北海道|

歯舞漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 サンマ
カレイ
ソイ
タラ
サケ
イカ

浜プランの取組内容

以下の取組みにより基準年の漁業収入0.7%向上を目指す。

①漁場環境の保全と資源の増大
・ こんぶ漁業333経営体は、北方領土隣接地域振興等事業等を活用し、雑海藻の除去を行った翌年は自主禁漁区とし輪番操業をする事により、常に生産性の高い漁場を確保するとともに、荒廃した昆布漁場の保全やモニタリングを計画的に実施する。また、昆布育成環境保全(母藻不足解消)のため、まずは胞子を付着させた「かき石」を投入するなど着底基質の改善を図る。
(その後、行政や各関係機関等と連携して、荒廃が懸念される昆布漁場を安定確保できるよう、岩盤着床を促す胞子液(昆布の種)を昆布漁場に直接捲き、昆布を繁茂させる技術等の習得と、その効果を確認しつつ検討し、早急な対策の実現に努めていく。)
また、貝殻島周辺で操業する282経営体は、産地水産業強化支援事業を活用し、貝殻島周辺漁場のうち雑海藻が繁茂し漁場荒廃が進んでいる箇所を対象に、新たに雑海藻駆除を行い、こんぶ資源の回復・増大を図る。

・ 採介藻漁業211経営体は、北方領土隣接地域振興等事業等を活用し、アサリ漁場において、アサリの種苗放流や漁場の害敵(ヒトデ)の駆除の強化のほか、計画的に漁場に盛砂をする事により、漁場環境の回復による資源増大を図るとともに、ホッキ漁場において、機能低下を招く生物の生息により荒廃した漁場を、桁曳網を用い漁場耕耘する事により稚貝の二次発生を促し、資源の増大を図る。
また、ウニ漁場においても、荒廃漁場にいる実入りの悪いウニを潜水で採取し、適切な密度管理の下、海藻等の豊富な漁場へ放流する事により、稚ウニの二次発生を促しながら効率良く資源の増大を図る。

②魚価の向上(単価向上)
・ さけます流し網漁業18経営体、さんま流し網漁業25経営体、いか釣り漁業11経営体、はえなわ漁業13経営体、刺し網漁業207経営体、定置・底建網漁業82経営体、かご漁業97経営体と歯舞漁協は、水産物の衛生管理の強化のため、屋根付き岸壁での水揚げを徹底して行うとともに、消費者市場等のニーズに応えるため、殺菌海水の使用や施氷の確実な実施に努めることで、輸送中の鮮度保持と衛生管理による付加価値向上を図る。

・ さんま棒受け網漁業19経営体は、ブランドさんまである船上箱詰の「一本立ち歯舞さんま」をさらに普及するため、流水式紫外線浄化システム及びマイクロアイス氷製造機使用による品質向上を継続する。さらに、流通業者や消費者のニーズに応えるため、8経営体では「がんばる漁業復興支援事業」を活用し、漁船の新造に併せて、シャーベット氷製造機の設置や専用コンテナ魚槽を導入し、高鮮度保持及び一層の品質向上に努めることで、付加価値の高い「一本立ち歯舞さんま」の出荷割合の向上を図る。

・ 歯舞漁協と刺し網漁業207経営体、定置・底建網漁業82経営体は、魚礁整備について、道に対して整備促進を要請するとともに、漁業者は「かれい・そい・たら・さけ等」の「船上活〆技術」の習得に努める。また、殺菌海水の使用や適切な施氷による衛生管理を徹底する。さらに、荷受業者も交えた品質・衛生管理勉強会を開催し、消費地販売店等のニーズに基づく付加価値向上の実現に努める。

・ 全漁業経営体及び歯舞漁協は、歯舞地区マリンビジョン協議会や地域住民と連携し、地元のほか札幌等の大消費地で地域イベントを開催し、鮮魚、昆布、はぼまい昆布しょうゆ等の販売やPR活動を行い、「はぼまいブランド」の知名度アップによる販路拡大と付加価値向上を図る。

③水産物供給基盤の確保
・ 歯舞漁協は、北海道開発局が行う漁港整備(人工地盤、耐震岸壁の整備)の整備促進を要請するとともに、自らも漁港内の作業ルールを設定し、陸揚げから搬出までの作業動線の輻輳化を排除することで、水産物の細菌の混入リスクの低減に努めるとともに作業の効率化を図る。
また、災害時の事業継続に向け関係者を集めた勉強会を開催するなど、体制づくりに取り組む。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 歯舞漁業協同組合
住所 〒087-0192 北海道根室市歯舞4-120-1先埋立地
電話番号 0153-28-2121