北海道|網走地区地域水産業再生委員会

網走漁業協同組合

取組概要 EU向け秋サケ輸出の拡大
キーワード 対EU向け輸出
稚貝放流
販路拡大
販路 域外流通
取組タイプ 輸出
魚種 サケ
ホタテ
カニ
ウニ
タコ

浜プランの取組内容

・ホタテガイ漁業者210 名及び漁協は、採苗した貝を放流出来るサイズまで中間育成するにあたり、1かごの収容枚数を抑制することにより、放流稚貝としてのサイズの大型化を図り、又、放流に先立って周辺海域の低質調査を実施し、未利用海域のうちホタテガイの生息条件を満たす海域でのヒトデ等の外敵を駆除することで、漁場の拡大を図ると共に、低気圧等による漁場外への流出を防ぐため放流海域の検討のための調査を実施する。又、放流稚貝を一定サイズ以上(3.5cm 以上)とすることで、生残率向上や漁獲サイズの大型化に努め、安定した水揚の確保と魚価の向上を目指す。
又、漁協はEU向け輸出の拡大を向けて、船上での作業から加工場への搬送においても「北海道EU輸出ホタテガイ管理要領」を徹底し、漁業者及び民間加工場のEU-HACCP認定の動きと連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内出荷に比べ手間・労力が増加するEU向けに対応できる操業や水揚げ体制の整備を引き続き行う。
・サケ定置漁業者162 名及び漁協は、EU向け秋サケ輸出の更なる拡大に向け「北海道対EU向けサケ出荷管理要領」の沿って漁業者は使用する漁船を、漁協は荷揚げ岸壁の立入禁止等を行い衛生管理の徹底を図り、又、加工場へ搬送のための体制設備の構築を図り、民間加工場関係者を交えた研修会等を通じて、安全衛生管理を図る。漁業者と漁協は、民間加工業者のEUHACCP認定と連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内向け出荷に比べ手間・労力が増加するEU向けに対応できる操業や荷揚体制の充実を図るとともに、市内以外からの買い付けを促すために、荷揚げされたサケの保管管理体制の充実を図ることによる魚価向上を目指す。
・沖合底びき網漁業者3名は、漁船に積み込む滅菌粉砕氷の必要量を確保し、確実に漁槽の冷却を行うことで低温管理を努めるとともに、バラ以外の漁獲物について、滅菌粉砕氷を用いた発砲に入れることで衛生・温度管理を徹底し、又、沖合底曳船の専用発砲を用い「網走産船内沖詰」等を表記したシールを貼り、他産地との差別化を図り鮮魚流通における単価の向上を図る。
・タコ函漁業者8名と漁協は、比較的安定的な資源があるタコにおいて資源の維持を図るため漁業者独自の取組みとして体長制限を2.5 kgから3kgとすることで資源の安定を図るとともに、水試等の協力のもと小タコの標識放流を行い生態等の調査に協力を行う。
・採介藻業者12名と漁協は、減産傾向にあるウニの浅海域の資源増大のため、人口種苗の放流や3m以深に生息する実入りの悪いウニを適正な密度管理のもとで海藻等飼料の豊富な漁場へ移植放流を実施するほか、畜養施設を活用し価格が高い冬期間に出荷することができる体制作りを図る。又、漁協は試験機関と共同で歩留まり、生息密度調査を行うとともに、飼料海藻繁茂状況のモリタリング行い効率的な資源の増大を図る。
・なまこ漁業者15名と漁協は、比較的安定的な資源があるなまこにおいて資源の維持を図るため小なまこの放流や、出漁日数・漁獲量の上限を決め資源の維持を図るとともに、漁業者と漁協は人口種苗を行い資源量の更なる増大に取り組む。
・ホッキガイ漁業者7名と漁協は、減少傾向にあるホッキガイの資源増大のため、人口種苗した稚貝を中間育成を行い、生残率の向上を図るとともに、漁獲量制限、体長制限を行うことで資源の拡大を図る。又、混獲されるビノスガイについて、当地区では馴染みが無いため利用されてこなかったが、本州等のへの販路を開拓し、又、市内においても消費に向けた調理方法などを民間業者と連携して行い未利用資源の活用を図る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○ホタテガイ漁業者及び漁協は、採苗した貝を放流できるサイズにまで中間育成するにあたり、1カゴの収容枚数を抑制することにより、放流稚貝としてのサイズの大型化を図る。さらに放流に先立って周辺海域の底質調査を実施し、未利用海域のうちホタテガイの生息条件を満たす海域でヒトデ等の外敵を駆除することで、漁場の拡大を図るとともに、放流稚貝を一定サイズ(3.5cm以上)とすることにより、生残率向上や漁獲サイズの大型化に努め、安定した水揚げの確保と漁獲量の向上及び魚価向上を目指す。
○また、漁協は、EU向け輸出の拡大を目指し、船上での作業や網走港岸壁での水揚げ、加工場への搬送において「北海道対EU輸出ホタテガイ管理要領(網走南部海域)」等を遵守した体制となるよう、漁業者および民間加工場関係者を交えた研修会を開催し、安全衛生管理の確認を行う。確認結果をもとに、漁業者と漁協は、民間加工業者のEU-HACCP認定の動きと連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内向け出荷に比べ手間・労力が増加するEU仕向け増大に対応できる操業、水揚げ体制の強化を行う。
○サケ定置漁業者及び漁協は、26年度から開始する我が国初となるEU向け秋サケ輸出の更なる拡大を目指し、漁業者は使用する漁船の登録を、また漁協は網走港岸壁での水揚げ、加工場への搬送のための設備において「北海道対EU輸出向けサケ出荷管理要領」等を遵守した体制となるよう、民間加工場関係者を交えた研修会等を通じて、安全衛生管理の確認を行う。確認結果をもとに、漁業者と漁協は、民間加工業者のEU-HACCP認定の動きと連動して、研修を受けた衛生管理意識の高い関係者を確保し、国内向け出荷に比べ手間・労力が増加するEU仕向け増大に対応できる操業、水揚げ体制の強化を行う。 また、ブリについては、ここ数年漁獲量が増加傾向にあるが、これまでなじみなく流通形態が確立していなかったことから魚価が低いため、販売先の需要を踏まえつつ最適保存方法を検討し、道漁連と連携し、道内のみの販売から東北、関東、関西方面への販路を広げる。
○採介藻漁業者と漁協は、漁場の拡大を目的として、囲い礁の整備にむけた適地選定調査を行う。また、比較的高齢でも操業可能な、減産傾向にある浅海域のウニの効率的な資源増大のため、人工種苗の放流や3m以深に生息する実入りの悪いウニを適正な密度管理の下で海藻等餌料の豊富な漁場への移植放流を実施する。放流後は、試験研究機関と共同で、実入りの歩留まり状況や生息密度、餌料海藻繁茂状況のモニタリングを行い、必要に応じて、ウニの外敵生物の駆除等を行うことで、効率的な資源の増大を図る。
○沖合底びき網漁業者は、漁船に積み込む滅菌粉砕氷の必要量を確保し、確実に魚槽の冷却を行うことで低温管理に努める。また、積載する漁獲量を一定量に制限することで漁獲物の損傷等を抑え、鮮度の持続を図ることにより、鮮魚流通における単価向上を目指す。
○全漁業者及び漁協は、屋根付き岸壁や滅菌海水装置設備が整備された網走港において、同施設下での水揚げによる衛生管理の徹底のほか、漁業者・漁協職員・仲買業者を対象とした衛生管理研修会を実施し衛生管理の意識の啓発・普及に努める。また漁港での作業にかかる動線を整理し輻輳化を回避することで水産物の細菌混入リスクの低減に努めるべく漁港内での作業ルールを定める。さらに、自らが水揚げした水産物について衛生管理された水産物であることを産地イベント等を通じてPR活動を行い販売促進を図っていくとともに、特に、タラバガニ、サケと比較して、総じて低い価格となっているアブラガニやカラフトマスの魚価向上を目指し、産地イベントを通じて試食会を行うなどの活動を行い、販売促進を図っていく。

団体情報


JF・団体名 網走漁業協同組合
住所 〒093-0032
北海道網走市港町4-63
電話番号 0152-43-3121