北海道|

東しゃこたん漁業協同組合(古平地区)

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 ヒラメ
ブリ
ヤリイカ
マダコ
ボタンエビ
クロガレイ
ウニ

浜プランの取組内容

・ 採介藻漁業者(27名)と漁協は、ナマコ資源の増大を目指し、東海大学における研修を通じて、ナマコ種苗生産技術の習得に努める。
また、漁港を利用したナマコ種苗又は幼生の大規模な放流を行うべく、水産技術普及指導所の協力を得て、事前に潜水等により漁港泊地の底質調査を行うとともに、試験的に漁港内へナマコ種苗(10mmサイズで2万個)を放流の上、さらに追跡調査を行うことで、成長や放流効果を確認する。
なお、出荷の際に規格外(70g以下)や傷ナマコとして仕分けされたナマコについて、適正な資源利用と出荷時の品質向上を目指し、一度海中に放流し健全な状態で再度漁獲することとし、漁港内の利用について漁港管理者である道や町と調整を図る。

・ 採介藻漁業者(27名)と漁協は、エゾバフンウニの種苗放流や、中央水産試験場や水産技術普及指導所の協力による資源量等のモニタリング調査、ヒトデ駆除を行うことで資源の増大に努める。加えて、磯焼け化している漁場に生息するウニを餌料の豊富な漁場へ移殖することにより成長の促進を図るとともに、移殖後の磯焼け漁場に母藻を設置して藻場の回復に努めることにより、安定した資源の増大と漁獲したウニの身入りの確保や品質の改善を図る。(なお、ウニ移殖を行った藻場海域でも、更なる磯焼け化が進行しないよう、適正な密度管理に努める。)
また、藻場の再生産が有効に行われていないウニの人工漁場(囲い礁)について、藻場再生機能を嵩上げ改良により向上させるため、水産技術普及指導所の協力を得て、漁場管理、利用方法や嵩上げ方法、施設の改良をすることで高い効果が期待される囲い礁の選定調査手法などについて検討する。

・ 刺網漁業者(34名)、定置網漁業者(17名)と漁協は、栽培漁業振興公社や日本海さけ・ます増殖事業協会などと連携して、ニシン、ヒラメの種苗放流やサケマス人工ふ化放流事業にも取り組み、資源の維持増大を図る。
また、ヒラメとブリを対象に船上で素早く血抜き活〆処理を行う「船上活〆」に取組み、その後の施氷の徹底による低温管理方法を統一し、高い鮮度での均一化に取り組むことで、付加価値向上に努める。加えて、ブリを販売する際、産地表示シールの添付による差別化や漁協との連携により推進しているネット直販やメディアを利用した通販への商品提供や新商品の開発を行うことにより「東しゃこたん漁協ブランド」としての付加価値化を目指すとともに、道漁連と連携し道外の大消費地も視野に入れた新たな販売経路の確立と販売量の拡大に努める。

・ 定置網漁業者(17名)、はえなわ漁業者(25名)、刺網漁業者(34名)、採介藻漁業者(27名)、いか釣り漁業者(5名)と漁協は、ヤリイカ、マダコ、ボタンエビ、クロガレイ、ウニ、アワビなど、海水殺菌装置や畜養水槽などを活用し「活」出荷に取り組むことで、荒天時等にも安定した出荷を可能にし、消費地などの量販店の信頼向上を図る。
また、大消費地である札幌からのアクセスの良さと通過型観光の特性を活かし、地元寿司店をはじめ、近隣の食堂へ「旬の新鮮で安全な食材」の提供を行いつつ、地元イベントである「漁協祭」において漁協食堂にて調理・提供し、「地元ならではの食べ方」を一般消費者へPRすることで地場産水産物の良さと産地全体のイメージの向上を図り、地場産水産物の付加価値向上を目指す。

・ 上記取組を円滑に推進するため、全漁業者と漁協は、全ての魚種を対象に衛生管理の向上を図るため、平成26年4月より供用開始した新荷捌き施設と屋根付き陸揚げ岸壁並びに平成27年3月より稼働を予定している自動製氷貯氷施設を利用し、水揚げ後、出荷までの施氷の徹底と新荷捌き施設内での低温保管により、高鮮度保持と品質管理対策に取り組む。併せて、荷受け者である市場職員と連携し、衛生管理研修会を開催するとともに、関係者の動線を適切に管理するべく、漁港及び市場での衛生管理マニュアルを作成し、衛生面の向上に努める。

・ また、全漁業者と漁協は、ギズカジカなど普段から破棄されている未利用魚やカナガシラなどの安価で低利用な魚種について、消費者モニター調査等を通じて新たな加工品開発に取り組む。

・ 漁協と全漁業者は、地域の活性化と地元産品の販路拡大を図るため、衛生管理施設の見学並びに採介藻漁場の船上見学や定置漁業の水揚げ作業の見学、刺網漁業の魚はずし体験、獲った魚を調理して食べる「漁師飯」など、一般消費者向けの「体験型観光」の早期実施を目指し、実施体制の整備に向け、関係者との協議を進める。

・ 漁協と刺網漁業者(34名)、定置網漁業者(17名)は、漁業経営の安定化を図るため、北海道庁や水産技術普及指導所の協力を得て、養殖漁業との兼業への転換並びに新たな操業体制や協業化に向けた検討を進める。具体的には平成26年度は、近隣におけるホタテ・カキ養殖の成功例に着目し、古平海域における成長状況や貝毒発生状況等、養殖海域の設定及び養殖施設等の配置を検討するための試験調査計画策定や、定置網漁業等の協業化状況などの調査に取り組む。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 東しゃこたん漁業協同組合(古平地区)
住所 〒046-0104 北海道古平郡古平町大字入船町14
電話番号 0135-42-2511