岩手県|小本浜地区地域水産業再生委員会

小本浜漁業協同組合

取組概要 加工への取組による付加価値向上
キーワード おもと浜っこあげ
殺菌冷海水
鮭ん坊
販路 域内流通
取組タイプ 新商品開発
魚種 イカ
ワカメ
コンブ
サケ
サバ

浜プランの取組内容

 小本地域の全漁業者及び漁協は、漁協女性部、岩泉町と連携し、地域振興施設(加工、直販、食堂の竣工は平成28年3月頃)の整備に向けて、平成26年度は、新商品開発や催事等における試験販売を中心に取り組む。又、自営定置、小型漁船漁業者は市場取扱い魚種の付加価値向上のため、活魚出荷や鮮魚出荷にかかる低温管理による品質確保などの取り組みを検討する。具体的には、以下のとおり。
①低利用資源等の新たな水産加工への取り組みと付加価値向上対策・現在、採卵後の川鮭は、定置で採捕する鮭と比較して見劣りする等の理由から市場へは出荷しておらず、これまで漁協は周辺地域の個人消費用又は業者へ飼料、食品加工用として低価格で販売してきた経緯がある。このため、漁協は漁協女性部と協働して、採卵後の低価格な川鮭を利用した水産加工品(すりみ、さつま揚げ等)を試作し、町内イベントにて販売実験と同時に試食会、アンケート調査等による広報活動を通して、小本川鮭の付加価値向上と普及の可能性を探る。
・漁協は漁協女性部と協働して、自営定置で多量に水揚げされた場合や型が小さい等の理由で低価格の魚種(主にゴマサバ)を利用したすりみやさつま揚げ等の新たな加工品の開発や、販売実験、試食会を実施することにより、販売収益向上のための実現性について検討する。
・養殖わかめ、こんぶ養殖漁業者(8名)は、これまで未利用であった茎やメカブ部分を有効活用する為の出荷体制を検討する。又、漁協と女性部は茎やメカブを活用した惣菜等の新商品開発による付加価値や収益の向上のための取り組みについて検討する。
・採介藻漁業者(162名)は、郷土食である塩ウニを製造し地域振興施設で販売するこための生産加工体制について検討する。
②水産加工品及び鮮魚の地場流通による消費拡大
・岩泉町と漁協は、地場流通鮮魚・水産加工品の消費者ニーズや販売方法、運営体制等を検討協議する
③市場取り扱い魚種の付加価値向上を目指す対策
・自営定置及び小型船漁業者は、ヤリイカ、スルメイカ、ブリ、タナゴ、アイナメ、カレイ、メバル、ヒラメ等の魚種については、施氷や神経〆などの工夫により高鮮度出荷に取り組むことを検討する。
・漁協は、市場取扱い価格の低い型や魚種については、地場流通化に取り組むことにより新たな消費拡大を検討し、単価の向上を目指す。
・漁協は、ウニむき身作業の衛生管理向上のため、殺菌冷海水装置を導入するとともに、採介藻漁業者に対して、ウニむき身作業に際して殺菌冷海水を使用した上、保冷剤等を利用し、衛生管理、温度管理を徹底するよう指導する。
④後継者対策及び水産物の普及等の取り組み
・岩泉町と漁協は、漁業就業者育成協議会の設立による漁業担い手の確保・育成の取り組み内容について検討する。
・漁協は、町内の児童・生徒を対象とした「小本川新巻き鮭」作りなどの体験学習、出前授業等を開催し、児童・生徒の漁業への理解を深め、後継者の育成に取り組む。
・漁協女性部は、町内各種イベントの参加を通じ「おもと浜っこあげ」(鮭のさつま揚げ)、「鮭汁」(鮭のすり身汁)等の販売促進、魚食普及の推進を図る。
⑤資源管理の推進
・漁協は、鮭稚魚の健苗育成と適期放流により回帰率を向上させ、資源量の増大と所得向上を図る。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 小本浜漁業協同組合
住所 〒027-0421 岩手県下閉伊郡岩泉町小本字家の向221-1
電話番号 0194-28-2125