北海道|えりも漁協地区地域水産業再生委員会

えりも漁業協同組合

取組概要 サケの鮮度保持とブランド化の推進
キーワード ブランドサケ銀聖
活け締め
活魚出荷
販路 域外流通
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 サケ
コンブ
ツブ
カニ
マツカワ

浜プランの取組内容

<継続取組内容>
・浅海漁業者(644経営体)と漁協は、1期⽬同様にこんぶ資源が持続的なものとなるよう、こんぶの遊⾛⼦が放出される9⽉から12⽉にかけ雑海藻駆除を⾏うことで藻場の保全に努める。また、投⽯を⾏うことで新たな藻場の確保に努める。さらに、ふのりについても漁場造成の整備促進を北海道に要請する。
加えて、漁業者はウニやハタハタの増殖事業(種苗放流)の実施とあわせて、ヒトデ駆除に取り組むことで浅海資源の増⼤を図る。
・さけ定置網漁業者(20経営体)は、漁獲後の流通過程で鮮度が⻑く維持されるよう、消費地販売店等からのニーズが⾼い秋さけ及びぶりを対象に、「船上活〆」に取組むとともに、その後は船上にてシャーベット氷を⼊れた海⽔槽を使⽤して運搬し、荷揚げ後は殺菌海⽔を⼊れたタンクでの保管を⾏うことで衛⽣管理・低温保管を徹底する。このため、「船上活〆」技術の習得を⽬標に、漁協が中⼼となって、漁業者を対象とした技術講習会を開催する。
また、漁業者は、⽇⾼定置漁業者組合と連携し、⽇⾼定置漁業者組合のブランドである「銀聖」のブランド化を推進するため、⼤消費地である札幌市における「北海道秋サケ祭り」や道内の地域産品を集めた物販イベント「北のアメ横さっぽろ」での展⽰即売会、管内の⼩中学校に給⾷の⾷材として「銀聖」を提供していくなど知名度の向上に取り組む。
さらに、漁業者は、春定置網で漁獲される時鮭についても、販売先のニーズを踏まえ、船上活〆の出荷割合を増加するとともに、シャーベット氷や殺菌海⽔を活⽤するなどにより、品質管理を徹底し、継続して付加価値の向上に取り組む。
近年漁獲が増加しているぶりについては、これまでなじみがなく流通形態が確⽴していないことから、上記の「船上活〆」を⾏わないぶりでも、販売先の需要を確認しつつ、道漁連と連携した東北4市場、関東、関⻄⽅⾯への販路を検討する。
また、「船上活〆」のブリについては、北海道における⼤消費地である札幌圏に向けた試験的な出荷に取り組むとともに、需要動向のニーズを調査する。
・つぶかご漁業者(48経営体)は、新たに真つぶの種苗放流を実施するとともに、⾃主的な期間休漁に取り組むことにより、真つぶ資源の維持・増⼤を図るとともに、⼤学や研究機関と連携し、真つぶの⽣態調査や種苗⽣産技術開発を⾏うことにより、有効な資源管理⼿法の確⽴を⽬指す。
また、真つぶの漁獲後の畜養⽔槽や殺菌海⽔を活⽤した砂抜きや漁獲物の洗浄、消費地市場の市況を勘案しての調整出荷に取り組むべく関係者との調整に努める。
つぶの輸出については、韓国への輸出を継続するとともに、他のアジア地域に対する輸出の可能性について関係者にて協議する。
・たこ漁業者(55経営体)と漁協は、北海道庁に対し、たこの産卵・育成漁場の整備促進を継続して要請するとともに、整備した施設の効果を⾼めるため、⾃らも⾃主的な漁獲体⻑制限の実施をすることでたこの資源増⼤を図るとともに、消費地飲⾷店等においてこれまでの鮮⿂から「活」へのニーズが⾼まっていることを背景に、漁獲後は海⽔シャーベット氷を⼊れた船内⽔槽に、また荷揚げ後は殺菌海⽔を使⽤した活⿂⽔槽を活⽤して、消費地までの活出荷に取り組む。
・かにかご漁業者(28経営体)は、研究機関等の協⼒により資源量調査を実施の上、資源量を把握し、漁獲量の上限を設定するなど適正な漁獲管理に努める。また、近年、消費地からのニーズが⾼い活出荷を⾏うため、漁獲後は、シャーベット氷を⼊れた⿂箱で活保管を実施するとともに、荷揚げ後については、滅菌海⽔を⼊れたタンクにより鮮度保持の徹底を図り、付加価値向上を⾒込む。
・かれい固定式刺し網漁業者(77経営体)は、関係漁業者団体で構成する「えりも以⻄栽培漁業推進協議会」内に設置する「まつかわ⿂価対策プロジェクトチーム」を中⼼に、以下の取組を通じて⿂価の向上を図る。
(1)北海道栽培漁業伊達センター(まつかわの種苗⽣産を⾏う)と連携して種苗放流を⾏うことで資源の維持安定に努める。
(2)漁獲したまつかわの中から、⼀定サイズ以上、かつ、良質なものだけを選別し、漁獲後、船内ではシャーベット氷を⼊れた海⽔槽で低温保管(仮死状態とするべく5℃程度での保管)し荷揚げ後は市場内で滅菌海⽔を⼊れたタンクで保管(鮮度保持を⽬的に10℃程度での保管)することで活⿂出荷を⾏う。
また、まつかわのほか良質なさめがれい及びばばがれいも含め、仲買や消費地ニーズに応え海象条件に左右されない安定した出荷体制を構築するべく、活保管による出荷調整が可能な畜養出荷に向けて課題を抽出し解決⽅法を検討する。
・えりも漁協、えりも町及び関係漁業者は、静内対空射撃場周辺漁業⽤施設設置助成事業を活⽤した荷捌き施設の整備や⽔産業強化⽀援事業を活⽤した作業保管施設の実施設計及び整備を図る。
また、庶野漁港における衛⽣管理の徹底のため、屋根付き岸壁の整備を開発局に要請した結果、屋根付き岸壁の整備が図られたため、今後は、これらの施設を活⽤したハードとソフトが⼀体となった⾼度な衛⽣の強化を図る。
・えりも漁協、様似町及び昆布漁業者は、旭地区においてこれまで使⽤していた昆布保管庫の⽼朽化等により昆布の品質が低下したことに伴って単価も低下していたことや、これまで2箇所で⾏い⾮効率だった昆布保管を1 箇所で集約するため、昆布保管庫の整備を検討する。
・えりも漁協と全漁業者は、漁業⼠会や⻘年部・⼥性部等の団体と連携し、地域で⽔揚げされる⽔産物(こんぶ、さけ、たこ、つぶ等)について、えりも町内で開催される「うに祭り」、「えりも庶野産直市場」、「漁協まつり」や「えりも海と⼭の幸フェスティバル」において販売促進活動を⾏うことにより、地産地消を図る。また、町外への旭川市、芽室町における「えりも庶野産直市場」の出店や札幌市内のデパートへ出展することにより、知名度の向上や販路拡⼤にも取組む。
また、真つぶの海外向けPR促進のため、5カ国語で記載したパンフレットを千歳空港から各地へ出発するバスの網ポケットに備え付ける事や、定⼭渓温泉の宿泊施設などにおいてもパンフレットを配布し、PRを図る。これらの取り組みにより、基準年より0.2%の収⼊向上を⾒込む。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

・浅海漁業者(682経営体)と漁協は、こんぶ資源が持続的なものとなるよう、こんぶの遊走子が放出される9月から12月にかけ雑海藻駆除を行うことで藻場の保全に努める。また、投石を行うことで新たな藻場の確保に努める。さらに、ふのりについても漁場造成の整備促進を北海道に要請する。
加えて、漁業者はウニやハタハタの増殖事業(種苗放流)の実施とあわせて、ヒトデ駆除に取り組むことで浅海資源の増大を図る。
・さけ定置網漁業者(20経営体)は、漁獲後の流通過程で鮮度が長く維持されるよう、消費地販売店等からのニーズが高い秋さけ及びぶりを対象に、「船上活〆」に取組むとともに、その後は船上にてシャーベット氷を入れた海水槽を使用して運搬し、荷揚げ後は殺菌海水を入れたタンクでの保管を行うことで衛生管理・低温保管を徹底することを検討する。このため、「船上活〆」技術の習得を目標に、漁協が中心となって、漁業者を対象とした技術講習会を開催する。
また、漁業者は、日高定置漁業者組合と連携し、日高定置漁業者組合のブランドである「銀聖」のブランド化を推進するため、大消費地である札幌市における「北海道秋サケ祭り」や道内の地域産品を集めた物販イベント「北のアメ横さっぽろ」での展示即売会、管内の小中学校に給食の食材として「銀聖」を提供していくなど知名度の向上に取り組む。
さらに、漁業者は、春定置網で漁獲される時鮭についても、販売先のニーズを踏まえ、船上活〆の出荷割合を増加するとともに、シャーベット氷や殺菌海水を活用するなどにより、品質管理を徹底し、付加価値の向上を図る。
近年漁獲が増加しているぶりについては、これまでなじみがなく流通形態が確立していないことから、上記の「船上活〆」を行わないぶりでも、販売先の需要を確認しつつ最適保存方法を検討することとし、道漁連と連携し東北4市場、関東、関西方面への販路拡大を進める。
・つぶかご漁業者(39経営体)は、真つぶの種苗放流を実施するとともに、自主的な期間休漁に取り組むことにより、真つぶ資源の維持・増大を図る。また、漁獲後は畜養水槽や殺菌海水を活用した砂抜きや漁獲物の洗浄、消費地市場の市況を勘案しての調整出荷に取り組むべく関係者との調整に努める。
・たこ漁業者(47経営体)と漁協は、北海道庁に対し、たこの産卵・育成漁場の整備促進を要請するとともに、整備した施設の効果を高めるため、自らも自主的な漁獲体長制限の実施をすることでたこの資源増大を図るとともに、消費地飲食店等においてこれまでの鮮魚から「活」へのニーズが高まっていることを背景に、漁獲後は海水シャーベット氷を入れた船内水槽に、また荷揚げ後は殺菌海水を使用した活魚水槽を活用して、消費地までの活出荷に取り組む。
・かにかご漁業者(28経営対)は、研究機関等の協力により資源量調査を実施の上、資源量を把握し、漁獲量の上限を設定するなど適正な漁獲管理に努める。また、近年、消費地からのニーズが高い活出荷を行うため、漁獲後は、シャーベット氷を入れた魚箱で活保管を実施するとともに、荷揚げ後については、滅菌海水を入れたタンクにより鮮度保持の徹底を図り、付加価値向上を見込む。
・かれい固定式刺し網漁業者(74経営体)は、関係漁業者団体で構成する「えりも以西栽培漁業推進協議会」内に設置する「まつかわ魚価対策プロジェクトチーム」を中心に、以下の取組を通じて魚価の向上を図る。
(1)北海道栽培漁業伊達センター(まつかわの種苗生産を行う)と連携して種苗放流を行うことで資源の維持安定に努める。
(2)漁獲したまつかわの中から、一定サイズ以上、かつ、良質なものだけを選別し、漁獲後、船内ではシャーベット氷を入れた海水槽で低温保管(仮死状態とするべく5℃程度での保管)し、荷揚げ後は市場内で滅菌海水を入れたタンクで保管(鮮度保持を目的に10℃程度での保管)することで活魚出荷を行う。
また、まつかわのほか良質なさめがれい及びばばがれいも含め、仲買や消費地ニーズに応え海象条件に左右されない安定した出荷体制を構築するべく、活保管による出荷調整が可能な畜養出荷に向けて課題を抽出し解決方法を検討する。
・えりも漁協、えりも町及び関係漁業者は、庶野漁港における衛生管理の徹底のため、屋根付き岸壁の整備を開発局に要請するとともに、自らも荷捌き施設の整備を検討するほか、衛生管理体制の強化及び作業の効率化のため、荷受け者である市場職員と連携し、衛生管理研修会を開催し、衛生管理意識の啓発・普及、漁港における各種作業にかかる動線を整理し輻輳化を回避することで水産物への細菌混入リスクの低減に努めるべく、漁港内の作業ルール策定の検討を行う。
また、韓国の水産物輸入規制状況を踏まえつつ、東アジア全体を対象にして、殺菌海水及びシャーベット氷を使用した出荷形態を確立させ、すけとうだら輸出の推進を図る。加えて、つぶの活出荷による輸出の可能性についても検討する。
・えりも漁協と全漁業者は、漁業士会や青年部・女性部等の団体と連携し、地域で水揚げされる水産物(こんぶ、さけ、たこ、つぶ等)について、えりも町内で開催される「うに祭り」、「えりも庶野産直市場」、「漁協まつり」や「えりも海と山の幸フェスティバル」において販売促進活動を行うことにより、地産地消を図る。また、町外への旭川市、芽室町における「えりも庶野産直市場」の出店や札幌市内のデパートへ出展することにより、知名度の向上や販路拡大にも取組む。
また、真つぶの海外向けPR促進のため、5カ国語で記載したパンフレットを作成し、千歳空港から各地へ出発するバスの網ポケットにパンフレットを入れることや定山渓温泉の宿泊施設などにおいても、パンフレットを配布することによりPRを図る。

団体情報


JF・団体名 えりも漁業協同組合
住所 〒058-0204
北海道幌泉郡えりも町字本町182-2
電話番号 01466-2-2211