浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
●2 棟目のノリ共同加工施設の整備
第 1 期浜の活力再生プランに基づき 30 年度に実施設計したノリ共同
加工施設の本体工事を行う。整備が完了する 31 年度漁期の途中から運用
を開始する。
⇒ノリ共同加工施設の利用により漁期あたり 32%の所得向上を見込む
が、初年度は漁期途中からの利用になるため、1/2 の 16%の向上を予定す
る。
●単価の高い青混ぜノリの生産
青混ぜノリに利用するアオノリの人工採苗に県水産総合研究センターの
指導を受けて取り組む。
6
●生産対策
高水温化に対応するため、高水温耐性品種ちばの輝きの普及を推進する
とともに、養殖開始日を決定するにあたりノリ漁場水温予報システム、
気象庁やヨーロッパ中期予報センター等の 7~10 日先の予報を活用する。
また、近年の大型台風に対する適切な対策を講じるため、先の予報の
活用と併せて、「台風に対する避難手法」の積極的な利用を図る。
近年の生育不良の原因究明と対策の開発に水産研究センターと連携して
取り組む。
●PR 活動
学校給食へのノリの提供、生ノリフェアとの連携、海苔販売促進基本
方針に基づく取組に積極的に参加する。
JF・団体名 | 富津漁業協同組合 |
住所 | 〒293-0021 千葉県富津市富津2035-74 |
電話番号 | 0439-87-5561 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |