山形県|山形県水産業再生委員会(はえ縄部会)

山形県漁業協同組合(はえ縄)

取組概要

  • 「鳥海岩牡蠣」のブランディング
  • HP、SNS、YouTubeを活用して地域の漁業の魅力をPR

取組タイプ

  • 鮮度管理の徹底
  • 衛生管理の徹底
  • イベントの開催や出店
  • 種苗放流
  • 資源管理型漁業

魚種

  • サケ
  • スルメイカ
  • マダイ
  • イワガキ
  • ヒラメ

浜プランの取組内容

(1)魚価向上や高付加価値化
①鮮度保持に関する機器導入を進め、品質確認や技術向上に向け水産研
究所の指導を受ける。また、マダイ及びヒラメの鮮度保持効果を仲卸
業者等に対して科学的根拠に基づいてPRする。
②サケ銀毛資源の漁獲情報を県及び山形県鮭人工孵化事業連合会(以
下、「孵化連」と言う)に提供し、サケ銀毛資源造成試験のデータの
蓄積に協力する。また、サケの人工ふ化放流事業を安定的に実施して
いくため、県内15箇所のサケふ化場の施設において、定置網及び刺し
網漁業者の協力(孵化連に支払う賛助会費の一部を充当)の下、必要
な修繕を実施する。漁協、県、市町及び孵化連は、山形県サケ資源検
討委員会等の場において、地場系群(主に後期群)増大に向けた具体
策を検討する。
③大型クロマグロの漁獲効率化に資する電気ショッカー、小型クレー
ン、鮮度保持に必要な大型魚艙の整備を進め、高鮮度出荷に取り組
む。
④スルメイカに比較して活魚出荷の技術的難易度が低いケンサキイカの
活魚出荷を通して技術の習熟を図り、スルメイカの活魚出荷を試行す
る。
⑤栽培漁業センターの遊休池を活用した蓄養出荷を実施し、アワビの蓄
養活魚出荷を進める。
(2)新商品開発や販路拡大等による積極的なマーケティング
①「庄内おばこサワラキャンペーン」及び「天然とらふぐキャンペー
ン」を開催する。
②「活イカキャンペーン(仮称)」を実施する。
③「鳥海岩牡蠣」の全数殺菌出荷とPRを行う。
④未利用・低価格魚を活用した加工品開発及び取組に必要な機器整備を
推進する。
⑤加工機器整備や加工技術の向上を図り、6次産業化に取り組む。
⑥学校給食での庄内浜産水産物の利用促進を推進する。
⑦県では、庄内浜産水産物を利用した嚥下食開発を進める。
(3)地域の特性を生かした独自の資源管理による生産量の拡大
①各資源管理計画を実行する。
②ヒラメ及びアワビの健苗生産を進め、マナマコの種苗生産と放流を実
施する。
③アワビ種苗の丁寧な放流を4地先で実施する。
④県は、県栽培漁業センターの施設修繕を実施する。また、施設更新に
向けた方向性を整理する場を設置し、地下海水試掘調査の計画をまと
める。
⑤サケふ化放流施設の長寿命化及び更新を支援する。舟形町サケふ化場
の井戸整備を行う。
⑥操業の機会等を利用し、密漁防止等の監視活動を行う。
⑦県はイワガキ増殖礁の設置(暮坪地区)を行い、県漁協及び漁業者は
既存増殖礁のモニタリング調査を行う。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報