鹿児島県|

甑島漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 マダイ
キビナゴ

浜プランの取組内容

・ 当地域ではマダイ等の活魚が多く水揚げされるにもかかわらず、これまで輸送用活魚槽の能力により一度に出荷できる数量が約150㎏までと限られていたことで、活魚を絞めて鮮魚出荷したり、また、一定量を越えると出漁を見合わせざるを得ないなどの状態にあった。これを解消するため、昨年度、川内市漁協は、輸送用活魚槽を備えた保冷車を新たに整備した。これにより1日に出荷できる活魚の数量が約300㎏となった。川内市漁協と吾智網漁業者3経営体は、この保冷車を活用し、高値で取引されるマダイ等の活魚の出荷率向上を図り、漁業所得を1.38%向上させる。
・ 定置網漁業者や吾智網漁業者等は、域内の道の駅や物産館等に漁獲した水産物を持ち込み、漁業者自らが値付けを行い販売することで漁業者の手取りの向上を図る。
・ 漁業者及び川内市漁協は、県料飲業生活衛生同業組合川内支部と連携し、域内の旅館・飲食店等への直販ルートの構築を図り、鮮度保持など適切な処理を行って漁業所得を1.24%向上させる。
・ マダイ等については、これまでの実績から神経絞め等は未処理のものに比べ平均5%程度高値で取引されている。このため吾智網・一本釣り漁業者等48経営体は、県漁連の市場担当者等から血抜き処理や神経絞めの技術指導を学び、船上で実践できるよう技術習得を行うことで魚価向上を図る。
・ 甑島漁協は、水産加工活性化協議会を立ち上げ、特産品であるキビナゴを使った加工強化を打ち出し、甑島地域全域で水産加工事業の六次産業化に取り組む。
具体的には、キビナゴ刺網漁業者(56経営体)は、自らが設定している漁獲規制や出漁規制等を徹底し、小型のものが混じらないキビナゴを自港に水揚げする。漁協は、このキビナゴを用いて、漁港より数分の距離にある漁協自営の加工場で、昨年度整備したキビナゴのフィーレマシーン及びバッチ式急速フリーザーを活用し、生食用キビナゴの商品や海洋深層水を活用したIQF及び一夜干商品を製造し、首都圏を中心に販売活動を行う。これらの取り組みにより漁業所得を3.46%向上させる。
・ 川内市漁協と甑島漁協は、地産地消と魚食普及の促進を図るため、市単独事業を活用し、毎月第4土曜日に「川内・甑とれたて市」を開催し地産地消に努める。
また、市内の幼稚園、小学校、中学校及び地区コミ等に出向いて、年間20箇所程度「魚の捌き方教室」を開催し魚食普及に取り組んでいる。今後も積極的に取り組み地元水産物の消費拡大を図る。
・ 漁協は、県単事業を活用して種苗放流を行い水産資源の維持を図る。川内市漁協においては、マダイやヒラメの稚魚放流に取り組み、甑島漁協においては、マダイやヒラメの稚魚に加えアワビの稚貝放流に取り組む。
さらに、甑島の漁業集落及び川内市漁協青壮年部は、補助事業を活用する等してウニ駆除や母藻設置等を行い藻場の保全・回復に取り組む。

さらに詳細を確認する(外部ページに遷移します)

※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 甑島漁業協同組合
住所 〒896-1101 鹿児島県薩摩川内市里町里3527-1
電話番号 09969-3-2316