兵庫県|兵庫県地域水産業再生委員会福良漁協部会

福良漁業協同組合

取組概要 入札時間の短縮化による漁協共販機能の強化、「水産物祭」の直売魚種拡充
キーワード 直売所
朝市
サクラマス養殖
販路 域内流通
取組タイプ 広告宣伝、イベント
魚種 トラフグ
マダイ
ハモ
タコ
イカナゴ

浜プランの取組内容

●漁獲物の品質向上
①船びき網漁業16 名は、鮮度が落ちやすいイカナゴ、シラスについて、1操業当たりの曳網時間を10 分程度短縮し、1操業での漁獲量を調整して漁獲物の冷却効率を向上させること、陸揚にかかる帰港までの時間を短縮することで鮮度向上に努める。
②刺網漁業8 名は、漁場での漁具の設置時間を2時間短縮することで網に掛かってから水揚げする時間を短縮し、漁獲物の鮮度向上に努めるとともに、漁獲物を網から外す際には、メバルやカサゴなどの魚類では、網外し器具の使用と直接魚体に手が触れて魚が傷まないよう手袋の着用を徹底し、イセエビは足折れによる魚価低下をまねかないよう、網外し器具の使用と絡んだ網の切断を併用してこれまで以上に丁寧に扱う。
③延縄漁業9 名は、漁獲されたトラフグやハモを漁船の生簀に収容する際には、酸素ボンベからのエアレーションにより適度な酸素供給と氷を入れて水温を下げる水温調整を行い、活力を保持した状態で水揚げし、一匹でも多く高値で取引される活魚で出荷できるよう努める。
④一本釣漁業43 名は、漁獲したサワラを、エラ締め血抜きで死後硬直を遅らせ鮮度保持に努める。また、この処理を行ったサワラ、タチウオなどの鮮魚を、保冷能力の高い保冷箱の導入と水氷の併用により船上でのさらなる鮮度保持の向上に取り組む。
⑤ワカメ養殖業7 名は、栄養塩不足による色落ちを低減させるため養殖漁場へ施肥(硫安の入った袋を養殖場に吊して海中への窒素添加を促す)を行なうことにより品質の維持向上に努める。
⑥魚類養殖業21 名は、養殖トラフグ等への寄生虫の付着を減らし成長を促すため、海底改良剤(クリアウォーター、カルサンマリン)を養殖漁場に散布するなど養殖魚の品質向上に努める。
●資源の増大
漁業者、漁協、地元行政機関が協力し、投石による藻場の造成、アオリイカ産卵床設置、タコ産卵用蛸壺設置、マダイ、ヒラメ、マコガレイ、オニオコゼ、カサゴの中間育成等の栽培漁業やクロアワビ、サザエ、アカウニ等の有用種の放流を実施し、休漁日の拡大やバックフィッシュ等資源管理の取り組みに参加し、資源の増大を図る。
●地元消費の拡大
漁協は、全漁業者と協力し、以下の取組を行い、島内観光客や地元住民等の購入機会を増やすとともに、魚食普及により地元での消費拡大を図る。
1 農畜水産物直売所「美菜恋来屋」の活用
漁協は、全漁業者と協力し、農畜水産物直売所「美菜恋来屋」を活用し、サワラやタチウオ、アジ等地元水産物を販売し消費拡大を図る。
②「水産物祭」によるPR
福良地区は、鳴門海峡の渦潮観光船発着地となっており、島外からの観光客も多く来訪、宿泊することから、地元の仲買人、加工業者、商店街、料理店、民宿等とも連携し、福良地区特産の養殖トラフグ(淡路島3年とらふぐ、11 月開催)をはじめ、マダイ(鳴門鯛、桜鯛、3 月開催)、ハモ(べっぴん鱧、5 月開催)、マダコ(6 月開催)、シラス干し(ちりめん、10 月開催)、そして新たにサクラマスの養殖に取り組み(サクラマス、2 月開催)、新名物化を目指し、「水産物祭」での直売を通じたPR活動を実施する。
③朝市等の定期的な開催
漁協は、観光協会と協力し、毎月1回朝市を開催し、准組合員となっている水産物加工業者が製造するシラス干しや煮干し、塩蔵ワカメ等を地元消費者や観光客へ販売することにより消費拡大を図る。また、漁業者自らもタチウオやマイワシ等漁獲物を販売する。
④学校給食への提供、料理教室の開催
養殖漁業者は、地元小学校の給食に地元特産の「淡路島3年とらふぐ」を提供するとともに、養殖漁業をはじめとした当地区の漁業について講義を行なうことで地元の漁業や魚への親しみを醸成する。
また、漁協女性部は、地元小学校でタチウオやシラス干し、ノリ、ワカメ等を食材とした料理教室の開催により魚食普及を進める。
●漁協販売機能の強化
漁協は、漁業者、既存仲買業者と協力し、長時間にわたって行なわれている入札時間の短縮と漁業種類ごとの入札時間帯の集約などにより、共販運営の効率化を図り、仲買人の新規参入も含め、産地市場の価格形成力を向上させ、魚価を向上させることの検討を開始する。
●新規漁業就業者の確保・育成
漁協は、漁業者と協力し、意欲ある若者が漁業に新規参入し、継続して漁業に携わるための環境を整えるとともに、漁業の高付加価値化を担う人材を確保・育成し、地域漁業の再生を図る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

<漁獲物の品質向上>
 ①イカナゴ・シラスの鮮度向上: 曳網時間短縮、漁獲量調整、漁獲物の冷却効率向上、帰港時刻繰り上げ。
 ②漁具設置時間短縮による水揚げ時間短縮。網外し器具と手袋着用の徹底(メバル・カサゴ)。網外し器具使用と絡んだ網の切断(イセエビ)。
 ③トラフグ・ハモの活魚出荷: 漁船生簀での酸素ボンベ・エアレーションによる酸素供給と施氷による水温調整。
 ④サワラ・タチウオの船上鮮度向上: エラ締め血抜きと高保冷能力の保冷箱の導入。
 ⑤ワカメ養殖: 養殖漁場へ施肥(硫安袋の養殖場に投入)
 ⑥養殖トラフグ等の品質向上: 寄生虫付着防止に向けた養殖漁場での海底改良剤散布。

<資源の増大>
 ・投石による藻場の造成、アオリイカ産卵床設置、タコ産卵用蛸壺設置。マダイ、ヒラメ、マコガレイ、オニオコゼ、カサゴの中間育成等の栽培漁業。クロアワビ、サザエ、アカウニ等の有用種の放流。休漁日拡大、バックフィッシュ等の資源管理。
<漁協販売機能の強化>
 ・市場施設の集約による作業効率向上。入札時間短縮による共販運営効率化。
<地元消費の拡大>
 漁協は、全漁業者と協力し、以下の取組を行い、島内観光客や地元住民等の購入機会を増やすとともに、魚食普及により地元での消費拡大を図る。
  ①直販施設「あわじ島まるごと食の拠点」での地元水産物を販売(サワラ・タチウオ・アジ等)
  ②「水産物祭」によるPR: 地元仲買人、加工業者、商店街、料理店、民宿等と連携した「水産物祭」での直売・PR活動(養殖トラフグ、鳴門鯛、桜鯛、べっぴん鱧、マダコ、シラス干し)。
  ③毎月の朝市開催: 地元消費者や観光客への漁獲物を販売(シラス干し、煮干し、塩蔵ワカメ、タチウオやマイワシ等)
  ④学校給食への提供(淡路島3年とらふぐ)。地元小学校での地元漁業講義と料理教室開催(タチウオ、シラス干し、ノリ、ワカメ等)

団体情報


JF・団体名 福良漁業協同組合
住所 〒656-0503
兵庫県南あわじ市福良丙28
電話番号 (0799)52-0064