浜プランの取組地区数
5
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4
地区
※2023年3月末時点
浜プランの取組地区数
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地区
※2023年3月末時点
ホタテガイ漁業者 53 名とホタテガイ養殖漁業者 49 名はサロマ湖養殖許容量のもと、採苗から育成・出荷まで定められた枚数を養殖し、かつ漁協で定めた養殖資材1カゴ当たりの枚数を遵守して資源管理を徹底して育成します。
する。
ホタテガイ漁業者は資源管理のもと、大型の稚貝をオホーツク海に放流し、ヒトデなどの外敵駆除を実施し生残率・漁獲数量の増加を図り漁業収入の増加を目指します。
ホタテガイ養殖漁業者は上記の資源管理の他にホタテガイ養殖許容量点検調査を行い更なる資源管理を実施すると共に、大型の稚貝を成貝に育成して出荷することで、生鮮での販売、漁協の加工施設での乾貝柱製造による輸出製品の増大と漁業収入の更なる増加を目指します。
更なる輸出の増大に向けて乾貝柱工場の保管庫・選別機を含む製造能力向上と玉冷工場の増築によるEU-HACCP対応工場への整備を検討していきます。
定置漁業者 53 名は衛生管理・鮮度保持の徹底、殺菌海水の使用を進めることにより品質管理・魚価の安定・付加価値向上に取り組みます。
漁協とホタテガイ漁業者・定置漁業者はサロマ湖漁港の航路整備の事業促進を国・北海道へ要請するとともに、富武士漁港の屋根付き岸壁・殺菌海水装置設備などの衛生管理型漁港への整備促進を要請していきます。
全漁業者及び漁協と佐呂間町は、「サロマ大収穫祭」や北海道外の佐呂間町ゆかりの販売イベントに参加し、水産物の安心安全をPRすることや地場産品の紹介・魚食推進を進めて水産物の販売拡大により漁業収入の向上を図ります。
JF・団体名 | 佐呂間漁業協同組合 |
住所 | 〒093-0594 北海道常呂郡佐呂間町字富武士 |
電話番号 | 01587-2-3324 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されており、2017年8月現在、北海道から沖縄まで、全国で640を超える浜プランが策定されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
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北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |