浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
5
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地区
※2024年3月末時点
①魚価向上への取り組み
・シラス船びき網漁業者 72 名は,シラス鮮度管理学習会を開催し,鮮度
管理技術の底上げを図る。
・漁協は,観光協会や商工会等と提携して,鹿島港に水揚げされるシラス
やヒラメ等の水産物について,すでに取引のある地元飲食店への出荷を継
続・拡大するとともに,旅館等での流通にあたっての調整を行う。
②地産地消の推進
・全漁業経営体 72 名及び漁協は,「鹿嶋まつり(産業祭)」や「鹿島灘
はまぐり祭り」等での PR 活動を通して,良質な鹿島灘産水産物の認知度
向上および地産地消を促進し,魚価の向上を図る。
・漁協及び市は,鹿嶋市内の幼稚園及び小中学校の給食へのシラス加工品
の提供を継続するとともに,保育園等提供先の拡大を検討する。
・漁協及び市は,ホッキガイの消費拡大を図るため,地元寿司店,日本料
理店への安定供給のほか,「鹿嶋まつり」や「鹿島灘はまぐり祭り」等で
の PR 活動を行う。
・漁協は,「いばらきの地魚取扱店」に対してヒラメ,ホッキガイ等の提
供を継続し,地元水産物の知名度向上と地産地消を促進する。
③水産資源の維持・増大と漁場環境保全
・全漁業経営体 72 名及び漁協は,隣接する茨城県栽培漁業センターが生
産したヒラメ種苗の放流や,ハマグリ稚貝の放流を行うとともに,適正な
漁獲管理を行うことで,水産資源の増大を図る。特に,ハマグリについて
は,小サイズ(殻径6~7cm)以下の個体の再放流に努めることで,単価
向上及び資源の有効活用を図る。さらに,潮干狩りの新たなルールの周知
に努めることで稚貝の保護を図る。
・漁協及び市は,海岸を守る会,環境サポーターと連携し海浜漁場環境の
保全活動を推進する。
・鹿島灘多面的機能活動組織は,年1回,海難救助訓練を実施する。
JF・団体名 | 鹿島灘漁業協同組合 |
住所 | 〒314-0012 茨城県鹿嶋市大字平井字灘2289 |
電話番号 | 0299-82-2089 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
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北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |