北海道|オホーツク雄武地区地域水産業再生委員会

雄武漁業協同組合

取組概要 ホタテのEU向け輸出、衛生管理型施設の整備
キーワード 対EU向け輸出
イベント
資源増大
販路 域外流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 ホタテ
サケ
ウニ
コンブ
カニ

浜プランの取組内容

・ホタテガイ漁業者(108名)と漁協は、砂泥質のホタテ漁場の底質改善を図るため、ホタテ貝殻の散布及びヒトデ駆除を実施することで、生産性の向上を図る。また、EU輸出の需要の高まりから、雄武漁協の水産加工処理施設に係る対EU-HACCP認定取得を目指すとともに、町内民間加工業者と一体になって、EU向け出荷体制の確立と付加価値向上を図る。また、生産面においては、今後のEU出荷量を増やすべく漁船の大型化を推進し、さらに、元稲府漁港においては、衛生管理型の荷さばき施設の整備をする。
また、沢木漁港においても屋根付岸壁などの衛生管理施設の整備が進められることやホタテの今後の増産体制に備え、オートシェラーの導入を検討し、加工生産量の拡大による対EU向け輸出の強化を図る。
・サケ定置網漁業者(45名)と漁協は、増産に努めるべく北見管内さけます増殖事業協会の技術指導を受け、町内4漁港に海中飼育施設を設置し、生残率の向上並びに回帰率の向上に努める。また、既存ブランドの高品質化を図るため、フィッシュアナライザによる脂質検査を実施するなど付加価値向上を図る。
また、サケなど地場産水産物の施氷に必要となる氷が不足していることから、貯氷施設を整備のうえ、流通面での鮮度維持を向上させ、付加価値向上を図る。
・採貝藻漁業(53名)と漁協は、ウニ・コンブの生息環境を確保する為、囲い礁の整備を継続し、加えて水深3m以深に生息する実入りの悪いウニの深浅移殖を実施し、適正な水深で餌料のある漁場へ移殖放流し、資源増大に努める。
・ナマコ漁業と漁協は、漁港内静穏水域及び禁漁区指定した外海漁場に石詰礁を設置し、資源増大のための試験調査を実施する。
・全漁業者(108名)と漁協は、毛ガニ、ホタテ、サケ(ブランド名「めじか」・「雄宝」)などの知名度向上のため、各団体との連携によるPRの強化や、毛がに祭り、おうむ産業祭り、うまいもん祭りの町内イベント、姉妹都市である武雄市などの道内外各地のイベントに積極的に参加し、雄武町の知名度を向上させ、ブランド力を向上させる。
・継続的な漁業所得の維持、向上を図るため、ホタテ桁網漁業の雇用(50名)に向けての退職金制度導入及び毛ガニ籠漁業者が雇用する乗組合(40名)には、最低保障制度を設けるなど、離職による操業休止に陥らないよう雇用安定に努める対策を実施する。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○ほたてがい漁業者と漁協は、生産力の低下したほたて漁場において、ほたて貝殻の漁場への散布による底質改善やヒトデの駆除を実施することで、生産力の改善を図る。また、稚貝の分散作業において選別機器(陸上作業用ベルトコンベアー)の導入により作業の効率化を図るとともに、放流稚貝を一定サイズ以上(3.5cm以上)のみを選別し放流することにより、生存率(歩留り)の向上を図る。
また、EU輸出の需要の高まりから、当地区を含む網走北部海域においてほたてがいのEU出荷の海域指定を受け、今後のEU出荷量を増やす(1.5万トン→1.8万トン(H28)→2万トン(H30))べく、漁船の大型化を進める。さらに、拠点漁港である元稲府漁港と雄武漁港において引き続き屋根付き岸壁の整備などを北海道に要請し陸揚げ環境の改善を図るとともに、漁協直営加工施設のEU向けHACCP認定に向けた整備を計画する。加えて、漁業者自らも漁港利用にかかる安全衛生管理マニュアルの見直し・強化を図り、漁協においてもまずは元稲府漁港において荷捌き施設の改良に向け施設計画の策定に取り組むなど、EU出荷体制の確立を目指す。
○さけ定置網漁業者と漁協は、さけの増産に努めるべく、北見管内さけ・ます増殖事業協会の技術指導を受け、雄武漁港ほか4漁港において中間育成施設を設置し、H26年は前年度の200万尾から350万尾に増やして海中飼育放流を実施することより、生育環境の変化に順応できるように取り組み生残率や回帰率の向上を図る。また、漁船の老朽化が懸念されることから、順次、漁船の大型化を進めることとしており、荒天時などの出漁機会の増加にあわせ生産量の増大を図る。
○採貝藻漁業と漁協は、うに及びこんぶの生息環境を確保するため、北海道開発局の協力を得て漁港の防波堤整備において構造形式を工夫することで創出した静穏なマウンド域をこんぶ漁場に改良するほか、囲い礁の整備促進を北海道にも要請する。加えて3m以深に生息する実入りの悪いうに(未利用)を適正な密度管理の下で当該漁場へ移殖し資源増大に努める。
また、しじみ貝についても、漁協青年部と連携し、しじみ貝漁場で毎年資源量のモニタリング調査を行いつつ、桁網による耕耘や高密度に生息する貝を密度の低い漁場へ移殖放流することにより、効率的な資源増大を図る。
さらに、なまこについても、漁港内静穏水域を活用し試験的に石詰礁の設置による増殖試験調査を行い、資源増大の可能性を検討する。
○漁協と全漁業者は、毛がに、ほたて、さけ(めじか、雄宝)などの知名度向上のため、販売戦略を定め、町内各団体との連携によるPRの強化や、毛がに祭り、産業観光まつり、うまいもん祭りの町内イベントはもとより、道内外各地のイベントに積極的に参加することで、新たな製品開発や漁協直売店での販売促進に取り組む。
また、漁協女性部と生活クラブの提供による販路拡大や消費拡大を図る。

団体情報


JF・団体名 雄武漁業協同組合
住所 〒098-1702
北海道紋別郡雄武町字雄武983
電話番号 0158-84-2531