婦負漁業協同組合

① 自然繁殖力の再生
漁業者及び漁協は、サクラマス及びアユの産卵床となりうる箇所
が存在しないか現地調査を行うとともに、魚の遡上や降下を阻害
している箇所を確認する。
② 栽培漁業への取組推進
漁協は、サクラマス及びアユの放流事業・人工ふ化放流事業を継
続し、河川に生息する魚類の魚数の安定化を図る。また、サクラ
マスの親魚放流の効率的・経済的な実施方法を検討する。
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③ 販売経路及び集荷・出荷システムの見直し
漁協は、サクラマス及びアユを漁協が一元的に集荷・出荷するシ
ステムを検討する。
また、漁協は、サクラマスの加工品をインターネット等により販
売できないか検討するため、サクラマスの加工を行う加工業者と
商品の開発や販売システムについて協議を行う。
さらに、漁業者は、サクラマス及びアユについて一定量の出荷が
可能となる市場等(公設市場、産地市場等)が他に存在しないか調
査を行う。また、安定した受け入れ先を確保するため、既存の産
地市場等と協議を進め、受け入れ可能数量の拡大など出荷体制の
更なる確立を目指す。
⑤ 漁場環境の整備による遊漁者の増大
漁業者及び漁協は、釣りシーズン前に河川や駐車場、アクセス道
路を清掃することにより、漁場のイメージアップを図り、遊漁者
の増大に繋げる。