北海道|

網走漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 ホタテ
サケ

浜プランの取組内容

○ホタテガイ漁業者207名及び漁協は、採苗した貝を放流できるサイズにまで中間育成するにあたり、1カゴの収容枚数を抑制することにより、放流稚貝としてのサイズの大型化を図る。さらに放流に先立って周辺海域の底質調査を実施し、未利用海域のうちホタテガイの生息条件を満たす海域でヒトデ等の外敵を駆除することで、漁場の拡大を図るとともに、放流稚貝を一定サイズ(3.5cm以上)とすることにより、生残率向上や漁獲サイズの大型化に努め、安定した水揚げの確保と漁獲量の向上及び魚価向上を目指す。

○また、漁協は、EU向け輸出の拡大を目指し、船上での作業や網走港岸壁での水揚げ、加工場への搬送において「北海道対EU輸出ホタテガイ管理要領(網走南部海域)」等を遵守した体制となるよう、漁業者および民間加工場関係者を交えた研修会を開催し、安全衛生管理の確認を行う。確認結果をもとに、漁業者と漁協は、民間加工業者のEU-HACCP認定の動きと連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内向け出荷に比べ手間・労力が増加するEU仕向け増大に対応できる操業、水揚げ体制の強化を行う。

○サケ定置漁業者166名及び漁協は、26年度から開始する我が国初となるEU向け秋サケ輸出の更なる拡大を目指し、漁業者は使用する漁船の登録を、また漁協は網走港岸壁での水揚げ、加工場への搬送のための設備において「北海道対EU輸出向けサケ出荷管理要領」等を遵守した体制となるよう、民間加工場関係者を交えた研修会等を通じて、安全衛生管理の確認を行う。確認結果をもとに、漁業者と漁協は、民間加工業者のEU-HACCP認定の動きと連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内向け出荷に比べ手間・労力が増加するEU仕向け増大に対応できる操業、水揚げ体制の強化を行う。
また、ブリについては、ここ数年漁獲量が増加傾向にあるが、これまでなじみなく流通形態が確立していなかったことから魚価が低いため、販売先の需要を踏まえつつ最適保存方法を検討し、道漁連と連携し、道内のみの販売から東北、関東、関西方面への販路を広げる。

○採介藻漁業者12名と漁協は、漁場の拡大を目的として、囲い礁の整備にむけた適地選定調査を行う。また、比較的高齢でも操業可能な、減産傾向にある浅海域のウニの効率的な資源増大のため、人工種苗の放流や3m以深に生息する実入りの悪いウニを適正な密度管理の下で海藻等餌料の豊富な漁場への移植放流を実施する。放流後は、試験研究機関と共同で、実入りの歩留まり状況や生息密度、餌料海藻繁茂状況のモニタリングを行い、必要に応じて、ウニの外敵生物の駆除等を行うことで、効率的な資源の増大を図る。

○沖合底びき網漁業者3名は、漁船に積み込む滅菌粉砕氷の必要量を確保し、確実に魚槽の冷却を行うことで低温管理に努める。また、積載する漁獲量を一定量に制限することで漁獲物の損傷等を抑え、鮮度の持続を図ることにより、鮮魚流通における単価向上を目指す。

○全漁業者及び漁協は、屋根付き岸壁や滅菌海水装置設備が整備された網走港において、同施設下での水揚げによる衛生管理の徹底のほか、漁業者・漁協職員・仲買業者を対象とした衛生管理研修会を実施し衛生管理の意識の啓発・普及に努める。また漁港での作業にかかる動線を整理し輻輳化を回避することで水産物の細菌混入リスクの低減に努めるべく漁港内での作業ルールを定める。さらに、自らが水揚げした水産物について衛生管理された水産物であることを産地イベント等を通じてPR活動を行い販売促進を図っていくとともに、特に、タラバガニ、サケと比較して、総じて低い価格となっているアブラガニやカラフトマスの魚価向上を目指し、産地イベントを通じて試食会を行うなどの活動を行い、販売促進を図っていく。

これらの取り組みにより、基準年より1.2%の収入向上を目指す。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 網走漁業協同組合
住所 〒093-0032 北海道網走市港町4-63
電話番号 0152-43-3121