浜プランの取組地区数

5 5 4 地区
※2023年3月末時点

北海道|西網走地区地域水産業再生委員会

西網走漁業協同組合

取組概要

  • シジミ・ワカサギの資源増大、環境保全推進活動
  • 地元ホテル・飲⾷店との⽔産フェア開催による知名度向上

取組タイプ

  • 有害生物の駆除や磯焼け対策
  • 種苗放流
  • イベントの開催や出店
  • 市場の運用見直し(競りの回数・時間・方法等)
  • 学校給食への供給
  • 魚食普及活動
  • 宣伝・広告
  • 地産地消活動

魚種

  • ホタテ
  • シジミ
  • ワカサギ
  • シラウオ
  • クロガシラガレイ

浜プランの取組内容

・ホタテガイ漁業者32名及び漁協は、能取湖において、ホタテ稚⾙の放流直前の4〜5
⽉頃にヒトデ等の害敵駆除を⾏うことで漁場の改善に努めるとともに、ホタテ稚⾙を従
来より⼤きいサイズ(3.5㎝→4㎝)にて放流することにより、稚⾙の育成促進及び⽣残
率向上や漁獲サイズの⼤型化に努め、安定した⽔揚げの確保と漁獲量の向上及び漁価向
上を⽬指す。
・シジミガイ漁業者38名及び漁協は、新たにシジミガイの⼈⼯種苗⽣産・種苗放流に取
り組むとともに、網⾛湖において、シジミ種苗の放流直前に漁場耕耘を⾏うなど漁場の
改善に努めることで、資源量の増加を⽬指す。また、シジミガイの品質確保による価格
の安定と⾷品としての安全性向上を図るべく、関係機関と連携して⾷味試験や臭気分析
試験を実施するとともに、臭気分析により原因物質が基準を超えた場合、⼀定時間⽔槽
にて畜養し、基準以下となることを確認してから出荷するなど、低品質のシジミガイの
品質改善技術の向上を図るための⼿法を定め、適切に実施するための研修会を開催す
る。また、天然⾙の産卵を促すため、漁業者は産卵状況の把握に努めるとともに、網⾛川可
動堰を管理している北海道開発局に対して、産卵に必要な塩分濃度を確保できるよう、
適宜、海⽔の導⽔を要請する。
・ワカサギ漁業者30名及び漁協は、網⾛湖において、全国各地からの活卵出荷の要望に応
えるため、新たにワカサギの⼈⼯種苗⽣産・種苗放流に取り組むとともに、放流直前の5
⽉頃にトゲウオ等の害敵駆除に努めることで資源量の増加を⽬指す。
・定置漁業者32名及び漁協は、能取湖において、さけの稚⿂の種苗放流に取り組むことで
資源量の増加を⽬指す。放流後の⽣残率等の状況把握に努め、必要に応じて、研究機関の
協⼒を得て原因調査を⾏い、その対策に努める。
・刺網漁業者32名及び漁協は、能取湖において、新たにクロガシラガレイの⼈⼯種苗⽣
産・種苗放流に取り組むことで資源量の増加を⽬指す。放流後の⽣残率等の状況把握に努
め、必要に応じて、研究機関の協⼒を得て原因調査を⾏い、その対策に努める。
・シラウオ漁業者及び漁協は、漁獲の⼤半が道外に流通しているシラウオについて、品質管
理強化による⿂価向上を⽬指して、トレーサビリティの導⼊についての検討を⾏う。
・全漁業者及び漁協は⽔産資源の維持、増⼤及び持続的利⽤を⽬指して、関係機関と連携し
て、網⾛湖、能取湖及び周辺河川の環境の保全を推進する活動(清掃・植樹活動等)に取
り組む。
また、網⾛市やと連携し、近隣市町及び⼤消費地への販売促進活動を⾏うための販売戦略
を定めるとともに、観光協会等関連団体とも連携し、イベント開催や道の駅での販売促
進、観光資源としての活⽤強化のため、地元ホテル・飲⾷店との共同企画による⽔産フェ
アを通じて知名度アップに取り組む。
また、⼩学校での出前⽔産授業、親⼦⽔産学校、料理教室などを通じた⿂⾷普及による


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 西網走漁業協同組合
住所 〒093-0045
北海道網走市大曲1-7-1
電話番号 0152-61-3311