福井県|三国底曳地区地域水産業再生委員会

三国港機船曳網漁業協同組合

取組概要 窒素氷を利用した高鮮度出荷への取組
キーワード 窒素氷
神経締め
販路 域外流通
取組タイプ 出荷形態(共同化・集約化など)
魚種 アマエビ

浜プランの取組内容

① 新たな販路開拓と流通体制の整備
漁協は漁業者と協力して、漁獲物の酸化を防いで鮮度をより長く保てる「窒素氷」を利用した新たな販路開拓のため、仲卸、首都圏の飲食店や個人に甘えびの供給を開始するための検討を始めることとする。
この「窒素氷」を使った鮮度保持方法については、県内・近隣に「窒素氷」を製造する施設がないことから、現在、釧路より取り寄せて行っている現状にある。具体的には、出荷先毎に担当経営体を決めて取り組んでいるが、漁船の魚倉や甘えびの出荷時に「窒素氷」を使用し、酸化を防ぐ中で鮮度保持を行うものである。しかしながら、この間の取組では、出荷先毎に担当を決めて取り組んでいることから、操業場所や経営体毎に、漁獲する甘エビの大きさにバラツキがあり、出荷先のニーズに合わないという課題が発生している。今年度は、仲卸、首都圏の飲食店や個人に甘えび供給をいかに促進させるかとともに、各顧客ニーズに応じた取組方法についても検討することとする。
② 水産物の高鮮度保持による市場価格向上
現在、三国産の甘エビの漁獲量の約90%が石川県に出荷されているが、三国港の漁獲物の陸揚げから出荷までの流れは、18時から19時に陸揚げされた甘えびは20時のセリ(夜セリ)にかけられ、1時間30分程度のトラックによる陸送で石川県に運ばれる。しかしながら、石川県の甘えびのセリは、深夜2時から開始されることから、三国産と石川県産との甘えびの鮮度差は明確で、魚価低迷が発生している。「窒素氷」を使用することで鮮度保持が可能となり、三国産甘エビ本来の品質が保てることにより魚価向上が期待できることからも、漁協は平成29年度の製氷施設の供用開始に向けて漁業者と協議を開始することとする。
③ 地元水産物の利用促進や地産地消の推進
坂井市と漁協は、坂井市教育委員会との連携により、甘エビの学校給食への提供を開始することで、三国地水産物のPRと地域住民に向け地産地消消費拡大を図ることとする。
具体的には三国町の保育所、幼稚園、中学校で年2回実施する。
④ 漁場環境の保全や水産資源の保護、増殖の推進
漁業者は、水産資源の安定供給を図るため、漁場の海底耕耘事業と海底清掃事業を継続的に実施し、水産資源の保護育成や漁場環境の保全に努める。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 三国港機船曳網漁業協同組合
住所 〒913-0056 福井県坂井市三国町宿1-17-23
電話番号 0776-82-3269