北海道|落石地区地域水産業再生委員会

落石漁業協同組合

取組概要 水産資源の安定、「しお風」ブランド確立
キーワード 「しお風」ブランド
種苗放流
タンク販売への移行
販路 その他
取組タイプ 鮮度保持(〆・裁きなど)
魚種 タコ
コンブ
サケ
ホッキ
ウニ

浜プランの取組内容

・ 昆布漁業者127 名は、昆布の荒廃漁場や部会で決定した疲弊した漁場の雑海藻駆除、母藻設置(スポアバック等)を行い、翌年は自主禁漁区とすることで常に輪番で生産性の高い昆布漁場を確保し、資源増大と収入の向上を図る。
さらに、落石漁協役職員及び昆布漁業者による消費地視察とPR活動を実施し、消費拡大に取り組む。
また、主要魚種である昆布は現在、漁港近くの倉庫に保管しているが、東日本大震災時の津波経験から高台移転の検討を行う。
・ うに漁業者14 経営体は、資源増大のためにウニの種苗を放流するとともに、実入りの悪い漁場にあるウニを海藻等餌料の豊富な好漁場へ移植することにより、より効率よく有効に資源を増大、利用することで収入の向上に取り組む。ただし、近年、好漁場はウニを捕食しているラッコが確認されているため、新たな漁場を模索する。
・ さんま棒受網漁業者13 名、さけ定置網漁業者12 経営体は、それぞれの水揚げの中から良質な漁獲物を選別し、船上にて迅速に「船上沖詰さんま」・「船上活〆あきさけ」処理を行うことで、漁協統一ブランド「しお風」として付加価値の向上を図る。(平成30 年度から「船上活〆春鮭」を追加。)
サンマ・サケを船上で素早く処理を行う「船上沖詰さんま」、「船上活〆あきさけ」、「船上活〆春鮭」は、流通過程でも鮮度が長く維持されることから、消費地販売店等でのニーズもあり、今後も滅菌海水などを使用した衛生管理を徹底した上でさらなる鮮度維持に努め、付加価値の向上に取り組む。
サンマは車積みとタンク積みで販売しており、タンク積みは滅菌冷却海水を使用し、衛生管理や鮮度維持に努めている事で車積み販売より単価は高いが、現状タンク数が不足している事で全てタンク販売はできていない。
今後は全てタンク販売できるよう不足分のタンクを購入して更なる収入向上に取り組む。
・ ほっき漁業者8 経営体及び毛がにかご漁業者3 名は鮮度維持を徹底するため、滅菌海水による活保管、ホッキの砂抜き等を実施し付加価値向上に取り組む。特に、滅菌海水を活用した活保管ケガニは、出荷調整等のための活保管に適しており、輸送中の活力低下も少なく、「しお風」ブランドの一つとして漁協ホームページで直販しているが、今後は各種販売媒体を活用し、販路拡大と付加価値の向上に取り組む。
・ 落石漁協と沿岸漁業者は、複数漁業を兼業で行う上で現在未利用資源であるアサリについて、一部民間等の研究機関の指導を受けつつ資源量調査や適地調査を行い、未利用資源を利用した新たな漁業への可能性について模索を行う。
・ 全漁業経営体及び落石漁協は衛生管理の徹底のため屋根付岸壁での荷揚げを徹底するとともに、荷受者である市場職員は衛生管理意識向上のために各種衛生管理研修会などへ参加し、衛生管理意識向上に向けた取組みを行う。
また、自らが水揚げした水産物について衛生管理された水産物であることを産地販売イベント等を通じてPR し、販売促進を図る。
・ 落石漁協とたこかご漁業者51 名及びたこ空釣縄漁業者11 名は、北海道が実施するタコ産卵礁の整備促進を要請するとともに、整備した施設の効果を高めるため、自主的な漁獲体長制限を行うなど、稚ダコを保護し効率的な資源増大を目指す。
また、根室市が取り組むヤナギダコの研究で産卵、孵化、稚ダコ育成が確立されたため、今後は種苗放流を行い産卵礁と相乗効果で資源増大を目指す。
これらの取り組みにより、基準年より0.2%の収入向上を見込む。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○資源増大
・昆布:荒廃漁場や部会で決定した疲弊した漁場の雑 海藻駆除を行い、翌年は自主禁漁区とする。
・うに:種苗を放流するととも に、実入りの悪い漁場にあるうにを海藻等餌料の豊富な好漁場へ移植する。
・タコ:北海道が実施する水産環境整備事業の整備促進を要請するとともに、自主的な漁獲体長制限を行う。
○消費拡大
・衛生管理の徹底のため屋根付岸壁での荷揚げを徹底し、また市場職員は衛生管理意識向上のために各種衛生 管理研修会などへ参加し、衛生管理意識向上にむけた取り組みを行う。
・漁業者自らが水揚げした水産物について衛生管理された水産物であることを産地販売イベント等を通じてPR活動を行う。
○付加価値向上
・さんま、さけ:それぞれの水揚の中から良質な漁獲物を選別し、船上にて迅速に「船上沖詰さんま」・「船上活〆秋さけ」処理を行う。
・ほっき:滅菌海水による活保管、ほっきの砂抜き等を実施
○未利用資源
・なまこ、ほや、ふのり、あさり:資源量調査や適地調査を行い、未利用資源を利用した新たな漁 業への可能性について模索を行う。

団体情報


JF・団体名 落石漁業協同組合
住所 〒088-1781
北海道根室市落石西395-2先埋立地
電話番号 0153-27-2121