北海道|

羅臼漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 タラ
サメガレイ
メンメ
ブリ
イカ

浜プランの取組内容

昆布漁業者309名と羅臼漁協は、水産試験場や水産技術普及指導所と協力し、コンブの資源量調査等を実施するとともに、とろろ昆布の原料となる「みすじ昆布」の養殖適地の選定や未利用となっている「スジメ昆布」について有効活用方法を検討し、商品化を目指す。
また、昆布全体の価格向上を目指し、傷ものなど品質の低い昆布を選別する。選別した品質の劣る昆布については、だし用加工品など新たな加工品開発を行い、食品加工会社等への独自の販売ルートを開拓するなどにより、販路拡大に努める。一方、通常の製品についても製品出荷時に金属片等の混入が懸念されることから、金属探知器などの新たな機器の導入について検討する。

昆布漁業者309名とウニ漁業者74名は、昆布の生育環境保全のため、ヒトデ駆除に取り組むとともに、昆布漁場に高い密度で生育するバフンウニについても潜水漁業者の協力を得て、採取し密度の低い漁場へ移植する。また、養殖昆布漁業部会やホタテ貝漁業部会、水産試験場・水産技術普及指導所と連携し、採取したバフンウニを養殖により成長促進させるとともに、漁場における低密度化を通じて藻場保全を図ることで、その両立の可能性を検討する。

ウニ漁業者74名と羅臼漁協は、水産試験場や水産技術普及指導所と連携して資源量調査を行うほか、バフンウニ種苗の生産・放流(200万粒)に取り組む。また、バフンウニの生息環境保全のため、潜水漁業者の協力により、生息域が競合するためにバフンウニの成長を阻害するムラサキウニの駆除を行うことで、効率よく有効な資源の増大を図る。
また、資源の安定や増大を図るべく養殖漁業の未利用区画海面を利用した中間育成(畜養)の実施について検討することとし、水質・静穏性等の調査を行う。

ホタテ漁業者33名と羅臼漁協は、ホタテ稚貝の放流海域を選定の上、有害生物であるヒトデの駆除を行うとともに、ホタテ稚貝の生産、放流(3㎝サイズを100万粒)に努める。また、近年、韓国や中国での需要が高まっているホタテの1年半~2年貝(8㎝前後)の生産規模拡大に向け海上養殖施設を増設するとともに、衛生管理を徹底するべく、漁協において関係漁業者を対象とした研修会等を開催する。

羅臼漁協と定置漁業者65名は、サケ稚魚の海中飼育の実施や、羅臼町とともに植樹の実施や合併浄化槽の推進を行うことで、河川環境の改善を図りサケの回帰率を向上させ資源の増大を図る。また、特に価格低下が著しいブナ鮭について、秋サケ全体の価格向上を図るため、品質基準を独自に定め、それに従い選別の徹底を行い、分離販売に努める。

羅臼漁協と刺網漁業者190名は、刺網漁場のヒトデ駆除や北海道栽培漁業振興公社と連携し、マガレイ(8万尾)・クロガレイ(ふ化盆400枚)・ナマコ(5万粒)等の種苗生産・放流を行い、その後研究機関等の協力により資源量調査、追跡調査等を実施し、資源の保全及び増大を図る。また、北海道漁連の協力を得ながら、直営店海鮮工房で、低価格魚種(鮮魚)等を中心に販売促進に努めることで、魚価の安定・向上を図る。
また、刺網漁業者190名と定置漁業者65名は、タラ・サメガレイ・メンメ・ブリ等について、船上で素早く血抜き活〆処理(船上活〆)を行い、イカ釣漁業者96名は、新たにイカの神経〆に取り組み、その後の過程で殺菌海水の使用とともに施水の徹底による低温管理方法を統一し、鮮度の均一化に取り組むことで、付加価値の向上を図る。

羅臼漁協と刺網漁業者190名、定置漁業者65名、イカ釣漁業者96名等は、屋根付き岸壁や滅菌海水装置が整備された羅臼漁港と同様に、峯浜漁港・於尋麻布漁港・松法漁港・オツカバケ漁港・知円別漁港・相泊漁港についても屋根付き岸壁化や清浄海水取水施設の整備を国及び北海道庁へ要請するとともに、漁業者や漁協職員自らも、仲買業者とともに、漁協が開催する衛生管理研修会に参加し、水揚げ・荷捌き作業における衛生管理の徹底に努める。
また、全漁業経営体は、年間を通じて、通常の海水(最高水温は9月頃で15℃)よりも水温が低い海洋深層水(2℃~3℃:水質調査を通じて衛生指標細菌が混入していないことを確認)を使用し、水揚げから出荷までの低温管理(5℃以下)を徹底することで、鮮度管理を徹底し更なる衛生管理に取り組むとともに漁獲物運搬時の氷使用数量の削減を図る。

羅臼漁協と全漁業経営体は、各漁業部会及び青年部・女性部と共に販路戦略を定め消費拡大に向けた国内・外への消費地視察と各種物産展の参加やPR活動を実施し、独自ブランドである「羅皇(秋鮭)」を始めとする羅臼産品の全国的な認知度向上を図るとともに、小学校を中心とした町内・外への食育活動の実施に取り組む。

これらの取組により、基準年より0.3%の収入向上を見込む

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 羅臼漁業協同組合
住所 〒086-1832 北海道目梨郡羅臼町船見町2-13
電話番号 0153-87-2131