浜プランの取組地区数

5 8 5 地区

青森県|大間地区地域水産業再生委員会

大間漁業協同組合

取組概要 鮮度保持による高付加価値化
キーワード神経抜き
低温管理
大間まぐろ
販路域外流通
取組タイプ鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 マグロ
スルメイカ
タイ
メバル
ブリ

浜プランの取組内容

以下の収入向上の取組により、基準年に対し9.23%の所得向上を図る。
①水産物の付加価値向上の取り組み
1) いか釣漁業者は、漁獲後の船上での低温管理(5℃以下)を徹底すべく、天候や気温に合せて適切に施氷し、速やかに箱詰めを行う。海水殺菌装置を導入している漁業者は、殺菌水でイカを洗浄し、解氷水による白色化を避けるため、穴あきの発泡スチロール箱を使用する等の対策を徹底する。対策の不十分な漁業者に対しては、漁協が指導を行い本プランの目標達成を確実なものとするよう努めさせる。
2) 一本釣漁業者は、クロマグロについて、漁獲後に魚体を傷つけないようマットを使用し、速やかな血抜き・内蔵処理・神経抜き作業を行うとともに、海水氷による低温管理を徹底する。また、県外流通がほとんどであることから、漁協は、地元及び県内業者からの聞き取り等で消費者ニーズを把握し、近隣向けの独自の出荷ルートを確立し仲卸業者や運送費用の削減を図る。また、漁協は、TAC によるクロマグロの漁獲枠を最大限活用できるよう、マグロ漁業者と共に有効な個別配分方法を検討する。
その他の魚種においても、鮮度保持処理の徹底による魚価向上を図る。
ブリにおいては、釣り上げ後、身割れ防止のため甲板に敷いたマットの上で即時の血抜き後、すぐに海水氷処理(海水1:氷0.5 以上)を行う。タイやメバル等の赤物においても、即時に血抜き後、すぐに海水氷処理を行い、鮮やかな色が長く保てるようにする。漁協の開催する説明会や講習会により全一本釣漁業者に手法を習得させ処理を徹底させる。
3) 採介藻漁業者は、身入りの悪いウニをツルアラメが大量に繁茂する10mより浅い漁場に移殖し、身入りを良くすることで魚価の向上を図る。
移殖の際、ウニを傷つけないよう注意し、海藻類の繁茂状況を把握した上で適切な密度で放流する。
また、これまでホコ取りに限定していたため需要の半分程度しか漁獲できていないツルアラメを10m以深においてマッケ(注2)による漁獲により年間10トンまで漁獲の増加を図る。但し、マッケによる漁法は漁獲圧が高くなるためツルアラメの繁茂状況を確認しつつ漁獲量を調整する。
(注2)マッケ:海底に沈め船で引き海藻を引っ掛けてとる漁法
②磯根資源回復による漁獲量向上の取り組み
町が運営する種苗育成センターで生産されるアワビ種苗の放流による磯根資源回復を図るため、放流の成果を上げている地域(千葉県を想定)を訪問し、放流に適したサイズ、時期、漁場環境等について調査し、地先漁場への有効活用を検討する。
また、漁協は、ナマコの育成に適した漁場を探索し、ナマコ採捕禁止区域として、規格外の小さなナマコが漁獲された場合には漁協が引き取って禁止区域に再放流する。禁止区域は複数設定し、漁場又は育成場として計画的に運用することで持続的な資源の活用を図る。
この他、漁港内の空きスペースを活用して、アワビやナマコの蓄養が可能か調査する。
③漁業と観光による取り組み
 漁協・町・商工会・観光協会等は、漁業者の協力を得て「おおまブルーマリンフェスティバル」や「産業祭」等のイベントにより、来場者に対して大間まぐろの試食提供や、旬の水産物の販売等をすることで品質の良い地域の水産物への理解を深めていただき、町内での消費拡大を図る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 大間漁業協同組合
住所 〒039-4601
青森県下北郡大間町大字大間字下手道59-3
電話番号 0175-37-3117