兵庫県|兵庫県地域水産業再生委員会富島漁協部会

富島漁業協同組合

取組概要 大札から見買いへの入札方法の移行や「かいぼり」の実施
キーワード かいぼり(ため池の底掃除)
PR活動
入札方法
販路 域内流通
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 ノリ
ワカメ
キス
タコ

浜プランの取組内容

①漁獲物等の品質向上
漁協が開設している共販市場において、規格外の小型魚や品質の悪い傷物の魚が混入して販売されると魚価が下がるため、漁船漁業者56名全員がこれまで以上に選別を徹底して単価の維持、向上に努める。
マダイ、スズキ等の活魚は、ロス(死魚)が出やすく魚価の下落に繋がるため、操業時の網からの取出しを丁寧に行い、漁船の生簀に収容する際には、ハリ(浮袋の空気抜き)をする等、取り扱い方法を定め漁業者全員が取り組む。
活魚の漁獲量が減り、市場価値が上がる秋から入札方法を大札から見買いにすることにより、単価の向上に努める。
先般改修工事を行った漁協の共販市場ではエアレーションを設置してより多くの活魚の出荷につとめる。
また、キス、シタビラメ等の鮮魚に対しては、鮮度保持のため、品温のムラを抑え冷却効率の良い砕氷を使用することを徹底する。
ノリ、ワカメ養殖業者は、着業者の減少によって漁場の利用が従前より柔軟に対応できる状況である。これまで養殖セットをマス目状に設置していたため栄養塩が低下すると潮流の前後で葉体の色に差が発生していたが、今後は養殖セットの間隔を拡大して設置することで潮流が当たるようにまんべんなくするとともに、地元農業者と協力して「ため池」に堆積した栄養豊かな泥を漁場へ供給する「かいぼり(ため池の底掃除)」を実施して、色落ちの発生を抑制することで品質の維持向上をめざす。
ノリ養殖業2協業体は、補助事業を活用して大型全自動海苔乾燥機を導入することで乾ノリ供給スピードが上がることにより生産性が向上され、先行して補助事業で導入した機器を活用することとあわせて、今まで以上に品質の良い安心安全な海苔を消費者に供給し生産金額の向上と漁業収入の増大を図る。
②地元消費の拡大
漁協は全漁業者と協力し、地元の仲買人、加工業者、商店街、料理店等とも連携して、各種イベント開催に参加して地魚のPR 活動を行う。
漁協は全漁業者と協力して、小型のウマズラハギ、マダイ、アジなどの低価の魚を一夜干しやみりん干し等に加工し、地元の商店街、料理店等での販売により低価格魚の付加価値を向上させるとともに消費拡大を図る。
③資源の増大対策
全漁業者が漁協と協力し、以下の取り組みを推進する。マダコの産卵蛸壺の設置や漁業調整規則等で採捕が禁止されている100g以下の小型ダコは船上や市場で選別し再放流する。
共同漁業権内での釣りのルールを遊漁者等に理解を求めるため、啓発活動を行う。
アオリイカ、ナマコの産卵床の設置を行う。
マダイ、ヒラメ、オニオコゼ、クルマエビ、キジハタ等の魚価単価の高い稚魚の放流を行い、栽培漁業や資源管理の取り組みに参加、資源増大を図る。
④漁場環境の保全
全漁業者で行う海底耕耘により、海底の清掃及び魚の住み良い環境を作る。また、貝類の放流、ため池のかいぼり、各種団体で行われる森づくり活動の取り組みに参加し、豊かな海の再生を図る。
⑤漁業後継者の育成
現在、漁業人材育成総合支援事業を活用し独立型の長期研修生を1名受入れ、漁協と漁業者が協力し研修を行っている。今後、新規就業者が安心して地元で就業できる環境を作る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

①漁獲物等の品質向上
 ・共販市場における規格等の選別徹底。活魚の網からの取入れ、漁船の生簀収容等における取り扱い方法等のルール化と徹底。キス・シタビラメなどの鮮魚の砕氷使用。
 ・ノリ・ワカメ養殖における養殖セットの間隔拡大、かいぼりの実施。
②地元消費の拡大
 ・地元加工業者・商店街等と連携した各種イベントへの参加と地元特産マダコのPR活動(県民サンビーチ海水浴客向けのマダコ掴み取り、北淡震災記念公園来場者へのタコ唐揚提供など)。
 ・小型イシモチ・マダイ・ウマヅラハギなど低価格魚の一夜干しやみりん干し等への加工・販売。
③資源の増大対策
 ・マダコ産卵蛸壺の設置。小型ダコの再放流。アオリイカ・ナマコの産卵床の設置。マダイ・ヒラメ・オニオコゼ・クルマエビ等の稚魚放流。
④漁場環境の保全: 海底耕耘、貝類の放流、ため池のかいぼり、森づくり活動への参加。
⑤漁業後継者の育成: 各種研修参加に向けた体制づくり。

団体情報


JF・団体名 富島漁業協同組合
住所 〒656-1711
兵庫県淡路市富島字小倉浜940
電話番号 (0799)82-0018