北海道|

厚岸漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 アサリ
サンマ
マツカワ
カレイ

浜プランの取組内容

・ あさり養殖漁業者144経営体は、東日本大震災により被害を受け再整備した養殖施設(あさり区画島)を、釧路地区水産技術普及指導所の指導のもと、アサリ成熟度調査及びラーバ調査を行いつつ、その結果を踏まえ資源管理を徹底する。また、既存漁場の覆砂を実施することで漁場環境の向上を図り、さらに未利用となっている区画漁場についても計画的に覆砂作業を実施することで、アサリの生息密度を適正に設定し直すことが可能となり、特大サイズのアサリの生産増を図る。そして特大サイズのアサリの新規ブランド開発に取組み、厚岸「えもんシリーズ」の一つとすることを検討する。

・ こんぶ漁業者345経営体は、雑海藻が繁茂するこんぶ漁場の岩盤清掃を行い、3年サイクル及び4年サイクルの輪採操業とする中、岩盤清掃の翌年は禁漁区に設定しモニタリング調査を計画的に実施することで生産性の高い漁場の確保に努める。加えて、道漁連・漁協・北海道等で組織する「北海道昆布漁業振興協会」がコンブ胞子の効率的な散布にかかる技術開発の一環として取り組む、胞子混合海水の比重を高めることで雑海藻駆除後の海底表面にコンブ胞子を散布する手法(「昆布増産に向けた試験」という)の構築に漁業者も積極的に参加協力することで、コンブ増産対策として実施していくこととする。また、都市部で行う販促活動に合わせて昆布のPR活動を行うとともに、厚岸漁協女性部・青年部と連携し漁協イベントでは、女性部手作りの昆布加工品の販売や町内小中学校における料理教室開催による食育活動、町内学校給食センターをはじめ町関連施設へ昆布の無償提供による地産地消を積極的に推進することで厚岸産昆布の消費拡大に取り組む。

・ 厚岸漁協とさんま棒受網漁業者23経営体は、流通業者等からの鮮度保持や衛生管理に対する要望に応えるため、販売形態を現在主流の車積販売から、紫外線殺菌冷却海水を投入することで魚体温度管理を徹底できる荷受専用タンク販売に完全移行するべく関係者と導入時期についての調整を行う。

・ また、厚岸漁協とさんま棒受網漁業者23経営体は、魚体サイズなど一定要件を満すものの中から厚岸漁協の商標登録や北海道地域団体商標に登録されている、船上箱詰めされるブランドさんま「大黒さんま」について、これまで価格維持のため製造制限(出荷制限)していたが、消費地飲食店等からの強い要望に応えるため、紫外線殺菌冷却海水と施氷の供給量から確実な鮮度保持が可能な範囲で取扱い量の増大を図る。なお、取扱い量の増大とともに、生産履歴を確認できるトレーサビリティシステムを活用した消費者が「安全・安心」できる体制を確立することや、消費地での一般さんまとの食べ比べ等によるPR活動の強化など、販売戦略を定め、需要の拡大に努める。

・ かき養殖業者110経営体と漁協は、東日本大震災の教訓から他県産種ガキの全量移入が困難となる場合を想定して、厚岸産種ガキの生産促進を目的とした「ほたて盤」の使用による厚岸産カキ種苗の試験採苗を実施する。

・ 厚岸漁協と刺網漁業者15経営体ほか、兼業で行うたこ空釣縄漁業者は、北海道に対して魚礁や産卵礁の整備促進を要請するとともに、まつかわ、ばばかれいなど消費地市場からの引き合いが多い特産魚種について、紫外線殺菌海水を使用した畜養水槽による活保管と販売、調整出荷を行うべく、設備の規模や生産体制について関係者と調整する。

・ 全漁業経営体及び厚岸漁協は、厚岸漁港における衛生管理対策として屋根付き岸壁や清浄海水導入施設の整備促進を国へ要望するとともに、荷受者である市場職員とともに衛生管理意識向上のために各種衛生管理研修会などへ参加し、衛生管理意識向上にむけた取り組みのルール化を図るとともに、自らが水揚げした水産物について衛生管理された水産物であることを産地販売イベントや直売施設等を通じてPR活動を行いつつ販売促進を図っていく。

※これらの取り組みにより、基準年より0.9%の収入向上を目指す。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 厚岸漁業協同組合
住所 〒088-1111 北海道厚岸郡厚岸町奔渡町3-1
電話番号 0153-52-3151