岩手県|岩手県沖底協会地域水産業再生委員会

岩手県底曳網漁業協会

取組概要 鮮度処理を行ったマダラを「沖締めマダラ」として出荷
キーワード 沖締め
滅菌冷海水
脱血処理
販路 域内流通
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 イカ
タラ
キチジ

浜プランの取組内容

1.漁業者と協会は、従前より県別割当(TAC)のあるスルメイカ(本年度割当5,600t)とスケトウダラ(本年度割当6,800t)について資源管理を進めるべく14隻全船で、休漁や曳き網回数の制限、1日/隻の漁獲制限等に取り組んできた。1隻あたりの漁獲量の低下も懸念されることから、26年度に2隻のスクラップ減船(許可隻数を14隻から12隻へ)を実施することで、1隻あたりの漁獲量の増加を図る。
2.漁業者は、従前より、漁獲対象魚種の違いに関わらず同じ網目の漁網で操業していたが、キチジを対象とした操業にあって約60%の割合で幼魚(10㎝以下)が漁獲されていた。キチジ幼魚の平均単価は、成魚の40分の1と極めて廉価であるだけでなく資源量減少につながることから、(独)水産総合研究センターの指導の下、目合いを30mmから63mmに拡大することとし、漁船への導入を順次進めていくことにより、キチジ幼魚等の漁獲の減少(約70%脱出可能)に努める。
3.漁業者は、従前より漁網等による傷のないマダラを選別の上、魚箱に下氷を敷きサイズ別に箱詰め出荷してきたが、更なる品質向上と衛生管理強化に取り組むべく、マダラを沖で活〆し、殺菌冷海水を用いた水氷により脱血処理をするとともに、その後も魚箱に下氷したうえで低温管理したマダラを、より良質な沖〆マダラとして出荷し、また出荷量を増加させる。なお、次年度以降は本年度の取組について、買受人等からの評価を反映して活〆や低温管理方法などの改良を行い、高い鮮度での均一化に取り組むことで消費者に対し信頼性の向上に努める。(沖〆マダラ出荷量を段階的に増加させることとし26年度は漁獲量の5.0%分を実施) スルメイカについては、従来よりバラ積みでタンクに入れてのスケール販売であったが、付加価値向上を図るべく、傷のないスルメイカを船上で選別の上、下氷を敷いた魚箱に並べ、低温保管し、箱スルメとして出荷する。(箱スルメ出荷量を段階的に増加させることとし26年度は漁獲量の0.3%分を実施) また、宮古市は、沖合底曳網漁船の水揚げ基地となっている宮古魚市場が、大日本水産会の高度衛生品質管理市場認定を受けた市場であることから、平成28年度末に増築予定の新宮古魚市場についても冷海水殺菌装置等の整備を行うなど衛生管理対策に努めることとしており、漁業者と協会は、生産段階から荷捌き・出荷に至る過程で一貫した衛生管理が図られるよう以下の取組を進める。
①漁業者と協会は、宮古魚市場が毎年開催する衛生管理研修会に積極的に参加し、衛生管理意識の向上に努める。
②漁業者と協会は、漁港における各種作業にかかる動線を整理し輻輳化を回避することで水産物への細菌混入リスクの低減に努めるべく漁港内の作業ルールを設定する。 これらの取組により、漁業収入を1年目には基準年より2.1%向上させる。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 岩手県底曳網漁業協会
住所 〒027-0006 岩手県宮古市鍬ヶ崎上町52−20
電話番号 0193-62-6067