岩手県|

吉浜漁業協同組合

取組概要
キーワード
販路
取組タイプ
魚種 ブリ
サバ

浜プランの取組内容

以下の取組みにより、漁業収入を基準年から0.9%増加させる。
【定置漁業】
・漁協は、震災によるサケ稚魚放流数の激減に伴う河川遡上するサケの減少による種卵不足に対応するため、他河川からの種卵移入に加え、定置網に入網する海産親魚を活用した採卵体制を構築し、安定的な種卵の確保を図る。
・定置漁業者は、入網した3㎏以上のサケの中で、良質な個体は採卵用の海産親魚として漁協の種卵確保に協力する。
・また、漁協は、安定的な稚魚の放流(530万尾)を行うため、(独)東北区水産研究所及び岩手県水産技術センターの指導を受け、孵化場における育成稚魚の健苗飼育(飼育密度や水温・水質等の管理の適正化等)に取り組み初期減耗率の低下に努める。また、岩手県水産技術センターが実施する前浜のプランクトン調査、水質調査等の環境モニタリング情報を活用し、サケの放流適期の特定に努めることで初期生残率の向上を図る。これにより、サケの回帰率向上を目指す。
・漁協は、「ヒラメ資源管理規程」を独自に定め、その中で集魚灯の使用禁止区域を設けることで、ヒラメ資源が持続的に利用できるよう取り組む。
・定置漁業者は、ヒラメの30cm未満魚の再放流に取り組むことで、単価の高い大型魚の漁獲増加による水揚げ金額の向上を目指す。
・定置漁業者は、ブリ等については、サイズ、重量ごとに区分して、船上にて選別し、速やかに下氷した魚箱に詰め込むことで、鮮度保持した状態で魚市場に箱詰出荷を行うことを検討する。
また、時期により多獲されるサバ、イワシ等については、大型で傷がない個体を船上で選別し、予め船上に設置しているシャーベット氷を充填させたタンクやパレットで保管しながら魚市場まで運搬することで、粉砕氷による施氷以上の鮮度管理により魚価の向上を図ることを検討する。
スルメイカについては、氷から溶けた真水が魚体に触れることで生じる白化を防ぐため、保冷シートを挟んだ魚箱の使用により、白化防止策と保冷性の確保について検討する。
・秋サケについては、漁獲後速やかに船上において冷却水タンクに保管し、漁船の魚倉に粉砕氷等を投入し魚市場まで運搬するなど魚体の冷却効果を高めることで、漁獲から魚市場への水揚げまで、低温管理(5℃以下)を徹底する。
また、鮮度保持・衛生管理強化・魚卵(イクラ)の品質向上を図るため、海水殺菌装置の船上での整備を検討する。
【イカ釣り漁業】
・イカ釣り漁業者は、出荷時期に応じた施氷量の調整による低温管理(5℃以下)による鮮度保持の徹底に取り組むとともに、特に船上箱詰に際しては、氷から溶けた真水が魚体に触れることで生じる白化を防ぐため、保冷シートを挟んだ魚箱の使用により、白化防止策と保冷性の確保について検討する。
【共通】
・漁協は、上記の取組みを着実に推進するため、漁業者や定置乗組員に対して技術講習会を実施する。
・全漁業者は、主な水揚げ港である大船渡市魚市場が、鳥の侵入や粉塵・異物混入等を防ぐ閉鎖型卸売場であり、水揚げされた魚へシャーベット氷を使用するなど、衛生管理が徹底された岩手県高度衛生品質管理基準に対応した魚市場であることから、生産段階から出荷に至る全行程で一貫した衛生管理体制を図られるよう以下の取組みを進める。①全漁業者は、大船渡市魚市場が開催する衛生管理講習会に参加し、衛生管理意識の向上に努める。②全漁業者は、魚市場内における荷受け、荷捌き等の作業に係る動線を整理し、輻輳化を回避することで水産物への細菌混入リスクの低減に努めるべく魚市場内の作業ルールを、関係者の協力の下検討する。
・漁協は、根白漁港水産物荷さばき施設において、定置漁業者が当日漁獲した魚を朝市を開催するなどして、地元水産物の周知及び消費・販路拡大に努める。
・漁協女性部は、地元水産食材を活用した公民館等での料理教室を開催するなど、魚食普及や食育の推進、消費者ニーズの発掘とPRを図る。
・全漁業者及び漁協は、新規漁業就業者総合支援事業を活用し、漁業就業支援フェアへの参加や後継者、新規就業者の確保・育成を行う。

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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内、取組初年度の内容を転載しています。

団体情報

JF・団体名 吉浜漁業協同組合
住所 〒022-0102 岩手県大船渡市三陸町吉浜字向野32-7
電話番号 0192-45-2151