浜プランの取組地区数
5 8 5 地区
浜プランの取組地区数
5 8 5 地区
取組概要 | 島外への出荷方法の見直し、料理コンテストの開催等による地産地消の促進 |
キーワード | 新漁法の開発 料理開発 出荷方法の見直し |
販路 | 域外流通 |
取組タイプ | 鮮度管理(冷凍・冷蔵技術など) |
魚種 |
アカハタ ハマダイ メカジキ メバチマグロ カメ |
A) 現在、母島において、主に自家消費用として零細的に行われているエビ漁について、従来の素潜りによる漁法だけでなく、漁獲能力の高いエビ籠を用いた漁法を導入し、籠漁に適した漁場の探索に取り掛かる。
新たな漁場の開拓に向け、遠海での操業を可能にするために必要な機関士等の資格取得や、競争力強化型機器(省燃費又は出力向上エンジンなど)の導入を奨励し、漁場拡大に向けた基盤づくりを行う。(基本方針①)
B) 島外への出荷に際し、週一便のおがさわら丸の運航スケジュールによる制約を受け、母島から市場まで最短3日から最長10日前後を要している。内地に比べ、漁獲物の鮮度の保持の面でハンデを背負っている。従来の出荷方法を見直し、漁獲物の高鮮度化を図るため、先進地視察を実施するとともに、新たな出荷資材(保冷シートなど)を導入し、漁獲物の処理方法の改善(漁獲後のソデイカを魚倉に入れる際保冷シートで包み、直接氷と接しないようにする)等に取り組む。(基本方針②)
C) 島内における水産物(鮮魚や亀肉など)の消費量が少ないことから、消費量の拡大を図るため、新たな料理開発(料理コンテスト)の開催企画・話し合いを開始する。さらに、漁協が運営する直売所での対面販売を活かし、試食販売など、水産物の魅力を消費者に直接伝えていくことで、地産地消に取り組む。(基本方針③)
A) 現在、母島において、主に自家消費用として零細的に行われているエビ漁について、従来の素潜りによる漁法だけでなく、漁獲能力の高いエビ籠を用いた漁法を導入し、籠漁に適した漁場の探索に取り掛かる。
新たな漁場の開拓に向け、遠海での操業を可能にするために必要な機関士等の資格取得や、競争力強化型機器(省燃費又は出力向上エンジンなど)の導入を奨励し、漁場拡大に向けた基盤づくりを行う。(基本方針①)
B) 島外への出荷に際し、週一便のおがさわら丸の運航スケジュールによる制約を受け、母島から市場まで最短3日から最長10日前後を要している。内地に比べ、漁獲物の鮮度の保持の面でハンデを背負っている。従来の出荷方法を見直し、漁獲物の高鮮度化を図るため、先進地視察を実施するとともに、新たな出荷資材(保冷シートなど)を導入し、漁獲物の処理方法の改善(漁獲後のソデイカを魚倉に入れる際保冷シートで包み、直接氷と接しないようにする)等に取り組む。(基本方針②)
C) 島内における水産物(鮮魚や亀肉など)の消費量が少ないことから、消費量の拡大を図るため、新たな料理開発(料理コンテスト)の開催企画・話し合いを開始する。さらに、漁協が運営する直売所での対面販売を活かし、試食販売など、水産物の魅力を消費者に直接伝えていくことで、地産地消に取り組む。(基本方針③)
JF・団体名 | 小笠原母島漁業協同組合 |
住所 | 〒100-2211 東京都小笠原村母島字元地 |
電話番号 | 04998-3-2311 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されており、2017年8月現在、北海道から沖縄まで、全国で640を超える浜プランが策定されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。