福岡県|新宮相島地域水産業再生委員会

新宮相島漁業協同組合

取組概要 一本釣りアジの出荷調整、島の特産品の開発
キーワード 相島!春フェスタ
アジの付加価値向上
直販施設の整備
販路 域外流通
取組タイプ 広告宣伝、イベント
魚種 アジ
ヒジキ
ワカメ
アカモク

浜プランの取組内容

下記の取組を通じ、基準年より0.6%の漁業収入増加を目指す。
①資源量増加の取組
◆食害生物の除去
・採介藻漁業者は水産多面的機能発揮事業を活用し、海藻を食害するガンガゼの除去やホンダワラ類の母藻投入を行うことにより、藻場の造成(7.17ha)を行う。また、年1回調査を行うことにより効果等をモニタリングし、漁場環境の保全と磯資源の増加を図る。
◆稚貝放流
・採介藻漁業者はアワビ種苗を放流することで、アワビの資源量増加を図る。
②魚価向上の取組
◆販売施設等の活用
・近年、「相島」は猫島として有名になっており、ここを訪れる観光客が増えている。この観光客をターゲットに地元産水産物や加工品の販売向上を目指し、市や漁協、関係者は、老朽化が進む販売施設の改修等について検討する。
◆アジの市場出荷量調整、付加価値向上
・一本釣り漁業者と漁協は、漁獲したアジを活かしておき、時化等で市場出荷量の少ない時期を狙った出荷調整を漁協レベルで行うことで、魚価向上を図る。
・漁業者は、トロ箱やラベル、水氷の敷き方を統一することで「相島の一本釣りアジ」の品質を向上させ、その良さを認知させ付加価値向上を図る。
・一本釣り漁業者は、関係者と調整しつつ、これまで取引のなかったアジ活魚の集荷業者等への販路開拓を行う。
・漁協は、関係者と調整しつつ、アジの大手スーパー等への販路開拓を行う。
◆直接販売による魚価の向上
・漁業者が漁船のいけまから獲れたての新鮮な魚介類を直接販売するイベントが好評である。イベント以外でのいけま売りの開催に向け、運営体制の再構築について協議を行う。
◆直売施設の整備
・陸側の渡船乗り場への道路拡張計画が検討されており、この計画とリンクして、浜の活力再生・成長促進交付金等を活用し、隣接する漁協支所周辺への直売施設や活魚出荷槽の整備について検討する。
※本計画は道路拡張計画とリンクしているため、整備時期が不透明であるが、近年整備することを念頭に、商品となる島の特産品の開発や、未利用魚を使用した新たな加工品の開発等を進める。
③6次産業化の取組
◆未利用資源の商品化
・全構成員は、未利用資源であったヒジキを使用した加工品「ひじきコロッケ」の販売高の向上を図るための方策を検討する。
・採介藻漁業者等は、未利用のワカメ、アカモク等の海藻類の加工品開発を検討する。
・かご漁業者等は、未利用の小型フグの加工、商品化を検討する。
・全構成員は、市場では値がつかない魚の加工、商品化を検討する。
◆島の特産品の開発
・既存のカマボコ商品に加え、より幅広い世代に好まれる新たな島の特産品の開発について検討する。
・女性活躍のための実践活動支援事業を活用して加工用の機器等を整備し、女性の視点を取り入れた加工品の開発を行う。
④魚食普及の取組
・全構成員は、漁船のいけまからの直接販売や、漁船クルージング等を行うイベント(相島!春フェスタ)を開催する。更に、新宮町や観光協会と連携し、秋にも同様のイベントを開催する。
これらにより、島の魅力を伝えると共に近隣消費者の育成、消費拡大につなげる。
・いけまからの直接販売などのイベント開催を通じ、町民への地元の水産業に対する理解を深め、水産物の消費拡大を図る。
○その他の取組
・漁業人材育成総合支援事業を活用することで、後継者の育成に努めるとともに、県の新規就業セミナー等を活用して新規漁業就業者の確保を図る。
・漁業者は、漁業者保証円滑化対策事業及び漁業経営基盤強化金融支援事業を活用することにより、積極的な設備投資を行い、漁労作業の安全性の確保や生産性の向上を図る。
・水産物供給基盤機能保全事業を活用し、保全整備を実施することで、漁業者の安全な操業を図る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

①資源量増加の取組
◆食害生物の除去
・採介藻漁業者が水産多面的機能発揮事業を活用し、海藻を食害するガンガゼを除去して藻場の造成(12.32ha)を行う。月1回の漁業者による調査、年2回の専門家による指導により、効果等をモニタリングしつつ、漁場環境の保全と磯資源の増加を図る。
◆稚貝放流
・採介藻漁業者が離島漁業再生支援交付金や県事業を活用し、アワビ種苗を放流(1万個)することでアワビの資源量増加を図る。
②魚価向上の取組
◆加工施設等の整備
・昨今の状況を分析すると、丸の鮮魚は家庭での調理に手間がかかることから、敬遠されがちとなっている。このため、出荷を丸の鮮魚から内臓等の処理や切り身等の一次処理した形での出荷に転換させることにより、単価の向上、販売量の増加を図る。
本年度、漁協は、既存の漁協加工場に包装機等の一次加工用の機器等の整備を行い、保健所から許可を取得し、一次加工を開始する。
・丸の鮮魚から一次加工品出荷へ、全構成員の漁獲物を加工することは、現在の加工場等の施設では能力が不足している。更に、採介藻漁業者が、新たに塩水ウニ加工を行うには、専用の加工施設が必要である。このため、28年度を目標として、加工場や冷凍冷蔵施設、製氷施設等の共同利用施設の増設・改修を産地水産業強化支援事業を活用して整備することとして、施設の内容や設計について検討を開始する。
◆アジの市場出荷量調整、付加価値向上
・一本釣り漁業者と漁協が県の事業を利用し、漁獲したアジを活かしておき、時化等で市場出荷量の少ない時期を狙った出荷調整を漁協レベルで行う。
・新たに、トロ箱やラベル、水氷の敷き方を統一することで「相島の一本釣りアジ」の品質を向上させ、その良さを認知させ付加価値向上を図る。
・一本釣り漁業者が、関係者と調整しつつ、これまで取引のなかったアジ活魚の集荷業者等への販路開拓を行う。
◆直販施設の整備
・陸側の渡船乗り場への道路拡張計画が検討されており、この計画とリンクして、強い水産業づくり交付金等を活用し、隣接する漁協支所周辺に直販施設や活魚出荷槽の整備の検討を行う。
※本計画は道路拡張計画とリンクしているため、実施時期が不透明であるが、近年実施することを念頭に、商品となる島の特産品開発、別途未利用魚を使用した新たな加工品開発等をすすめておく。
③6次産業化の取組
◆未利用資源の商品化
・採介藻漁業者等が、未利用のヒジキやワカメ、アカモク等の海藻類を加工し商品化。
・かご漁業者等が、未利用の小型フグを干物等に加工し商品化。
・全構成員が市場では値が低い魚(シイラ等)を加工して商品化。
◆島の特産品の開発
・漁協加工場の既存のカマボコ商品から、より幅広い世代に好まれる島の特産品となるよう地物原料使用やフライ、味付け、商品形態等の開発(ぼたコロッケ等)を行い販売増加を図る。
◆加工品の販路拡大
・観光業と連携し、島内販売所で年間約6万人の来島者向けに名物おやつおよび土産品として販売する。
・地元地域では、商工会と連携して特産品の「ぼた」商品の利用および販売の拡大を図る。
・地域外では郵便局と提携し、ぼたの通信販売業等の拡大を図る。
④魚食普及の取組
・全構成員が離島漁業再生支援交付金を活用し、本年は、新たに漁船の生け間からの直販や、漁船クルージング等を行うイベント(相島!春フェスタ)を開催する。更に、新宮町や観光協会と連携し、秋にも同様のイベントを開催する。
これらにより、島の魅力を伝えると共に近隣消費者の育成、消費拡大につなげる。
・地域の学校給食への食材納入を行い、地元の魚介類に対する理解を深める教育や啓発につなげる。

団体情報


JF・団体名 新宮相島漁業協同組合
住所 〒811-0118
福岡県粕屋郡新宮町大字相島1559
電話番号 092-962-2901