島根県|高津川流域地域水産業再生委員会
高津川漁業協同組合
取組概要 | 天然アユの産卵時期をずらす「電照親魚放流」による資源増大 |
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キーワード | 資源増大 電照親魚放流 漁業体験 |
販路 | その他 |
取組タイプ | 新技術の導入 |
魚種 | アユ |
浜プランの取組内容
アユ遡上数増加による漁獲量向上を目的とした電照親魚放流試験を実施する。効果検証(流下仔魚数及び翌年の遡上数等のモニタリング)を行い、改善点等の調査を実施する。
また、産卵親魚保護のため、禁漁期間の延長を実施する。
パルシステム生協と連携した販促活動や地元道の駅におけるイベントへの出展等を通して、アユの認知度の向上及び消費拡大を図る。また、必要に応じてニーズ調査を実施し、新たなアユ加工品開発を検討する。
※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。
浜プラン1期 取組内容
初年度に高津川の4ケ所の魚道を改修することで、天然アユ資源の増大を図ると共に、漁業の担い手を確保するためにIターン就農者に対しての網漁研修を実施し、アユの生産体制の再構築をめざす。
また、漁協へのアユ集荷試験を行いながら、課題の抽出や証・改善を行うことで数年かけて上流域も含めたアユ集荷体制(システム)を確立する。
さらに、この3月に協定を締結したパルシステム生協を今後の新たな販路として開拓・確保することで、漁期後半に下落傾向となる漁業者からのアユ買い取り価格の維持向上を図る。
具体には、新たな冷凍技術であるプロトン凍結機を活用し、パルシステム会員モニターへの冷凍秋鮎サンプルを試供し、アンケート調査による今後の改善点や消費者ニーズについて把握をし、次年度以降の改善・商品開発に繋げる。