静岡県|田子の浦地区水産業再生委員会
田子の浦漁業協同組合
取組概要 |
冷凍シラスの商品化 |
キーワード |
漁協食堂
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販路 |
域内流通
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取組タイプ |
新商品開発
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魚種 |
シラス
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浜プランの取組内容
① 漁協が漁協直売所での販売や漁協食堂で使用する釜揚げしらすを漁業者から仕入れ、田子の浦産のしらすをPR していくことで、キロ単価3,000 円~3,100 円、総額650 万円の漁業者の増収を見込む。
② 通常よりも値が安い中網しらすを漁業者自身が釜揚げ加工し、漁協による委託販売試験を開始する。キロ単価約1,300 円、総額60 万円の漁業者の増収を見込む。
③ 中網しらすを使用した新製品の開発(生しらすの佃煮、しらすの天ぷら等を想定)に取り組む。また、漁協が販売している、しらす黒はんぺん、しらすせんべい、しらすコロッケなどの原料の仕入れとして、中網しらすのちりめんを買取り、また、生しらす佃煮やしらすの天ぷら等の原料として、漁協が中網しらすを一定以上の価格で入札し、価格の底上げを図る。また、加工を漁業者に依頼し、加工賃を支払う。これらの取組で漁業者の収入の総額50 万円増を見込む。さらに、未利用魚の活用を図るため、しらすの網にかかった魚(現在は自家用として消費されている)について、魚市場に協力してもらい、地元の魚屋などに相
対で販売してもらう取組を開始する。(総額5 万円の増収)
④ しらす漁の休漁期間中などを活用し、田子の浦港管理事務所管轄内でわかめ養殖を試験的に開始する。県水産技術研究所と協力し、養殖に適する場所を探索する。
⑤ 上記①~④の消費を後押しするため、漁業者及び漁協が富士市、富士山観光交流ビューロー(富士地域の観光交流を目的に、富士市・富士宮市のほか、県、観光協会、民間団体、市民団体、個人等で構成する一般社団法人)など関係機関と連携し、『田子の浦しらす』の商標登録、しらす街道・漁協食堂のPRに取り組む。東京や名古屋など都市圏からの観光バスを積極的に誘致し、多くの観光客を受け入れ、田子の浦しらすに触れてもらう。
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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。
団体情報
JF・団体名 |
田子の浦漁業協同組合 |
住所 |
〒416-0937 静岡県富士市前田字新田866-6 |
電話番号 |
0545-61-1004 |