青森県|岩屋地域水産業再生委員会

岩屋漁業協同組合

取組概要 低温管理と衛生管理の徹底による高付加価値化
キーワード 藻類加工品
低温管理
東通村生産物等直売所
販路 域内流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 スルメイカ
サケ
タコ
アワビ
ウニ

浜プランの取組内容

 以下の漁業収入向上の取組及び漁業コスト削減の取組により、いか釣り漁業者については基準年から9.5%、一本釣り漁業者については9.4%、小型定置網漁業者については0.5%の所得向上を図る。
1)水産物の付加価値向上の取組 当地区は幹線道路が限定され、水揚から消費地に届くまでに相当の時間を要するなど流通段階での漁獲物の品質低下が懸念されることから、いか釣り漁業者は、市場や水産物取扱業者の要望により、イカを釣り上げた後、季節毎に砕氷の量を調整しながら、砕氷を箱の底部に押し詰めた発泡スチロール箱にイカを並べ、コテを使用して表面を平にしたのち、混入物を防ぐためすぐに蓋をし、さらに直射日光等による高温化を防ぐため魚箱をシートで覆うことにより低温管理(5℃以下)を徹底する。なお、溶解水によるイカの体色変色を防止するため、箱の底部に水抜き穴のついた発泡スチロール箱を利用して白色化を抑制する。また、従前の昼釣イカ釣による漁獲物は、関東以南の主要消費地市場入荷が漁獲後二日目朝であったが、漁船入港時間の早期化等を検討し、翌日朝の主要消費地市場のセリに間に合わせることで、従前品よりも高鮮度・高品質品の出荷による魚価の向上実現を検討する。 一本釣り漁業者及び小型定置網漁業者は、市場等の要望を受け、漁獲後の品質管理(漁獲後の高度衛生化)を強化するために各漁船への海水殺菌装置の導入を検討し、漁協荷捌き所においても、殺菌海水による洗浄を徹底する。またサクラマス・ヒラメ・アイナメ等の船上活締めによる出荷量を増やすこと、活締め後の迅速な箱詰め(迅速な施氷作業と出荷時期に応じた施氷量の調整による低温管理(5℃以下)を含む)の徹底に取組むほか、漁協は、全漁業者を対象に活締め技術講習会を開催し普及拡大及び適正実施の啓発に努め、漁業者はその技術の習得に努める。 漁協は、スルメイカや海藻類(コンブを除く)など生の状態で長期間鮮度を維持できない水産物について、これまで仲買業者を通じて他地域への出荷を中心に進めてきたが、販路が限られ一部が余剰資源となる可能性があること、また地元住民や近隣むつ市住民及び観光シーズンに当地を訪れる観光客から地元での直接販売を求める声が大きくなってきたことから、各漁家や漁協加工場では、地元ニーズを踏まえつつ、スルメイカ加工品や乾燥マツモ及びフノリ等の藻類加工品を製造し、東通村生産物等直売所において販売することにより、漁家所得の向上を図る。
2)良好なサケ海産親魚の供給等によるサケ回帰資源の増大 小型定置網漁業者は、サケふ化放流事業を実施する近隣のふ化場に対し、定置網でとれる成熟(ブナ化)が進み、傷の少ない、3kg以上の良好なサケ成魚を海産親魚として供給し、種苗生産・放流数の安定化を図るとともに、河川環境改善のため上流部への植樹を行うことで、サケ回帰資源の増大による漁業所得の向上を図る。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 岩屋漁業協同組合
住所 〒035-0113 青森県下北郡東通村大字岩屋字往来172
電話番号 0175-47-2009