鹿児島県|

錦海漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 エイ
アサリ
ヒジキ
ヒトエグサ
養殖カンパチ

浜プランの取組内容

1新規漁業の導入による収入アップ
1)アサリ養殖の新規導入
錦海漁協10 名,錦江漁協15 名,福山町漁協5 名の計33名の一 本釣り,刺網等の漁船漁業者 33名が,(独)水産総合研究センターが開発した網袋式天然採苗によるアサリ養殖業を開始する。
平成26 年度は試験段階,平成27年度に区画漁業権の取得を目 指す。県水産技術開発センター,県振興局(普及担当),2市,3漁協と連携し,試験的な取組から本格的な着業を経てその結果をみつつ、漁業者の着業化を推進する。アサリの養殖期間は1.2年のため3年目以降の収入増加を図る。
更に、,一般市民がアサリの天然採苗から育成,収穫に至る漁業体験を堪能できる一網(網袋)オーナー制度を導入し漁業外収入を確保する。

2)イワガキ養殖の新規導入
錦海漁協3 名,福山町漁協3名の一本釣り,刺網等の漁船漁業 者 6名が,県水技センターが生産した種苗を用いてイワガキ養殖に着業する。協業化により,養殖筏,滅菌用紫外線照射装置を共同で整備しコストを抑えつつ,漁業収入の増加を図る。
平成26 年度は試験段階,平成27年度に区画漁業権を取得を目 指す。県水産技術開発センター,県振興局(普及担当),2市,2漁協と連携し,試験的な取組から本格的な着業を経てその結果をみつつ、漁業者の着業化を推進する。イワガキの養殖期間は2〜3年のため4年目以降の収入増加を図る。

3)ヒトエグサ養殖の復活・・・所得向上率0.9%
ここ数年,ヒトエグサは不漁により全く収穫ができない状況が継続している。そのため,不漁原因として可能性が高い食害対策を講ずることによりヒトエグサ養殖の復活を図る。
食害対策は鳥または魚が養殖場内に侵入しないよう防除ネットで囲って養殖を行う。
錦海漁協の一本釣り,潜水器漁業の漁船漁業者3名は、食害対策を講じた,実証事業を行う。協業化によりコストを抑えつつ,防除網を共同で設置し,ヒトエグサの成長や収量を比較する。また,共同利用する収穫摘採機を導入して,作業の分業,効率を図る。これらの取組みにより,287万円の漁業所得の向上を図る。

2魚価向上による収入アップ
1)地域特産化と販路開拓
①漁業者は漁協とともに、食の総合アドバイザーとして期待される民間の水産加工販売業者と連携し,当地域で大量に安定して水揚げされる生鮮カツオ・カタクチイワシの他,養殖アサリ・イワガキ,養殖ヒトエグサ,養殖ブリ・カンパチ等の地域特産化を図る。
カツオについては,錦海漁協の沿岸カツオ一本釣り漁業者により漁獲されているが,すべてカツオは鹿児島市場送りとなっている,このカツオは刺身用商材として魅力が高いことから、より高鮮度で流通できることをアピールして、地域内での地産地消を推進する。
カタクチイワシはカツオ一本釣り用の活き餌として,錦江漁協の小型巻き網漁業者により畜養・販売されているものであるが,一方で,刺身用商材として「夕市」では目玉商品となっており,毎回,行列ができる状況となっている。これらの素材の地産地消の取組みを強化する。
養殖アサリ・イワガキ,養殖ヒトエグサについては,新たな品目として販路や販売方法等を検討する。養殖ブリ,カンパチについては,福山町漁協の「黒酢ぶり(飼育方法を工夫し完全無薬出飼育)はすでに一定の評価が定着しているものもあるが,錦海漁協の養殖ブリ,カンパチは相場に左右された取引きを余儀なくされている状況である。これらのブリ・カンバチについても,う販売力を強化するため、飼育方法や出荷方法について検討する。
平成30年度には、都市漁村体験型の水産普及施設を整備し、地元のの魅力ある水産物を一般客を対象に宣伝・販売し、消費拡大を図ることとして、漁業は漁業者とともに、先進地視察等により施設についての情報を収集する。や。

②錦海,福山町漁協の漁業者グループは、自ら獲った水産物を販売する「夕市」の取組みを強化し,地域特産化,魚食普及と販路開拓を促進する。アサリ,イワガキ,ヒトエグサを新たな品目として追加したり,また, 3漁協が相互に水産物を夕市で販売できるようにして販売力を強化することにより,漁業収入を向上させる。また,併せて観光都市である霧島市の集客力を利用し,養殖魚の餌やり体験や,カヌー体験等のブルーツーリズムを促進させ,漁業外所得の向上を図る。

2)低・未利用資源の有効活用
①エイの有効活用
錦海漁協は、食の総合アドバイザーとして期待される民間の水産加工販売業者と連携し,刺網で大量に混獲され,廃棄されている未利用資源であるナルトビエイ,アカエイのレシピまたは加工品開発を行う。商品化により,これらの素材を大都市圏の飲食店業へ販売することにより,漁業収入を向上させる。また,県内の薩摩揚げ業者と連携し,すり身原料として取引可能か試験を実施する。

②ヒジキの有効活用・・・所得向上率0.5%
地域資源の活用が不十分な天然ヒジキの有効活用を協業化等の取組により促進する。既存の漁業者に加えて新たに錦海,錦江,福山町漁協の各5名,計15名の一本釣り等の漁船漁業者は、それぞれ漁協毎に協業化し,収穫,運搬,乾燥の共同作業を行う。これらの取組みにより,コストを抑えつつヒジキ生産量を10トン増産させることにより,漁業所得を157万円向上させる。

3藻場・干潟保全事業による収入アップ
各漁協は漁業者グループ,地域 NPOとともに,漁場の生産力向上や海洋環境の保全に重要な役割を果たしている藻場や干潟について,その機能を維持・増大させるため,母藻の投入や食害生物の除去等効果的なアマモ場の造成や干潟の保全活動を実施する。藻場面積の拡大,干潟の再生を図り,イカ,サヨリ等の増産やアサリ資源の復活を図り,漁業収入を向上させる。

4小型巻き網漁業の構造改革
錦江漁協の小型巻網漁業者が経営安定化のため,漁業コストの大幅な削減や,収入向上対策として,畜養用カタクチイワシの曳航に係る経費や夏場における生残率の大幅な向上のため,新たな運
搬船を導入する等を検討する。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 錦海漁業協同組合
住所 〒899-5221 鹿児島県姶良市加治木町港町184-4
電話番号 0995-63-2100
その他連絡先

kinkai@po4.synapse.ne.jp