森漁業協同組合

森地区地域水産業再生委員会|
北海道

森漁業協同組合

取り組み概要

漁業収入向上の取組

  • ザラボヤ対策
  • 魚価対策

漁村の活性化のための取組

  • 漁業後継者・漁業労働力確保対策
  • 定期的な直売会の実施

浜プランの取組内容

漁業収入向上のための取組

【ザラボヤ対策】
○ 噴火湾では、ホタテガイへい死は約5年毎に発生していたが、ここ数年は毎年発生し漁家の生産量も過去最低を記録し漁家経営が危機的状況にある。その対策が急務とされており、そのため当該漁業協同組合も加入している噴火湾ホタテ生産振興協議会が計画する漁場環境保全対策の実施とへい死対策として設置した漁場観測ブイを活用し、噴火湾湾口からの影響や湾内の海洋環境の変化を観測し、これにより得られた情報を漁業者に提供し、そのデータを元に漁業者が漁場環境保全を図り、より高度な養殖管理を行い、ホタテガイへい死率を低減し、安定的な生産を図り漁家経営の安定化を図る。

○ ホタテ養殖漁業者はヨーロッパザラボヤの異常付着による養殖ホタテの生育阻害、脱落やへい死を減少させる為、有害生物漁業被害防止総合対策事業等を活用しザラボヤの洋上駆除に必要な機器を導入し徹底して実施することで、水揚量の増加とヨーロッパザラボヤの根絶を目指す。

【魚価対策】
○ 漁協は海外輸出の拡大に向け、出荷量に応じた適正な衛生管理が可能なプラスチックタンクを積極的に導入し、各漁業者に対し利用するように推進する。

○ 漁協は消費地市場関係者との意見・情報交換を行うことにより、消費者ニーズに配慮しつつ漁獲物の地産地消の推進やブランド化を目指す。

○ 漁協は漁獲物の高鮮度出荷や活魚出荷の割合を増やすため、衛生管理研修会の開催を開催し、漁業者へ鮮度保持に関する技術普及を図ることに加え、現況の漁獲に合った規模の製氷貯氷施設の新設を検討する。また、関係漁業者は漁船への氷の供給方法などを統一し、鮮度の均一化に取り組むとともに、活魚水槽を活用した活保管と消費地のニーズに合わせた出荷調整に取り組み付加価値向上を図る。

○ 漁協及び全漁業者は未利用魚種の知名度アップと付加価値向上に向けて、消費者ニーズ・流通市場の情報等を踏まえて、未利用魚種の販売促進活動の取り組みや、新商品開発・地産地消を核とした6次産業化を推進する。

○ 漁協は定置漁業者、底建網漁業者に対し、漁獲量にあった鮮度保持の体制を整えるため、沖合からいわしの入網量の情報提供を徹底させる。

【水産資源対策】
○ 漁協及び採介藻漁業者は水産試験場等の試験研究機関と連携して、マボヤの採苗技術の向上を図り、札幌等を中心とした国内消費地の各量販店を回るなど販路の開拓を行う。

○ 採介藻漁業は漁協及び町と連携し、ハタハタ産卵礁の設置による稚魚育成環境の整備を北海道に対し要望し、漁業者自らも、なまこの種苗放流の実施によりなまこ資源の維持・増大に努める。

○ 各種刺し網漁業者、定置漁業者、底建網漁業者及び漁協はマツカワの種苗放流による資源増大を図る。

【漁場環境対策】
○ 採介藻漁業者は磯焼け対策としての痩せウニの駆除を行い、駆除ウニの有効利用について漁協及び関係機関と検討する。

○ 採介藻漁業者及び漁協はこんぶ藻場造成のため天然石及びホタテ貝殻等、未利用資源を活用した人工石等を設置する。

漁村の活性化のための取組

【漁業後継者・漁業労働力確保対策】
〇 漁協は北海道漁業就業支援協議会を活用した研修生の受け入れの実施を図る。
〇 漁協は各種制度を活用し、漁業後継者及び漁業労働力の確保に努める。
〇 漁協は作業人員の不足している漁業者に対し、外国人研修生の積極的な活用の呼びかけと、受入後の事務的なサポートを実施し、人材不足問題に取り組む。

【浜のイメージアップ対策】
〇 漁協は水産物の旬の味を知ってもらうと共に、浜に足を運んでもらい、親しみをもってもらうため定期的な直売会を実施する。 


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