岩手県|

綾里漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 アキサケ
マダイ
ヒラメ
ソイ
イカ
サンマ
カレイ

浜プランの取組内容

①資源維持への取組
以下の取り組みにより、漁業収入を基準年から0.6%増加させる。
・漁協は、安定的な稚魚の放流(300万尾)を行うため、岩手県水産技術センターが実施する前浜のプランクトン調査、水質調査等の環境モニタリング情報を活用し、サケの放流適期の特定に努めるとともに、放流前稚魚の海中飼育に取り組み、初期生残率を向上させサケ回帰率向上を目指す。
・刺網漁業者は、ヒラメの30cm未満魚の再放流に取り組むことで、単価の高い大型魚の漁獲増加による水揚げ金額の向上を目指す。
②高品質維持向上と付加価値向上への取組
・定置漁業者は秋サケ等の漁獲物について、漁獲後速やかに船上において冷却水タンクに保管し、漁船の魚倉に鮮度保持効果の高い窒素氷・粉砕氷等を投入し魚市場まで運搬するなど魚体の冷却効果を高めることで、漁獲から魚市場への水揚げまで、低温管理(5℃以下)を徹底する。
また、マダイ、ヒラメ、ソイ類等などは、大型で傷の無い個体は船上で迅速に選別し、船内生簀により魚類等の生存率向上に努め、活魚出荷を主とした魚価高と付加価値向上の取り組みを検討する。
・定置漁業者は秋サケについては、鮮度保持・衛生管理強化・魚卵(イクラ)の品質向上を図るため、海水殺菌装置の船上での整備を検討する。
・イカ釣り漁業者は、出荷時期に応じた施氷量の調整による低温管理(5℃以下)による鮮度保持の徹底に取り組むとともに、特に船上箱詰に際しては、氷から溶けた真水が魚体に触れることで生じる白化を防ぐため、保冷シートを挟んだ魚箱の使用により、白化防止策と保冷性の確保について検討する。
・サンマ棒受網漁業者は、近年漁場の遠方化により帰港に要する時間が長引く傾向にあるため、移動中の船上作業・処理と鮮度保持が重要であることから、次の取り組みを行う。①買受人の中には小ロットでの購入を望む声もあることを踏まえ、漁獲物の一部については、船上においてサイズを基準に分別し、施氷した魚箱に詰めて鮮度保持した上で、魚箱単位で購入できるように検討する。②漁獲物を保管する魚倉にはシャーベット氷を利用するなど、従来より高鮮度で衛生的な保管に努め、付加価値向上を図る。
・かご・刺網漁業者は、ヒラメ・カレイ類・タラ等を対象に、漁獲物を魚種、サイズごとに船上で迅速に選別し、速やかに下氷した魚箱に詰め込むことで、鮮度保持した状態で魚市場に箱詰出荷を行うことを検討する。
また、船内生簀により魚類等の生存率向上に努め、活魚出荷を主として魚価高と付加価値向上の取り組みを検討する。
・漁協は、上記取り組みを着実に推進するため、漁業者や乗組員に対して技術講習会を実施する。
③流通販売への取組
・全漁業者は、主な水揚げ港である大船渡市魚市場が、鳥の侵入や粉塵・異物混入等を防ぐ閉鎖型卸売場であり、水揚げされた魚へシャーベット氷を使用するなど、衛生管理が徹底された岩手県高度衛生品質管理基準に対応した魚市場であることから、生産段階から出荷に至る全行程で一貫した衛生管理体制を図られるよう以下の取組みを進める。①全漁業者は、大船渡市魚市場が開催する衛生管理講習会に参加し、衛生管理意識の向上に努める。②全漁業者は、魚市場内における荷受け、荷捌き等の作業に係る動線を整理し、輻輳化を回避することで水産物への細菌混入リスクの低減に努めるべく魚市場内の作業ルールを、関係者の協力の下検討する。
④PR活動・魚食普及活動への取組
・全漁業者及び漁協は、学校給食への水産物利用の促進、漁協婦人部等による市民等を対象にした料理教室の開催及び地域イベントへの参画を通じた魚食普及による消費、流通の拡大とPR活動への取組について、関係機関と連携して検討する。
⑤労働環境への配慮及び担い手育成への取組
・全漁業者及び漁協は、新規漁業就業者総合支援事業を活用し、漁業就業支援フェアへの参加や後継者、新規就業者の確保・育成を行う。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 綾里漁業協同組合
住所 〒022-0211 岩手県大船渡市三陸町綾里字中曽根66
電話番号 0192-42-2151