北海道|白糠地区地域水産業再生委員会

白糠漁業協同組合

取組概要 加工品開発,鮮度向上、ブランド化による魚価向上
キーワード 秋さけの価格向上
毛ガニの魚価向上
黒上ししゃも
販路 域外流通
取組タイプ 出荷調整(漁獲調整・蓄養など)
魚種 サケ
シシャモ
毛ガニ
ホッキガイ
タコ

浜プランの取組内容

○ さけ定置網漁業者(9ヶ統)と漁協は、サケ稚⿂を放流する際に、⼗勝釧路管内さけます増殖事業協会と連携し、既存施設と今般改築整備された茶路さけますふ化場活⽤により時期・サイズなど適切な放流を実施して、資源の維持・増⼤に努めます。
 また、H30年に完成した衛⽣管理型荷さばき施設の利⽤に加えて、秋サケ選別台と電⼦秤を導⼊することで作業の効率化と衛⽣管理による品質向上を図る。さらに鮮度保持及び流通対策を評価・改善することにより、第2期浜プランでは秋さけの価格向上を⽬指す。
○ ししゃもこぎ網漁業者(32経営体)と漁協は、研究機関等の協⼒により資源量調査を実施の上、ししゃもこぎ網漁業運営協議会等と協議し、上限漁獲量を設定するなど計画的な操業により資源管理を徹底する。また、調査等を通じて河川遡上時期を特定し、遡上開始時には、⾃主的に操業規制を⾏い、産卵親⿂の河川遡上を促進する。「釧路ししゃもこぎ網漁業運営協議会」は、庶路川シシャモ⼈⼯孵化場に河川遡上した産卵親⿂を捕獲収容し、適切な管理により孵化放流事業を⾏うことで、シシャモ資源の維持・増⼤を図る。
 さらに、独⾃に11⽉11⽇をししゃもの⽇として制定し、従来の⼲しししゃもに加えて新たな加⼯製品等の開発販売を促進し、第1期浜プランに引き続き⽩糠産ししゃもの知名度向上と販路拡⼤を⽬指す。
○ ⽑がに篭漁業者(64経営体)と漁協は、研究機関等の協⼒により資源量調査を実施の上、漁獲可能量を設定し、計画的な操業により資源管理を徹底するとともに、限られた漁獲量の中で、⽩糠⽑がにとしてブランド化されつつある単価の⾼い中ガニ(甲⻑9 ㎝以上10 ㎝未満)や⼤ガニ(甲⻑10 ㎝以上)を漁獲の主体とする従来の取組を継続し、⽔揚げ⾦額の向上を図る。また、漁獲後の鮮度保持対策として、船倉内や衛⽣管理型荷さばき施設内を季節に応じて適正な温度に管理し、鮮度と品質の向上により、第2期浜プランでさらなる⿂価の向上に取組む。
○ たこ漁業者(23経営体)と漁協は、引き続き関係機関に対してたこ産卵礁の投⼊を要請するとともに、漁業者⾃らも漁獲サイズを1.8 ㎏以上に制限することや保護区の設定など資源保護に努める。また、販売にあたっては、価格変動が激しいタコの⿂価安定と単価向上を図るため、北海道漁業協同組合連合会と連携し、⽔産加⼯業以外の⾷品製造会社へのタコの供給を検討するなど、第1期浜プランに引き続き販路拡⼤に取組む。
○ さけ定置網漁業者(9ヶ統)(その他各種漁業者を含む)と漁協は、釧路管内栽培漁業推進協議会や公益社団法⼈北海道栽培漁業振興公社と連携し、マツカワ種苗の放流を⾏うとともに、漁業者⾃らも漁獲サイズを⾃主的に規制(体⻑35㎝以上)することで資源の維持安定に努める。加えて、消費者ニーズに基づき、活締めや活出荷により第1期浜プランに引き続き価格安定向上に努める。
○ つぶ篭漁業者(29経営体)、ほっき桁網漁業者(15経営体)及び各種漁業者と漁協は、滅菌海⽔等の蓄養施設と、衛⽣管理荷さばき施設内のチルド機能活⽤により⾼鮮度保持と衛⽣管理を徹底し、⽔揚げ量や市況を勘案した出荷調整による販路拡⼤に努める。
○ 漁協は、更なる衛⽣管理強化と付加価値向上に向けて、漁港天蓋施設(屋根付き岸壁)の整備を要望しており、早期に整備が図られるよう関係先へ要請を継続していく。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○ さけ定置網漁業者(21経営体)と漁協は、サケ稚魚の放流する際に、前浜におけるプランクトンや水温など水質環境のモニタリングを行うことで放流適期を把握し、適切な放流の実施により、資源の維持・増大に努める。
さらに、漁協は、資源の生残率や回帰率の向上を図るため、十勝釧路管内さけます増殖事業協会と連携し、茶路さけますふ化場の整備を検討する。
また、秋鮭は通常、魚卵(イクラ)の価値からメスの単価が高く、オスはメスに比べ単価が安い傾向に有るが、東北地方の水産加工会社から品質の高い白糠産のオスの需要が高まっていることから、新たな取り組みとして、ニーズを把握したうえでオスの水産加工会社への直接取引を進めることで、秋鮭全体の価格向上を目指す。
○ ししゃもこぎ網漁業者(34経営体)と漁協は、研究機関等の協力により資源量調査を実施の上、漁業者自ら上限漁獲量を設定し、計画的な操業により資源管理を徹底するとともに、漁期中の調査等から河川遡上時期を特定のうえ、遡上開始時には、自主的に操業の終了措置を講じ、産卵親魚の河川遡上を促進する。また、近隣の釧路市、釧路町のししゃもこぎ網漁業者とともに組織する「釧路ししゃもこぎ網漁業運営協議会」は、河川遡上した産卵親魚を捕獲し、庶路川シシャモ人工孵化場に収容し、適切な管理により孵化放流事業を行うことで、シシャモ資源の維持・増大を図る。
さらに、孵化事業で捕獲した親魚を活用し漁協女性部は、開発した加工品『黒上ししゃも』を道の駅「恋問館」で限定販売しているが、今後も「釧路ししゃもこぎ網漁業運営協議会」等と連携し、新たな加工製品等の開発販売を促進し、干しししゃもを含め、白糠産ししゃもの知名度向上と販路拡大を目指す。
○ 毛がに篭漁業者(69経営体)と漁協は、研究機関等の協力により資源量調査を実施の上、漁業者自ら上限漁獲量を設定し、計画的な操業により資源管理を徹底するとともに、限られた漁獲量の中で、小ガニ(甲長9㎝未満)については、海中還元することで翌年以降の漁獲対象資源を増加させるとともに、単価の高い中ガニ(甲長10㎝未満)や大ガニ(甲長10㎝以上)の漁獲割合を増加させ、水揚げ金額の向上を図る。また、漁獲後の鮮度保持対策として、夏場は船倉内に氷を敷き詰めることによる温度上昇の防止や冬場には凍結防止のために暖房によって温度低下を防止するなどにより季節に応じた温度管理を徹底することで、鮮度と品質の維持向上と魚価の向上に取組む。
○ たこ漁業者(29経営体)と漁協は、北海道庁に対してたこ産卵礁の整備促進を引続き要請するとともに、漁業者自らも漁獲サイズを1.8㎏以上に制限することや保護区の設定など資源保護に努める。また、販売にあたっては、価格変動が激しいタコの魚価安定と単価向上を図るため、北海道漁業協同組合連合会と連携し、タコを活用した商品開発を行う菓子メーカーなど水産加工業以外の食品製造会社へのタコの供給を行うなど、販路拡大に取組む。
○ さけ定置網漁業者(21経営体)(その他兼業で行う各種刺網漁業者を含む)、漁協は、北海道庁に対して魚礁の整備促進を引き続き要請する。また、釧路管内栽培漁業推進協議会や公益社団法人北海道栽培漁業振興公社と連携し、漁業者自らもマツカワ種苗の放流を行うとともに、漁獲サイズを自主的に規制(体長35㎝以上)することで資源の維持安定に努める。加えて、消費者ニーズに基づき、近隣漁協での成功例を参考としながら、新たに活締めや活出荷を検討する。
○ 漁協と白糠町は、市場関係者と連携し、安心・安全な水産物の供給体制を構築するべく、老朽化が進んだ卸売市場の改良・整備を検討する。
検討にあたっては、北海道産地市場機能強化等検討委員会の助言を得て、作業効率、鮮度保持、衛生管理に配慮した構造とし、「北海道産地市場衛生管理ガイドライン」に基づき、衛生管理の徹底を目指す。
また、漁協と全漁業者は、整備を予定する卸売市場に備える冷凍・冷蔵庫や海水氷製造設備などの活用を検討し、水揚げ後、出荷までの間、低温チルド管理(2度~-1度)の実現を目指す。
○ つぶ篭漁業者(31経営体)、ほっき桁網漁業者(15経営体)及び毛がに篭漁業者(69経営体)は、滅菌海水等の蓄養施設を活用した、高鮮度保持と衛生管理の徹底による鮮度の均一化と水揚げ量や市況を勘案した活での出荷に向けて関係者との調整を図る。
○ 全漁業者と漁協は、集客の相乗効果が見込め、漁協の直売所のある道の駅「恋問館」等において、地域の食文化や漁業を学べるイベントの開催、ならびに地元産の魚介類を活用したワンポイント調理教室などのイベント開催や製品加工室を活用した新たな加工製品等の開発や販売を通して、魚食の普及および魚介類の消費拡大に努める。

団体情報


JF・団体名 白糠漁業協同組合
住所 〒088-0304
北海道白糠郡白糠町岬1-2-42
電話番号 01547-2-2221