北海道|登別・白老地域水産業再生委員会

いぶり中央漁業協同組合

取組概要 東アジアへの輸出に向けての品質管理、朝市夕市等の開催
キーワード 船上活〆トキシラズ
市場開催
東アジア向け輸出
販路 域外流通
取組タイプ 安全・衛生管理
魚種 スケトウダラ
ホッケ
カレイ
ホッキ
マツカワ

浜プランの取組内容

・かれい刺網漁業者107名、定置網漁業者14名及びいぶり中央漁業協同組合は、北海道に対し魚礁等の整備促進を要請するとともに、関係漁業団体で構成する「えりも以西栽培漁業振興推進協議会」と連携してマツカワの種苗放流を行ない、資源の維持安定に努める。このほか、同協議会が設置するマツカワ魚価対策プロジェクトチームと連携し、高付加価値化に向けて「王鰈」ブランド管理規定等の策定に取り組む。
・定置網漁業者14名及びいぶり中央漁業協同組合は、管内さけます増殖事業協会と連携し、サケ稚魚放流を推進する。このほか、登別漁港では屋根付き岸壁での荷揚げによる衛生管理の徹底を図り、また白老港では施氷による鮮度管理の徹底を図り、魚価向上に努める。
・潜水漁業者44名及びいぶり中央漁業協同組合は更なる漁業資源の維持・増加を目的に、研究機関との連携のもと、5年後の採捕、出荷を目指してナマコ・エゾバフンウニの種苗放流を実施するとともに、先進地の取り組みを参照して販路拡大に向けた検討・協議を行う。なお、放流後の生育状況調査等を行い、翌年度以降の放流効果の向上に努める。
・ほっき桁曳漁業者144名は、研究機関との連携のもと、資源調査の実施により資源量を把握し適正な漁獲管理を務めるとともに、自ら漁場耕耘やヒトデ・空貝の駆除を行うことで生産力が低下した漁場の再生と更なる生息地拡大に取り組む。また、独自に禁漁期を設定した区域への稚貝・未成貝移植を行うとともに、漁獲時には殻長制限等を設定することにより資源の維持・増加を図る。
・すけとうだら刺網漁業者98名及びいぶり中央漁業協同組合は、すけとうだらの東アジアへの輸出に向けて、北海道漁業協同組合連合会と連携して施設整備等も含め検討・協議を行う。
・いぶり中央漁協は、水産資源及び漁具への被害を及ぼしているサメを捕獲して、資源の維持・増加、漁具被害の軽減に努める。また、サメの水産資源としての活用を図る。
・全漁業者及びいぶり中央漁業協同組合、登別市、白老町は、女性部及び青年部と連携し、港や漁港における朝市夕市等の海産物直売会を開催し、各種販促活動を通じて、地元での消費拡大を図る。
・全漁業者及びいぶり中央漁業協同組合、登別市、白老町は、国が行う直轄特定漁港漁場整備事業による整備促進を要望するとともに、漁業者及びいぶり中央漁協自らも、整備される屋根付岸壁や人工地盤、航路等の利用導線や漁港内のルールを設定することで、衛生管理体制の強化及び作業の効率化を図る。
・全漁業者及びいぶり中央漁業協同組合、登別市、白老町は、国及び北海道が行う水産物供給基盤機能保全事業(漁港内の浚渫)の整備促進を要望するとともに漁業者は、作業の効率化を図る。
以上の取組みにより、基準年の漁業収入より0.4%の収入向上を目指す。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

浜プラン1期 取組内容

○かれい刺網漁業者、定置網漁業及びいぶり中央漁協は、北海道に対し魚礁等の整備促進を要請するとともに、関係漁業団体で構成する「えりも以西栽培漁業推進協議会」と連携してマツカワの種苗放流を行い、資源の維持安定に努める。このほか、同協議会が設置するマツカワ魚価対策プロジェクトチームと協力し、高付加価値化に向けて、活魚出荷のための出荷ルール(集荷サイズ、活魚水槽内の設定温度等)の統一化を図り、漁獲物の高い鮮度での均一化に取り組むとともに、海水滅菌装置及び畜養水槽を活用し、仲買や消費地ニーズに応えるべく、海象条件に左右されない安定した出荷体制の構築を検討する。
○定置網漁業及びいぶり中央漁協は、管内さけます増殖事業協会と連携し、サケ稚魚放流を推進する。また、春定置網漁業を対象として、漁獲サイズや色合いなどの一定基準を満たした良質なトキシラズを船上で選別し、その後素早い血抜き処理による船上活〆に取り組むとともに、関係する全漁業者を対象として定期的な活〆技術講習会を開催し、更なる技術向上を目指す。さらに活〆後は海水氷による施氷を徹底することで、高鮮度で均一化できる出荷体制の構築を図る。
加えて、販売する際は産地表示シールの添付による差別化を進めるとともに、北海道漁業協同組合連合会との連携のもと、船上活〆トキシラズの全国の主要な市場への出荷及び販路拡大を積極的に進め、いぶり中央漁協としてのブランド化への取組を通じて、消費者に信頼されるよう取り組む。
○潜水漁業者及びいぶり中央漁協は、更なる漁業資源の活用を目的に、研究機関との連携のもと、エゾアワビの種苗放流を実施する。なお、放流適地を調査するため、放流後の追跡調査をあわせて行い、翌年度以降の放流効果の向上に努める。
また、潜水漁業者のうち白老地区漁業者は、エゾアワビのほかにナマコについても種苗生産試験(産卵試験および中間育成試験)を通じて種苗生産技術や放流技術の習得に努めることとしており、放流後は追跡調査を行う。その後は虎杖浜地区及び登別地区の関係漁業者への技術普及に努め、規模拡大を図る。
○ほっき桁曳漁業者は、研究機関との連携のもと、資源調査の実施により資源量を把握し適正な漁獲管理に努めるとともに、自ら漁場耕耘やヒトデなどの有害生物駆除、空貝駆除を行うことで生産力が低下した漁場の再生と更なる生息地域拡大に取り組む。また、独自に禁漁期を設定した区域への稚貝・未成貝移植を行うとともに、漁獲時には殻長制限等を設定することにより資源の維持・増加を図る。
○すけとうだら等刺網漁業者は、登別・虎杖浜地区から順次、すけとうだらの出荷を木製魚箱による出荷から、洗浄及び海水氷の活用による低温管理が容易なプラスチック製魚箱での出荷に転換するなどにより品質管理の強化に努める。また、漁協は地元仲買人に対してプラスチック製魚箱の有効性を説明し、衛生状態を良好に保つための魚箱使用後の洗浄等の取組の協力依頼を行うとともに、北海道漁業協同組合連合会と連携のもと東アジアへの輸出に向けて、必要に応じて施設の整備等を進める。
○全漁業者及びいぶり中央漁協、登別市、白老町は、開発局に対して登別漁港の整備促進を要請するとともに、漁業者及びいぶり中央漁協自らも北海道の協力を得て、荷受け者である市場職員とともに連携し、衛生管理研修会を開催し、衛生管理意識の啓発・普及に努めるとともに、漁港における各種作業にかかる動線を整理し輻輳化を回避することで水産物への細菌混入リスクの低減に努めるべく、登別・白老地域マリンビジョン協議会と連携し漁港内の作業ルール設定を行い、衛生管理体制の強化及び作業の効率化を図る。
また、現在は漁港内では十分氷が確保できず外部移入氷を利用せざるを得ない状況を踏まえ、衛生管理の徹底や鮮度保持の強化のため、製氷貯氷施設の整備を行うべく、利用方法や新たな施設整備による効果検討を行う。
○全漁業者及びいぶり中央漁協、登別市、白老町は、女性部及び青年部の協力により、「白老港登別漁港朝市夕市」や登別駅前での「海鮮直市」を開催し、前浜産魚介類のPR及び地産地消を推進するとともに、前浜産エゾアワビの市町内での消費流通の可能性を探るなどの取組を通じて、地元の温泉や周辺観光施設などの異業種との連携を含めた販売促進戦略を定める。

団体情報


JF・団体名 いぶり中央漁業協同組合
住所 〒059-0466
北海道登別市登別港町1-28
電話番号 0143-83-5001