新潟県|内海府地区地域水産業再生委員会

内海府漁業協同組合

取組概要

  • 寒ぶりの鮮度保持技術の向上と出荷調整
  • 低・未利用魚のエビかご飼料提供の取組

取組タイプ

  • 鮮度以外の品質向上(神経締め、活け締め、活魚出荷等)
  • 出荷調整(水揚げの時間変更、畜養、冷凍・冷蔵保管等)
  • 種苗放流

魚種

  • ブリ
  • エビ
  • サバ
  • アワビ
  • ヒラメ

浜プランの取組内容

取組内容は、進捗状況及び得られた成果等踏まえて必要に応じて見直すこと
とする。(2 年目以降も同じ)
① 寒ぶりの鮮度保持技術の向上と出荷調整
・大型定置網漁業者は、11 月から 1 月に漁獲される寒ぶりの鮮度保持とし
て、活締め・神経締めを継続的に行う。また、技術の習得をしていない
大型定置網漁業者に対し、講習会を行う。
・漁協は、漁連と連携し、活締め・神経締めを施した寒ぶりを島外の飲食
店等に付加価値を付けて販売するため飲食店等が使用しやすい魚体(魚
体重9kg以上、脂質量15%以上)を基準とし、販売先の評価を取り
入れながらタグの取付、トキ色の魚箱を使用するなどして差別化した寒
ぶりの販売を継続する。また、島内の飲食店等への販売も検討する。
・漁協と大型定置網漁業者は、寒ぶりの安定した出荷を図るため、大量漁
獲された寒ぶりを前期に導入した大型の金庫網で畜養し、佐渡魚市場の
状況を把握しながら、高値で取引されるように出荷調整を行う。
② 低・未利用魚のエビかご飼料提供の取組
・漁協と定置網漁業者は、赤泊地区のエビかご漁業者と飼料利用が見込ま
れるサバの提供方法(荷姿や運搬等)や価格を協議する。
③ 新規就業者の雇用対策
・漁協と漁業者は、鷲崎地区の小中学生を対象に現在行っている魚料理教
室を継続して実施する。また、主体漁業である定置網漁業や養殖漁業の
知識を学ぶ場として漁場見学や出前授業などの開催拡大を検討する。
・漁協と漁業者は、漁連・佐渡市と連携し、新規漁業就業者総合支援事業
等を活用し、新規漁業就業者がすぐに着業できるように、漁業者とのマ
ッチングや研修会開催等、漁業就業者の確保育成に努める。
④ 水産資源の回復と維持管理
・漁協と漁業者は、離島漁業再生支援交付金を活用し、漁礁等の設置、ア
ワビ(3,000 個)、ヒラメ(2,000 尾)、の種苗放流を実施する。また、当地区
のナマコの水揚げが増加している事から、佐渡広域水産業再生委員会と
連携し、稚ナマコの放流に向けて検討する。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

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