀化に取り組むとともに、たこ漁業者(75)を含め、活⿂⽔槽を活⽤した活保管と消費地のニーズに合わせた出荷調整に取り組み付加価値向上を図る。
・採介藻漁業者(270名)、刺網漁業(118名)、桁網漁業者(33名)と漁協は、⿅部町とともに、底質が砂地のために海藻の繁茂に適さない海域において、マコンブ、ソイ類、アイナメなどの⽔産資源の⽣産⼒の向上や保護などを⽬的に囲い礁を設置するべく、⽔産技術普及指導所等の協⼒を得て、囲い礁の最適構造や設置場所の適地選定などについて検討する。また、採介藻漁業者(270名)は、漁協及び⿅部町と連携し、コンブ漁場の繁茂状況や環境状況などについてモニタリングを⾏い、その結果を基に必要に応じ、岩盤清掃による雑海藻駆除や転⽯、鉄鋼スラグによる腐植酸鉄等の供給などを⾏い、コンブ資源の増⼤に努める。
・採介藻漁業(270名)、桁網漁業者(33名)と漁協は、⿅部町、北海道庁、⽔産技術普及指導所、⽔産試験場等の協⼒を得て、ナマコ種苗⽣産技術の取得に努めナマコの種苗⽣産と放流を実施するとともに、放流区域の⼀部をナマコの産卵育成場として、⼀定期間採捕禁⽌区域に設定することで資源の維持増⼤を図る。また、ナマコ種苗を漁港内に試験放流し、追跡調査を⾏うことで成⻑や⽣残、拡散状況などを把握し、放流効果の検証を⾏い、放流技術の向上に努める。
・コンブ養殖漁業者(21名)は、漁協および⽔産技術普及指導所と連携し、沖出し後のこんぶ種苗が適正に成⻑できるよう、これまで個々の経験により取り組んできた成⻑に応じて⾏われる間引きや浮上作業について、共同で知⾒を収集し、マニュアル化を図るとともに、対策を徹底することで、コンブの品質向上および増産に取り組む。
・このほか、全漁業者及び漁協は、地域イベント等での鮮⿂及び昆布販売によるPR活動を⾏い、地産地消対策に取り組むとともに、⼤消費地への販売促進活動を⾏うための販売戦略を策定し、全ての漁業種類で、販売促進イベントなどを通じて、地元産⽔産物の知名度向上と販路拡⼤を図る。
また、間引き養殖昆布や天然昆布を使⽤した新たな商品を積極的に開発し、地元物産館で販売することにより、知名度向上と販路拡⼤に取り組む。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 鹿部漁業協同組合
住所 〒041-1403 北海道茅部郡鹿部町字宮浜323
電話番号 01372-7-2311