浜プランの取組地区数
(2025年3月末時点)
563 地区
① 水産資源の安定増大への取組
・沙留漁協とほたてがい養殖業者は、放流するほたて稚貝を従来より大きく(6㎜~10㎜程度)することに取り組み、稚貝の育成促進及び生残率の改善を図るとともに、放流枚数を安定的に生産することにより、生産量の向上を図る。
・さけ定置網漁業者とます小型定置網漁業者は、管内さけ・ます増殖事業協会が整備したふ化場並びに漁協が整備したさけ稚魚の海中飼育施設を活用し、健康な稚魚を育成・放流することにより、さけ・ますの回帰率を高め、漁獲量増加による漁業収入の向上を図る。
・沙留漁協とうに漁業者、こんぶ漁業者は、高齢の漁業者への対策も兼ねて、割石投入によるうに・こんぶの増産を目的とした浅海増殖場の造成を計画する。
② 漁港等の整備促進の取組
・ほたてがい養殖業者は、港内からの取水により分散作業をしているが、大雨時の河川増水による港内流入により、低塩分下での稚貝作業中止となることで分散が遅れ、稚貝の生残率が低下する(密集、ヒトデ・かに等による捕食)。よって沙留漁協とほたてがい養殖業者は、井戸設置による外海清浄海水取水を計画し、稚貝にダメージのない外海水を利用することで、分散作業の早期終了による稚貝の生残率を高め、生産枚数の計画達成による漁業収入の向上が図られるよう検討する。
・沙留漁協と全漁業者は、漁港の狭隘解消や屋根付き岸壁の整備をすることで水産物の流通拠点として安全・安心な物流を目指すことを北海道・国に要請する。
③ 魚価向上の取組
・沙留漁協と全漁業者は、製氷貯氷施設を整備することにより、必要施氷量の確保及び鮮度保持が徹底されることで、より浜値の底支え並びに魚価の向上を目指す。
・たこ漁業者は、蓄養により数量をまとめることで、少量の都度販売よりも買受人に対する販売を増加させ、高値での取引に取り組む。また、あらかじめ出港前に船に氷を備蓄し、鮮度を保持することで単価向上を図る。
④ ブランド化による消費拡大
・沙留漁協と毛がに篭漁業者は、販売戦略に基づき、海明け直後に水揚げされる毛がにのうち、サイズ、重量及び色合い等が一定水準に達したものを「海明け一番がに」と命名し販売する独自のイベントを行う等、水産物のブランド化に取り組み、さらに、ホームページや産地特売会、地域と連携したイベント等で漁業者が水揚げした水産物をPRすることにより、知名度向上による消費拡大を図り、漁業収入の向上を目指す。
⑤ 海業による収入向上の取組
・海業、特に遊漁船業に取組む漁業者は、魚を釣る楽しさや魅力を興部町及び沙留漁協のホームページに掲載し、SNSにより広めることで、遊漁客数の増加による遊漁船収入の向上を図る。
① 沙留漁協と全漁業者は、現在、漁家で雇用されている従業員で新規就業に意欲のある者は沙留漁業協同組合の准組合員として加入してもらい、経営基盤が安定していないことから既存の組合員と共同経営をすることで、経営に対する不安の低減を図り、新規就業者数の増加を目指す。
② 興部地区地域水産業再生委員会は、地元小学生、中学生の漁業体験授業、見学、興部町地域活性化協議会と連携し、興部町と沙留漁協のHPで周知活動を行うことで、大学生等のゼミでの地域研修の誘致を行う。