浜プランの取組地区数
5 6 7 地区
浜プランの取組地区数
5 6 7 地区
取組概要 | 海女による漁獲物の加工 |
キーワード | 資源増大 加工品開発 ブランド化 |
販路 | その他 |
取組タイプ | 新商品開発 |
魚種 |
アワビ サザエ イワガキ カジメ ナマコ |
① アワビ等の磯根資源の維持増大による漁獲収入の向上
○ 厳密な資源管理による磯根資源の維持
漁業者及び漁協は、漁業権行使規則に加えて、自主ルールによる漁獲規制(採取時期、採取時間、禁漁区の設定)を実施することにより、厳格な資源管理を実施し、磯根資源の維持を図る。
○ 種苗放流等による磯根資源の涵養
漁業者及び漁協は、島嶼部(舳倉島、七ツ島、嫁礁)及び輪島市本土側の岩礁域に、アワビ種苗(殻径20mm 以上)とサザエ種苗(殻高5mm 以上)を合わせて100 千個を目標に放流し、有用貝類資源の増大を図る。
○ 外敵生物(マダコ・ヒトデ)、競合生物(ウニ・小型巻貝)の駆除
漁業者は、地区住民と協力して、アワビを食害するマダコやヒトデ及び海藻を摂餌してアワビやサザエと餌料面で競合するウニやオオコシダカガンガラ等の小型巻貝を駆除する。
・ 外敵生物(マダコ・ヒトデ)の駆除 かご漁具
舳倉島地区:4 月~10 月
・ 競合生物(ウニ、小型巻貝)の駆除 海女による採取
○ アワビ・サザエ生育環境の保全
漁業者は、地元住民の協力と県水産総合センターの指導を受け、七ツ島海域において藻場の保全を図り、アワビ・サザエの生育環境を保全するためカジメ(ツルアラメ)母藻設置試験を実施する。
② 漁獲物の高付加価値化による収入の向上
○ 海女による漁獲物の加工
漁業者自らが水産加工に取り組み、未利用資源の活用や漁獲物の高付加価値化による収入の向上を図る。
(加工に取り組み、商品化を進める品目)
湯通し塩蔵ワカメ、塩蔵イシモズク、カットカジメ、蒸しアワビ、蒸しサザエ、茹でサザエ
○ 海女採り魚介類ブランド化の推進
漁業者及び漁協は、「輪島海女採りさざえ」・「輪島海女採りあわび」(平成21 年9 月4 日 石川県漁協が商標登録)をはじめとする海女採り魚介類のPRを県内外で引き続き実
施する。
○ 駆除した外敵生物等の有効活用
漁業者は、アワビを食害するため駆除すマダコを、水産加工品開発・販売に取り組む業者に、通常サイズのマダコに近い魚価水準で出荷することにより収入の向上を図る。
さらに、漁業者は、当該業者よりレシピの提供を受け、駆除事業により採取されるマダコを使った加工品の製造・販売に取り組む。
① アワビ等の磯根資源の維持増大による漁獲収入の向上
○ 厳密な資源管理による磯根資源の維持
漁業者及び漁協は、漁業権行使規則に加えて、自主ルールによる漁獲規制(採取時期、採取時間、禁漁区の設定)を実施することにより、厳格な資源管理を実施し、磯根資源の維持を図る。
○ 種苗放流等による磯根資源の涵養
漁業者及び漁協は、島嶼部(舳倉島、七ツ島、嫁礁)及び輪島市本土側の岩礁域に、アワビ種苗(殻径20mm 以上)とサザエ種苗(殻高5mm 以上)を合わせて100 千個を目標に放流し、有用貝類資源の増大を図る。
○ 外敵生物(マダコ・ヒトデ)、競合生物(ウニ・小型巻貝)の駆除
漁業者は、地区住民と協力して、アワビを食害するマダコやヒトデ及び海藻を摂餌してアワビやサザエと餌料面で競合するウニやオオコシダカガンガラ等の小型巻貝を駆除する。
・ 外敵生物(マダコ・ヒトデ)の駆除 かご漁具
舳倉島地区:4 月~10 月
・ 競合生物(ウニ、小型巻貝)の駆除 海女による採取
○ アワビ・サザエ生育環境の保全
漁業者は、地元住民の協力と県水産総合センターの指導を受け、七ツ島海域において藻場の保全を図り、アワビ・サザエの生育環境を保全するためカジメ(ツルアラメ)母藻設置試験を実施する。
② 漁獲物の高付加価値化による収入の向上
○ 海女による漁獲物の加工
漁業者自らが水産加工に取り組み、未利用資源の活用や漁獲物の高付加価値化による収入の向上を図る。
(加工に取り組み、商品化を進める品目)
湯通し塩蔵ワカメ、塩蔵イシモズク、カットカジメ、蒸しアワビ、蒸しサザエ、茹でサザエ
○ 海女採り魚介類ブランド化の推進
漁業者及び漁協は、「輪島海女採りさざえ」・「輪島海女採りあわび」(平成21 年9 月4 日 石川県漁協が商標登録)をはじめとする海女採り魚介類のPRを県内外で引き続き実
施する。
○ 駆除した外敵生物等の有効活用
漁業者は、アワビを食害するため駆除すマダコを、水産加工品開発・販売に取り組む業者に、通常サイズのマダコに近い魚価水準で出荷することにより収入の向上を図る。
さらに、漁業者は、当該業者よりレシピの提供を受け、駆除事業により採取されるマダコを使った加工品の製造・販売に取り組む。
JF・団体名 | 石川県漁業協同組合(海女部会) |
住所 | 〒920-0022 石川県金沢市北安江3-1-38 |
電話番号 | 076-234-8815 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されており、2017年8月現在、北海道から沖縄まで、全国で640を超える浜プランが策定されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |