北海道|釧路市東部地域水産業再生委員会

釧路市東部漁業協同組合

取組概要

  • 「釧路ししゃも」のブランド確立
  • 活〆技術の普及による、鮮度保持向上

取組タイプ

  • 有害生物の駆除や磯焼け対策
  • 鮮度以外の品質向上(神経締め、活け締め、活魚出荷等)
  • 宣伝・広告
  • 資源管理型漁業

魚種

  • コンブ
  • サケ
  • シシャモ
  • ホッキ
  • ツブ

浜プランの取組内容

・昆布漁業者88経営体は、昆布荒廃漁場や疲弊した漁場の雑海藻駆除を
行った翌年は自主禁漁とし、輪番操業をする事により常に生産性の高い昆
布漁場を確保すると共に、モニタリング調査を計画的に実施する事で資源
増大と収入の向上を図る。
更に、釧路昆布普及協議会と連携し、道央・関西地区を中心に釧路市東
部産なが昆布を食べる昆布としてのブランドイメージを強調した販売・宣
伝活動を行い、認知度向上及び消費拡大に取り組む。
・さけ定置漁業者2経営体は、春のトキシラズや秋の秋鮭、ブリの漁獲サ
イズ等一定基準を設定し、良質なものだけを選別・活〆処理により鮮度の
均一化に努め、他地区との差別化を図ることで付加価値の向上と消費拡大
に取り組む。
・ししゃもこぎ網漁業6経営体は、水産試験場等と行う資源調査に基づく
漁獲限度量を遵守すると共に、産卵親魚の河川遡上状況を調査すること
で、遡上時期を早期に特定し、遡上開始時に操業終了の措置を行うなど、
きめ細やかな資源管理を行うことで資源の維持増大に努める。
また、釧路ししゃものブランド確立に向け釧路市と連携し、釧路市内飲
食店やホテルで釧路ししゃもを使った料理を提供する釧路ししゃもフェア
を毎年11月に開催しており、他地域へのPR活動の強化や販売の戦略策
定に取り組む為、水産加工業者とも協力実施し、販路拡大に努める事で消
費拡大と魚価の向上を図る。
・ほっき漁業者6経営体は、資源量調査による適正な漁獲量の上限設定、
漁獲サイズの制限による適正な漁獲管理に努めるとともに、稚貝の移植放
流を行い資源管理及び維持・増大を図る。
また、鮮度保持を徹底する為、共同施設の水槽利用により「活」保管
し、需要に合わせた出荷により販路拡大と付加価値の向上に取り組む。
・つぶかご漁業者5経営体は、種苗放流やヒトデ駆除を行い、資源の維持
増大を図る。
・漁協直売市や産地直販、販売促進イベント等を通じて、鮮魚・昆布等の
販売やPR活動を行い釧路市東部ブランドの普及促進による販路拡大と付
加価値の向上を図る。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

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