北海道|寿都地区地域水産業再生委員会

寿都町漁業協同組合

取組概要 養殖や稚魚放流等による資源管理、都市漁村交流施設を使用した魚食普及活動
キーワード 渚泊
異業種連携
都市・漁村交流
販路 域外流通
取組タイプ 観光(体験漁業・レジャー・渚泊など)
魚種 ホタテ
カキ
ホッケ
ウニ
アワビ

浜プランの取組内容

① 水産資源の増大と所得の向上
➣ホタテ・カキ養殖施設の継続的利用
ホタテ・カキ養殖漁業者(20 名)は、養殖施設再設置事業(ホタテ・カキ養殖施設整備事業)により平成26・27 年度に整備が完了した強固で投資効率の良い養殖施設の継続的利用により漁業経営の安定を図ります。
➣養殖ホタテガイの斃死対策(ホタテ稚貝の地場採苗生産)の実施【新規】
ホタテガイ養殖漁業者(20 名)及び漁協は、平成28 年より発生している養殖ホタテガイの斃死対策として、採苗~分散~養殖作業を再構築します。平成31年から区画漁業権漁場で採苗を行い、ホタテ稚貝購入金額の削減及びホタテ生産量の改善により漁業所得の向上を図ります。
➣サケ、アワビ、ヒラメ、サクラマス、ニシンの稚魚放流事業
全漁業者(100 名)及び漁協は、サケ、アワビ、ヒラメ、サクラマス、ニシンの増殖を図るための稚魚放流事業を継続します。
➣堆肥分解性ブロックの継続製造及び藻場面積の拡大
ウニ・アワビ等浅海漁業者(97 名)及び漁協は、磯焼け対策等の保全活動事業として、水産加工残渣と町内森林の間伐材を発酵処理した堆肥分解性ブロックを継続的に製造し磯焼け海域に設置する効果的な事業を推進します。これにより藻場面積の拡大を図り、身入りが良く成長速度の速いウニ・アワビを生産し、漁業所得の向上を図ります。
➣アサリの養殖場整備【新規】
新規漁業就労者を含む浅海漁業者(97 名)及び漁協は、平磯の潮間帯に見られる円形の小規模な窪地(通称「円釜」)にアサリが高密度に生息する特徴を利用し、小規模な窪地を新たに養殖場として整備するための事前調査を行います。
➣低未利用資源(ツメタガイ、クボガイ、イガイ)の利用促進【新規】
新規漁業就労者を含む浅海漁業者(97 名)及び漁協は、寿都町では一般に流通しないため漁業者が沖合操業時に放棄している未利用貝(ツメタガイ、クボガイ、イガイ)を漁協で集荷し、食習慣のある東北地域等への仲買業者を通しての販売による漁業所得の向上に取組みます。なお、これらの天然貝には、麻痺性貝毒を有するものもあることから取り扱いに注意します。平成31 年は販売先の調査と試験操業を行います。
② 漁家経営の安定
➣イカナゴを利用した新商品「煮干」製造(漁協・加工協の共同事業)【新規】
イカナゴ敷網漁業者(27 名)、漁協及び寿都水産加工業協同組合は、イカナゴの高付加価値化を目指し、消費者に好評の低水分量(上乾:30%)の煮干を新規製造するための加工場の整備に必要な調査・検討を行います。
なお、本事業は、風力発電やバイオマス発電の再生可能エネルギー利用で実績がある寿都町を軸に、小女子佃煮で製造実績のある寿都水産加工協と漁協の連携による共同事業として取組みます。さらに、加工場の使用電力は、風力・太陽光・バイオマス等の自然再生エネルギーを使用し環境に配慮した施設とします。
➣水産物普及・体験交流施設の効果的、継続的利用
定置・底建網漁業者(16名)、漁協及び寿都町は、海業支援事業により平成26・27年度に整備が完了した水産物普及・体験交流施設を効果的、継続的に利用し、水産物の価格向上と地域雇用の拡大、安全・安心・新鮮な水産物の消費者への提供、並びに修学旅行生や一般客を対象に魚食普及研修体験等の都市漁村交流事業により販売先等の拡大に努めます。
➣寿都漁港内の蓄養施設利用拡大(魚類の一時蓄養)
全漁業者(100 名)及び漁協は、平成27 年度より供用開始した寿都漁港内の蓄養施設でのアワビ、ウニ、ホタテ、カキ等の貝類の蓄養に加え、沖合で漁獲されるヒラメなどの魚類蓄養も実施し利用促進に努めます。
➣渚泊事業への協力による外客等の受入れ増大による外資の導入促進
全漁業者(100 名)、漁協及び寿都町は、渚泊として外客等の受入れ増大に努め、養殖業の見学などの体験型観光の推進による都市漁村交流事業により外部流入資金の導入に取組みます。
➣ニセコアンテナショップ:神楽との連携による魚介類の販路拡大【新規】
全漁業者(100 名)、漁協及び寿都町は、平成29 年度に寿都町が整備したニセコアンテナショップ:レストラン神楽・鮮魚ショップ神楽との連携を深め、インバウンドで賑わうニセコ地域での寿都産魚介類の販売・利用促進を図り、販売先等の拡大により、漁業所得の増大を図ります。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○養殖施設再設置事業(ホタテ・カキ養殖施設整備事業) (所得の向上)
・老朽化した養殖施設を、強固で投資効率の良い養殖施設に転換。
・未利用漁場の有効活用を目的に、新規事業であるホタテ地蒔き養殖を実施するため、漁場耕耘事業から開始。
○水産物普及・体験交流施設整備事業(海業支援事業)
(所得の向上・6次産業化・漁村の魅力向上)
・維持経費が嵩んでいる漁協・加工協の冷蔵庫施設を、水産物の価値向上と地域雇用の拡大、安全・安心・新鮮な水産物の消費者への提供、並びに修学旅行生や一般客を対象に魚食普及研修体験等が行える都市漁村交流施設に改修。
○磯焼け対策(魚価向上)
・磯焼け対策等の保全活動事業として、水産加工残渣と町内森林の間伐材を発酵処理し、堆肥分解性ブロックを製造し磯焼け海域に設置する効果的な事業を推進。
・荒天時においても安定した水産物の供給や活魚による出荷など消費者ニーズに応えるため、寿都漁港内に蓄養施設を整備。ミズダコ、ナマコ、アワビ、ウニ、ホタテ、カキ等を対象とした蓄養を全漁業者で取組み、利用・運営・維持管理計画に基づき出荷調整を行う。

団体情報


JF・団体名 寿都町漁業協同組合
住所 〒048-0404
北海道寿都郡寿都町字大磯町20
電話番号 0136-62-2555