佐賀県|佐賀県有明海地区地域再生委員会白石町・太良町

佐賀県有明海漁業協同組合(白石町・太良町)

取組概要 ノリの品質向上
キーワード ノリ養殖
潮干狩り
販路 その他
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 ノリ
アサリ
ムツゴロウ

浜プランの取組内容

1.ノリ等の品質向上のための取組
(1)高鮮度状態で冷凍・保管を行う施設の整備 漁協が主体となってノリ網冷凍庫を整備し、冷凍網の高度冷凍・一括保管の運用を開始し、冷凍時間の短縮、入出庫時間の短縮により、品質向上を図る。また、漁業者は新たな高度冷凍を導入することによる効果をより高品質なノリの生産に繋げるため、冷凍状況、養殖状況、原藻状況を観察し翌年度の利用方法に的確に反映させるよう努力する。
(2)養殖及び加工技術の向上 漁協は、佐賀県有明水産振興センターの協力を得て「技術講習会」を定期的に開催し、漁業者の施業技術を向上させる。 特に昨今の赤潮等によるノリの色落ち被害に関する新技術等について知識を研さんしていく。
(3)的確な養殖管理のための情報伝達 漁協は、赤潮等の発生で品質低下が広範囲に及ぶことを防止するため、佐賀県有明水産振興センターと連携し、漁業者に対してノリ網の干出し高さ調整や摘み取り時期の情報を迅速かつ的確に連絡できる体制を整えていく。 漁協は全漁業者が上記情報を受け取るための情報端末を携帯することを推進し、現在約90%の端末常時携帯率を今後5年間で100%となるよう推進していく。また、全漁業者への情報漏れ等がないよう、引き続き、各家庭へFAXでの情報発信を行う。
(4)組織的な海底耕耘 漁業者は、赤潮等による色落ち被害からの販売単価の低迷を改善させるため、漁協及び町、県と連携し赤潮の発生を抑制する効果がある海底耕耘を継続的、組織的に行う。
今年度、漁業者が主体となって行う継続的海底耕耘は沖合の良好な漁場周辺の澪筋を優先して行う。さらに耕耘の深さや速度、網目幅の異なる貝桁を使用することによりもっとも効果的な耕耘方法を検討する。また、作業を実施する漁業者は漁協支所単位の輪番制により一定時間の耕耘を行い、毎年期間を限って実施する。
(5)集団管理による生産量及び販売額の増大 漁協は、養殖集団管理を徹底させるため、「新うまい佐賀ノリつくり運動実践本部」と連携し、同本部の作成した「のり養殖に関する基本指針」を遵守して施業に努めるよう漁業者に対し指導を強化していく。
2.後継者の育成と活力ある漁村づくりの推進 海上作業及び海苔加工等の協業化を推進することで労働時間の削減を図り、漁業経営の魅力を高めることで若い担い手を呼び込む。また、それら担い手に対し、佐賀県高等水産講習所等が主催する研修会等への参加促進を図ることで、地域が一体となって後継者を育成する。 高齢化しつつある漁村の活力を回復するため、就業検討から就業定着までの支援を1つのパッケージとして県と町、漁協が連携して実施する。具体的には、町は、新規就業者へ対し空き家などを提供できないか検討し、県は、体験費用等に対し補助ができるよう検討する。
3.宣伝活動の取組 漁協は、地産地消を基本として、地元においしいノリを味わってもらい、そこを情報の発信源として町外・県外へ情報を伝えていくため、町内の小中学校・保育園・幼稚園へのノリを配布、町内の各種団体を対象としたノリ試食会等を実施して消費拡大を図る。 また、地元事業者やノリ商社等との連携を推進し、消費者のニーズ等を調査・把握し、更なる販路拡大と消費促進を図る。 さらに、遊漁船会等と連携し、ノリの休閑期を利用した漁業体験や観光潮干狩りを行うことにより「宝の海有明海」のPRを図る。
4.漁場環境及び干潟の保全 漁業者及び漁協等で構成される多面的活動組織は、町や県と連携し「有明海クリーンアップ作戦」等の海岸漂着物の収集清掃活動や海域漂流ゴミの海上清掃活動を組織的かつ継続的に行い、漁場環境を保全し、高品質のノリの生産や漁獲量の増大を図る。 また、干潟の保全を目的として天然カキの移植を行い、カキによる浮遊物の除去に取り組むと共に干潟のモニタリングを組織的かつ継続的に行い、干潟環境を保全し、資源の維持・回復を図る。 さらに、漁協は漁業者と連携し、アサリやモガイ等の貝類の稚貝を放流を継続的に行うことにより、資源の維持・回復に努める。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 佐賀県有明海漁業協同組合(白石町・太良町)
住所 〒840-0034 佐賀県佐賀市西与賀町大字厘外821-2
電話番号 0952-24-3351