八丈島漁業協同組合
東京
八丈島漁業協同組合
取り組み概要
漁業収入向上の取組
- 漁獲の中心であるキンメダイとTAC魚種であるクロマグロの持続的利用と単価の向上
- 地産地消の推進
漁村の活性化のための取組
- 漁業後継者の確保育成
- 魚食普及の推進
浜プランの取組内容
漁業収入向上のための取組
①魚価の向上及び販路拡大の推進
・漁協は組合員の協力を得て、島内販売分を除いた漁獲物を東京都漁連
へ全量出荷を行う。
・漁協は東京都漁連が実施する水産物の認知度向上や販路の多角化に向
けたイベント等の取組に協力していく。
②漁獲の中心であるキンメダイとTAC魚種であるクロマグロの持続的利用と
単価の向上
・漁業者はキンメダイ資源の増加に資するため、1人当たりの縄数や1縄
当たりの針数等の現在の資源管理措置を遵守するとともに、7~9月に
20日間の休漁、小型魚の多い漁場を禁漁にする。
・漁業者は1都3県のキンメダイ漁業者との資源管理に向けた話し合い
を継続する。
・漁業者は漁獲報告発行ツールである「トリトンの矛」でイルカ・サメ
被害情報を入力し、島しょ農林水産総合センター及び漁業者間で被害
情報の共有化を図り、被害の大きい海域での操業を回避する。
・漁協はキンメダイの荷捌きについて、自動選別機の導入を検討する。
・漁業者は、クロマグロの「やけ」防止の取組みとして血抜きや神経締
めを行い、海水氷での冷やしこみを実践する。
・漁業者は、クロマグロ漁獲超過にならないよう漁業者間の操業中の漁
獲に関する情報交換を緊密に行いながら操業する。
③地産地消の推進
・漁協は水揚状況に注視しながら、情報発信を行うことで島内の魚屋
や、島民への直接販売、注文販売、宅配対応を通じて、利益率の高い
島内販売を増やしていく。
・漁協は定期船の欠航時には止め物となる場合や特定の魚種である程度
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量がまとまった時など、市場価格を見ながら、島内の魚屋や漁協女性
部とも連携し、出荷調整を行い、魚価の低下を防ぐ取組を行う。
④共同利用施設の整備と漁場の造成
・漁協は主力魚種であるキンメダイの選別機の導入を検討する(再
掲)。
・町は漁協・漁業者の協力を得ながら、設置した浮漁礁の管理を行うと
ともに、漁業の動向を調査しながら、浮漁礁の増設を検討していく。
⑤漁業共済等漁業経営を安定させる施策の積極的な活用
・漁協は漁業経営を安定させるため、漁業共済・積立ぷらすの活用を推
進する。
漁村の活性化のための取組
⑦漁業後継者の確保育成
・漁協は東京都漁連、町及び都と連携し、新規就業者の確保から育成ま
でに必要となる短期研修開催や漁業操業に必要な船舶や無線等の免許
取得の経費補助等の各種行政施策を積極的に導入する。
・漁業者は後継者を育成するため、積極的に新規就業者を指導してい
く。
⑧魚食普及の推進
・漁協女性部は八丈島産の水産物を主体に加工し、島内外の学校給食や
飲食店等に加工品を供給する。
・漁協女性部は加工水産物を出荷する際には、八丈支庁が発行する「水
産だより」を同梱し、情報発信に努める。
・漁協女性部は町と連携しながら都内小中学校の授業や栄養教諭等の研
修に参画し、出前授業を実施する。
・漁協女性部は水揚げ情報にも注視しながら漁協とも連携し、加工原魚
の確保に努める。
・漁協女性部は悪天候が続き、水揚げがない状態でも生食用刺身商材を
供給するため、ブライン凍結機を整備する。
⑨観光等他産業との連携
・漁業者、漁協は町の観光セクションとの連携を密にし、釣りやダイビ
ング等の観光資源を生かしながら、水産業の現場に触れあえる機会を
増やすため、ダイビング事業者や遊漁船業者との話し合いを継続し、
トローリングやダイビングと漁業の共存共栄を図っていく。

