浜プランの取組地区数

5 5 4 地区
※2023年3月末時点

岩手県|岩手県大船渡市盛川地域水産業再生委員会

盛川漁業協同組合

取組概要

  • 中間育成施設の整備と放流
  • 自然再生産によるアユ資源量の増大

取組タイプ

  • 種苗放流
  • 宣伝・広告
  • イベントの開催や出店

魚種

  • アユ
  • サクラマス

浜プランの取組内容

以下の取組により、基準年平均値に対し 1.5%の収入向上を見込む。
① 中間育成施設の整備と放流
盛川漁協は、盛川下流域で水温の高い岩手県大船渡市赤崎町石橋前地先にアユ・サクラマスの中間育成施設を整備し、アユ等の資源の増大を図る。
[施設機能]
アユ 8.0t(80 万尾)生産
サクラマス稚魚(ヤマメ) 0.5t(5万尾)生産
[施設規模]
敷地面積 2,300 ㎡
飼育池、ターポリン水槽
10m水槽:4 池
8m水槽:7 池
6m水槽:7 池
3m水槽:2 池
受水槽:1,075 ㎥
【アユ】
・盛川漁協は、種苗を購入し、自河川放流約 1.0t(約 10万尾)を維持する。
【サクラマス】
・盛川漁協は、種苗を購入し、自河川放流約 0.4t(約4万尾)を維持する。
② 自然再生産によるアユ資源量の増大
盛川漁協及び漁業者は、自然再生産によるアユ資源を増大させるために、産卵床として可能性のある河床の掻き起こしを計画的に毎年5箇所実施することにより産卵床となる河床面積を増大させ、備した産卵床整備区間には禁漁措置を行う。
③ 遊漁者数の増大
盛川漁協及び漁業者は、遊漁者数の増加を図るため、ヤマメやアユなどの解禁時のマスコミ取材の際に、川釣りの楽しさや醍醐味を広くPRする他、釣りの楽しさを広く周知する方法を検討する。
また、「親子釣り教室」や釣り経験の浅い遊漁者を対象に行う「釣り指導会」の開催に向けた検討を行う。
盛川漁協及び漁業者は、川や川魚と触れ合う機会の創出として、東日本大震災後から休止している「あゆっこまつり」の再開に取り組む。
盛川漁協及び漁業者は、河川敷を清掃整備並びに適正な数のアユ種苗を放流して「釣り易い、釣れる川」としての認知度向上のための取組みを行う。
④ 地場産オトリアユの販売
盛川漁協は、漁協所得の向上を図るため、中間育成施設の余剰生産分をオトリアユとして遊漁者に販売するため、遊漁者から意見を聴取する。
⑤ 釣り場環境の整備
盛川漁協及び漁業者は、遊漁者と共に、釣りのシーズン前に車道から釣り場までのアクセス道の整備や水辺の樹木伐採、ゴミ拾い等の河川美化活動を行い、より良い釣り場環境、親水環境等の整備を行う。また、河川管理者と上記環境整備について協議し、実行していく。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 盛川漁業協同組合
住所 〒022-0007
岩手県大船渡市赤崎町石橋前10-7
電話番号 0192-26-3105