長崎県|北九十九島地区水産業再生委員会

九十九島漁業協同組合

取組概要 「煮干しいりこ」を利用した商品開発
キーワード 煮干しいりこ
九十九島とらふぐ
販路開拓
販路 域内流通
取組タイプ 新商品開発
魚種 カタクチイワシ
タイ
トラフグ

浜プランの取組内容

①本地区の中型まき網漁業、小型まき網漁業、煮干し加工業の所得向上は煮干し製品の平均単価アップが必要不可欠な要因であり加工技術以上に原魚の状態が左右する。
 中型まき網漁業は近年漁場が遠くなり鮮度保持の為、原魚と氷水を均等に混ぜる作業が必要となったが、漁船の大型化に伴い船倉も大型化し、前記の撹拌作業が乗組員の大変な作業となっている。しかし、うまく撹拌できていないと氷が原魚と混ざり合っていない部分ができ十分な鮮度保持ができず、煮干しの腹割れの原因となる。遠い漁場は5時間から7時間かかることから、この撹拌作業は重要な作業となっているが、大変な重労働であるため撹拌作業軽減策が必要となっている。具体的には、中型まき網漁業者、小型まき網漁業者は魚と氷水が均一に混じり合うよう、船倉に入れる原魚量を2割(実証漁業者より聞き取り)減少させ、原魚に対する氷の比率を増加させる。また、撹拌作業の間隔を定め均一な鮮度を持ちつつ、撹拌作業軽減によ
る魚の擦れが少ない原料の供給で良質な煮干しを製造し単価向上に努める。
②水産多面的機能発揮対策事業、九十九島地区増殖場整備工事を活用し、小佐々、鹿町、田平地区の漁業者は、藻の食害動物駆除作業、母藻投入、種苗の供給等を実施し藻場回復を図る。また、漁協が実施している佐世保市栽培漁業促進事業による、既存のカサゴ種苗放流尾数は3万尾から4万尾に増加し、佐世保市増養殖漁業振興対策事業によるマダイの種苗放流2万尾も継続し資源回復を図る。
③漁協は、漁業者から仕入した煮干しを原料とした商品開発、販路開拓事業に取り組み(地域の特産品である「煮干しいりこ」を利用した商品の加工・消費拡大・販売事業として6次産業化法に基づき認定済み)、農政局が実施する食の発見商談会、長崎県主催の見本市等(金沢、新潟)の商談会へ積極的に参加し販路拡大を図ると共に、商工会主催の農水商工祭や漁協主催の魚祭など物販による宣伝と販売促進を継続し、さらに県内外の煮干し2次加工業者への販路拡大を進める。漁協はこれらの取組を通じ漁業者からの仕入れ量増加に努める。
④魚類養殖業者と漁協は、市のブランドとして認定を受けている「九十九島とらふぐ」のブランド化を推進し魚価の向上を図る。
 適正養殖業者認定を受けたトラフグ養殖業者によるブランド化協議会は、ブランド魚育成マニュアルの確立を進め、安心で安全な養殖トラフグの生産を確立し販路開拓に取り組む。平成24年度より佐世保市ブランド化事業による養殖トラフグを地元ホテル旅館業組合、飲食店等の協力店を募りトラフグキャンペーンを実施しているが、平成26年度はハウステンボスを含め、各店舗を訪問し協力店拡大に努める。また首都圏での販路開拓にも本年度3回上京し築地市場、トラフグ専門店、ホテル等に営業をかける。
 他にトラフグを原料とした商品も開発し販売を実施する。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 九十九島漁業協同組合
住所 〒857-0413 長崎県佐世保市小佐々町楠泊1837
電話番号 0956-69-3161