北海道|福島町地区地域水産業再生委員会

福島吉岡漁業協同組合

取組概要 「海峡マグロ」のブランド化
キーワード 海峡マグロ
未利用資源
ウニの蓄養
販路 域外流通
取組タイプ ブランド化
魚種 コンブ
イカ
マグロ
ウニ
タコ

浜プランの取組内容

○ 魚価対策、水産資源の対策
・ マグロ延縄漁業12経営体と一本釣り漁業36経営体は、マグロ漁業において、船上での神経締めに加えて、整備された製氷施設からの良質な氷の供給により、漁獲物への施氷方法を統一し、漁獲物を高い鮮度で均一化できる出荷体制の構築に努める。
出荷元となる漁協は、全てのマグロ漁業者等を対象に血抜きや神経締め等の技術講習会を開催し、その普及に努める。
札幌・仙台・豊洲を中心として、消費地市場関係者との積極的な意見交換を行うことで、消費者ニーズに配慮しつつ「海峡マグロ」の名称でブランド化を目指す。
・ コンブ養殖漁業51経営体は、地元水揚高の6割以上を占める促成真コンブについて、確かな品質と消費者の信頼を高め、単価向上を目指す。
一方、漁協は、市場でのニーズの変化に即座に対応するために他地域の生産見通し等の情報を収集し、需要が高まりそうな規格等を予測して、各生産者が生産能力に応じてプラスαの製品製造が出来るよう販売戦略を検討し所得向上へと繋げる。
また、今まで生産性の無かった間引き時に出る未利用コンブを生で出荷することによって、閑散時期に所得を生み、加工業者との連携により生出荷量を増大させ、更なる所得へと繋げる。
・ 採介藻漁業135経営体は、天然藻場において雑海藻駆除や磯焼け対策として母藻の設置やウニ等の密度管理を行うことで良藻場保全に努め、計画的な種苗放流事業(エゾバフンウニ120万個、キタムラサキウニ80万個、エゾアワビ4万個、マナマコ10万個)を進め、資源の増大を図る。加えて、コンブ養殖漁業者と連携して、間引きコンブを餌料としたウ二の蓄養にも取り組む。
なお、ウニの蓄養にあたっては、水深15m以深に生息する未利用ウニを対象に深浅移殖することで、生産量の増大に努める。
また、「福島地域マリンビジョン協議会」と連携し、漁場環境の保全を図るため河川上流域での植林やゴミ清掃活動を行うとともに、ウニ・アワビ等の密漁監視活動を交替で行う。
・ 定置網・底建定置網漁業12経営体、一本釣り36経営体、漁業協同組合と町は、北海道に対し水産環境整備事業によるヒラメ、クロソイを対象とした保護育成礁の整備を検討するとともに、漁業者自らも稚魚放流事業を推進し、資源増大に努める。また漁協は、付加価値が高いヒラメやアイナメ等の魚種について、荒天に影響されず計画的に出荷量を増やすため、海水殺菌装置を活用して蓄養施設内の衛生管理に取り組むことで、活魚の生残率向上に努めるとともに安定出荷による量販店の信頼向上に取り組む。
・ タコ漁業70経営体および漁業協同組合は、資源保全に向け規格外のタコを採捕した場合の放流を徹底した上で、キロ単価の良い大型の出荷量を増やし、資源管理による永続的な漁獲量保持に努める。
・ イカ釣り漁業14経営体は、水産加工向けの木箱出荷の際に新設された製氷施設から供給される氷を高鮮度保持のために使用して付加価値をつけ収入向上に取組む。
◇ 上記の取組みにより、基準年より0.9%の収入向上を見込む。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○魚価対策、資源対策
・ マグロ延縄漁業16経営体と一本釣り漁業74経営体は、鮮魚水揚金額の35%を占めるマグロ漁業において、船上での神経締めに加えて、漁獲物への施氷方法を統一し、漁獲物を高い鮮度で均一化できる出荷体制の構築に努める。そこで、漁協は全てのマグロ漁業者等を対象に血抜きや神経締め等の技術講習会を開催しその普及に努めるとともに、低温管理のための製氷貯氷施設の整備を検討する。また、築地、仙台、札幌を中心として消費地市場関係者と意見交換を行うことで消費者ニーズに配慮しつつ、「海峡マグロ」の名称でのブランド化を目指す。
・ コンブ養殖漁業60経営体は、地元水揚げ高の6割を占める促成真コンブについて、コンブ需要の多い本州、主に西日本で、安定した市場への供給を図るべく販路拡大のための市場のニーズ調査を行いつつ、出荷時期の調整を行うとともに、例えば関西方面で需要が高い加工形態(現在は棒コンブ)での出荷方法を工夫するなど、他の有名産地との競合に対応し得る販売戦略を検討する。
また、漁協及び試験研究機関と連携し、沖出し後のコンブ種苗が適正に成長できるよう、これまで個々の経験により取り組んできた成長に応じて行われる間引きや浮上作業について、共同で知見を収集し、マニュアル化を図るとともに、マニュアルに基づく対策を徹底することで、コンブの品質向上および増産対策に取り組む。
・ 採介藻漁業153経営体は、天然藻場において雑海藻駆除や母藻の設置を行うことで成長力を高めるとともに、摂餌力との間で均衡がとれるよう密度管理を図りつつ、その範囲内で種苗放流事業(エゾバフンウニ200万個、エゾアワビ4万個、ナマコ10万匹)を進め、資源の増大を図る。加えて、コンブ養殖漁業者と連携して、間引きコンブを餌料としたウニ・アワビの蓄養にも取り組む。なお、ウニの蓄養にあたっては、15m以深に生息する未利用ウニを対象に移植することで、生産量の増大に努める。
また、「福島地域マリンビジョン協議会」と連携し、漁場環境の保全を図るため河川上流域での植林やゴミ清掃活動を行うとともに、ウニ・アワビ等の密漁監視活動を交替で行う。
・ 定置網・底建網漁業15経営体、一本釣り漁業74経営体、漁業協同組合と町は、北海道に対し水産環境整備事業によるヒラメ、クロソイを対象とした保護育成礁の整備促進を要請するとともに、漁業者自らも稚魚放流事業を推進し、資源の増大に努める。また漁協は、付加価値が高い活ヒラメやアイナメ等の荒天時に影響されにくい計画的な出荷量を増やすため、海水殺菌装置を活用して畜養施設内の衛生管理に取り組むことで、活魚の生残率向上に努めるとともに安定出荷による量販店の信頼向上に取り組む。
・ タコ漁業50経営体および漁業協同組合は、タコの「活」出荷増量に向け、船内生簀における生残率向上のための海水殺菌装置の導入を検討するとともに、荒天時でも安定して出荷できるよう、畜養施設における長期飼育に試験的に取り組む。
・ イカ釣り漁業3経営体は、鮮スルメイカの水揚げが海象状況により左右され、市場での取引価格が不安定であることから、町内の水産加工業者12社、「福島町地域マリンビジョン協議会」と連携し、地元産のイカを加工原料とした加工品開発に取り組むとともに、町や漁協と連携し、道の駅などを活用した直販に取り組む。

団体情報


JF・団体名 福島吉岡漁業協同組合
住所 〒049-1453
北海道松前郡福島町字吉岡750
電話番号 0139-48-5311