北海道|歯舞地区地域水産業再生委員会

歯舞漁業協同組合

取組概要 ブランドさんま「一本立ち歯舞さんま」の普及
キーワード はぼまいブランド
「1漁業部会1品運動」
北海道マリンビジョン21計画
販路 その他
取組タイプ ブランド化
魚種 コンブ
サケ
マス
サンマ
イカ

浜プランの取組内容

以下の取組みにより基準年の漁業収入1.2%向上を目指す。
① 漁場環境の保全と資源量の増大
・ こんぶ漁業315経営体は、北方領土隣接地域振興等事業等を活用し、雑海藻の除去を行った翌年は自主禁漁区とし輪番操業をすることにより、常に生産性の高い漁場を確保するとともに、荒廃した昆布漁場の保全やモニタリングを計画的に実施する。
また、昆布育成環境保全(母藻不足解消)のため、まずは胞子を付着させた「かき石」を投入するなど着底基質の改善を図る。(その後、行政や各関係機関等と連携して、荒廃が懸念される昆布漁場を安定確保できるよう、岩盤着床を促す胞子液(昆布の種)を昆布漁場に直接捲き、昆布を繁茂させる技術等の習得と、その効果を確認しつつ検討し、早急な対策の実現に努めていく。)
さらに、貝殻島周辺で操業する282経営体は、浜の活力再生交付金(水産業強化支援事業)を活用し、貝殻島周辺漁場のうち雑海藻が繁茂し漁場荒廃が進んでいる箇所を対象に、雑海藻駆除を継続して行い、昆布資源の回復・増大を図る。
・ 採介藻漁業208経営体は、北方領土隣接地域振興等事業等を活用し、アサリ漁場において、アサリの種苗放流や漁場の害敵(ヒトデ)の駆除の強化のほか、計画的に漁場に盛砂をすることにより、漁場環境の回復による資源増大を図るとともに、ホッキ漁場において、機能低下を招く生物の生息により荒廃した漁場を、桁曳網を用い漁場耕耘することにより稚貝の二次発生を促し、資源の増大を図る。
また、ウニ漁場においても、荒廃漁場にいる実入りの悪いウニを潜水で採取し、適切な密度管理の下、海藻等の豊富な漁場へ放流することにより、稚ウニの二次発生を促しながら効率良く資源の増大を図る。
② 魚価の向上(単価向上)
・ さけます流し網漁業18経営体、さんま流し網漁業27経営体、いか釣り漁業16経営体、はえなわ漁業13経営体、刺し網漁業182経営体、定置・底建網漁業81経営体、かご漁業95経営体と歯舞漁協は、水産物の衛生管理の強化のため、屋根付き岸壁での水揚げを徹底して行うとともに、消費者市場等のニーズに応えるため、殺菌海水の使用や施氷の確実な実施に加え、活魚水槽の有効利用に努めることで、輸送中の鮮度保持と衛生管理による付加価値向上を図る。
・ さんま棒受け網漁業18経営体は、ブランドサンマである船上箱詰の「一本立ち歯舞さんま」をさらに普及するため、流水式紫外線浄化システム及びマイクロアイス氷製造機使用による品質向上対策を継続する。
さらに、流通業者や消費者のニーズに応えるため、「がんばる漁業復興支援事業」を活用した9経営体は、高鮮度保持及び一層の品質向上に努め、引き続き、付加価値の高い「一本立ち歯舞さんま」の出荷割合の向上を図る。
・ 歯舞漁協と刺し網漁業182経営体、定置・底建網漁業81経営体は、魚礁整備について、北海道に対して整備促進を要請するとともに、漁業者は「カレイ・ソイ・タラ・サケ等」の「船上活〆技術」の習得に努める。
また、殺菌海水の使用や適切な施氷による衛生管理を徹底する。
さらに、荷受業者も交えた品質・衛生管理勉強会を開催し、消費地販売店等のニーズに基づく付加価値向上の実現に努める。
・ 定置・底建網漁業81経営体は、近年、漁獲量が増加傾向にあるブリについて、活〆出荷により魚価の向上が見込まれることから、出荷割合を増加させることにより、漁業収入の向上を図る。
・ かご漁業95経営体は、平成28年に整備した活魚水槽によるタコの活出荷を継続して行うとともに、出荷割合を増加させることにより、漁業収入の向上を図る。
・ 全漁業経営体及び歯舞漁協は、歯舞地区マリンビジョン協議会や地域住民と連携し、地元のほか札幌等の大消費地で地域イベントを開催し、鮮魚、昆布、はぼまい昆布しょうゆ等の販売やPR活動を行い、「はぼまいブランド」の知名度アップによる販路拡大と付加価値向上を図る。
・ 歯舞漁協は、平成29年度に策定した整備計画に基づき、衛生管理型市場、開発営業店舗等、防災棟の一体施設について実施設計に着手し、「根室市水産HACCP推進協議会」が策定した「水産物品質及び衛生管理マニュアル」に基づく水産物の品質・衛生管理による水産物の付加価値向上及び歯舞産ブランド水産物のPR力の強化による水産物の販売力強化を推進する。
③ 水産物供給基盤の確保
・ 歯舞漁協は、北海道開発局が行う漁港整備(人工地盤、耐震岸壁の整備)の整備促進を要請するとともに、自らも漁港内の作業ルールを設定し、陸揚げから搬出までの作業動線の輻輳化を排除することで、水産物への細菌の混入リスクの低減に努めるとともに、作業の効率化を図る。
また、災害時の事業継続に向け関係者を集めた勉強会を開催するなど、体制づくりに取り組む。
・ 歯舞漁協が所有している根室市内にある昆布倉庫については低地にあり、近年の環境変化を考慮すると冠水の恐れがあることから、今後も当地区の主要魚種である昆布の安定的な供給及び収入の確保を行うべく、倉庫の高台への移転を検討する。
④ 都市との交流
・ 農山漁村振興交付金(渚泊)を利用し、都市部からの修学旅行生等を受け入れ、市場見学や漁業者宅に宿泊させる漁業体験学習を通じ、歯舞地区の漁業の魅力をPRしているが、宿泊については漁業者に大きな負担を強いる事から、負担の軽減を図るべく漁業体験宿泊施設の建設について検討する。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○資源増大
・雑海藻の除去を行った翌年は自主禁漁区とし輪番操業をする。また荒廃した昆布漁場の保全やモニタリングを計画的に実施。
・母藻不足解消のため、胞子を付着させた「かき石」を投入。
・貝殻島周辺漁場のうち雑海藻が繁茂し漁場荒廃が進んでいる箇所を対象に、新たに雑海藻駆除を行う。
・アサリ漁場において、アサリの種苗放流や漁場のヒトデの駆除の強化のほか、計画的に漁場に盛砂をする。
・ホッキ漁場において、機能低下を招く生物の生息により荒廃した漁場を、桁曳網を用い漁場耕耘する。
・ウニ漁場において、荒廃漁場にいる実入りの悪いウニを潜水で採取し、適切な密度管理の下、海藻等の豊富な漁場へ放流する。
○魚価向上
・屋根付き岸壁での水揚げ、菌海水の使用や施氷の確実な実施。
・ブランドさんまである船上箱詰の「一本立ち歯舞さんま」をさらに普及するため、流水式紫外線浄化システム及びマイクロアイス氷製造機の使用を継続。
・漁業者の「かれい・そい・たら・さけ等」の「船上活〆技術」の習得。
・荷受業者も交えた品質・衛生管理勉強会を開催。
・、歯舞地区マリンビジョン協議会や地域住民と連携し、地元のほか札幌等の大消費地で地域イベントを開催し、「はぼまいブランド」の知名度向上を図る。
○作業効率化
・漁港内の作業ルールを設定。
・災害時の事業継続に向け勉強会を開催。

団体情報


JF・団体名 歯舞漁業協同組合
住所 〒087-0192
北海道根室市歯舞4-120-1先埋立地
電話番号 0153-28-2121