浜プランの取組地区数

5 8 8 地区
※2024年3月末時点

北海道|寿都地区地域水産業再生委員会

寿都町漁業協同組合

取組概要

  • 新たな養殖資源(貝類:イワガキ、イガイ)の開発
  • イワノリ生産量拡大対策

取組タイプ

  • 種苗放流
  • 藻場・干潟など水産動植物の生育の場の造成
  • 有害生物の駆除や磯焼け対策
  • 養殖の生産規模拡大

魚種

  • ホタテ
  • カキ
  • ウニ
  • サケ
  • アワビ

浜プランの取組内容

①水産資源の増大と所得の向上
・ホタテ・カキ養殖の継続的実施
ホタテ・カキ養殖漁業者(21名)は、養殖施設再設置事業(ホタテ・カ
キ養殖施設整備事業)により平成26・27年度に整備が完了した強固で投資
効率の良い養殖施設の継続的利用により漁業経営の安定を図る。
・養殖ホタテガイの斃死対策の継続実施(ホタテ稚貝の地場採苗生産拡
大)
ホタテガイ養殖漁業者(21名)及び漁協は、平成28年より続いている養
殖ホタテガイの斃死対策として、採苗~分散~養殖作業を再構築する。
地場採苗の拡大を図り、ホタテ稚貝購入金額の削減及びホタテ生産量の
改善により漁業所得の向上を図る。
・サケ、アワビ、ヒラメ、サクラマス、ニシンの増殖を図るための稚魚放
流事業
全漁業者(101名)及び漁協は、サケ、アワビ、ヒラメ、サクラマス、ニ
シンの増殖を図るための稚魚放流事業を継続する。
・堆肥分解性ブロックの継続製造、及び磯焼け海域への設置による藻場面
積の拡大
ウニ・アワビ等浅海漁業者(84名)及び漁協は、磯焼け対策等の保全活
動事業として、水産加工残渣と町内森林の間伐材及び下水汚泥を発酵処理
した堆肥分解性ブロックを継続的に製造し磯焼け海域に設置する効果的な
事業を推進する。これにより藻場面積の拡大を図り、身入りが良く成長速
度の速いウニ・アワビを生産し、漁業所得の向上を図る。
・イワノリ生産量拡大対策:1次処理加工協業化【新規】
ウニ・アワビ等浅海漁業者(84名)及び漁協は、イワノリ生産の課題と
なっている出荷前の1次加工処理について、協業化を図ることで生産量を
増加し、漁業所得の向上を図る。
・新たな養殖資源(貝類:イワガキ、イガイ)の開発【新規】
カキ養殖漁業者(21名)及び漁協は、気候変動に対応した養殖業とする
ため新たな養殖魚種の確立を図る。イワガキ養殖を行い、現行のマガキと
絡めた販売戦略を構築し、漁業所得の向上を図る。
②漁家経営の安定
・水産物普及・体験交流施設の効果的、継続的利用
定置・底建網漁業者(20名)、漁協及び寿都町は、海業支援事業により
平成26・27年度に整備が完了した水産物普及・体験交流施設を効果的、継
続的に利用し、水産物の価格向上と地域雇用の拡大、安全・安心・新鮮な
水産物の消費者への提供、並びに修学旅行生や一般客を対象に魚食普及研
修体験等の都市漁村交流事業により販売先等の拡大に努める。
・寿都漁港内の蓄養施設利用拡大(魚類の一時蓄養)
全漁業者(101名)及び漁協は、寿都漁港内の蓄養施設でのアワビ、ウニ、
ホタテ、カキ等の貝類の蓄養に加え、沖合で漁獲されるヒラメなどの魚類
蓄養も実施し利用促進に努める。
・寿都アンテナショップ「魚一心」(ニセコ町)との連携による魚介類の
販売拡大
全漁業者(101名)、漁協及び寿都町は、寿都アンテナショップ「魚一
心」との連携を深め、インバウンドで賑わうニセコ地域での寿都産魚介類
の販売・利用促進を図り、販売先等の拡大により、漁業所得の増大を図
る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 寿都町漁業協同組合
住所 〒048-0404
北海道寿都郡寿都町字大磯町20
電話番号 0136-62-2555